内海いきふつうで神宮前から豊田本町まで

知立からのったしろいパノラマスーパーとあんまりしろくないパノラマスーパーの混成車を神宮前でおり、こせんきょうをわたって1番線から3番線に移動。ホームの発車案内板に先発快速急行と次発ふつうの表示あり。

20160722_080434 神宮前 - 発車案内板「ふつう 内海 8:09 4両」
080434 神宮前 - 発車案内板「ふつう 内海 8:09 4両」

さいしょにぎんいろ電車のセントレアいき快速急行がはいってくる。ホームにとまると、乗客がのりおりするのと同時に運転士さんも交代する。ここ神宮前の名物ふうけいだ。ちなみに、快速急行はわが三河部ではみかけることのなくなった列車種別だ。

20160722_080744 神宮前 - セントレアいき快速急行
20160722_080808 神宮前 - セントレアいき快速急行
神宮前 - セントレアいき快速急行(うえ=080744)(した=080808)

つぎに鉄仮面の内海いきふつうがはいってくる。車両は6402-6452-6552-6502の6500系1次車。

20160722_080950 神宮前 - 内海いきふつう(先頭6402)
080950 神宮前 - 内海いきふつう(先頭6402)

金山発の電車なのに、たったひとえきの神宮前で運転士さんが交代。律儀(りちぎ)なもんだ。さあ、じぶんもこの内海いきふつうにのりこんで、8時9分、神宮前をしゅっぱつ。

20160722_081003 神宮前 - 内海いきふつう
081003 神宮前 - 内海いきふつう

まずは、みぎにまがりながら名古屋本線あがり線をこえるガードをかけあがっていく。さらに高架のまま国道1号線をこえ、新堀川をわたるとこだけ地平におりて、また高架をあがって、8時11分、さいしょの停車駅、しましきホーム1面2線の豊田本町(とよだほんまち)にとうちゃく。電車をおりる。電車はぎゅうづめでこそないもんの、そこそこのこみようで、とちゅうのふうけいはとれんかった。ここのホームにおりるのははじめてなだけど、想像しとったよりもずーっとりっぱなホームだ。アスファルト然とした神宮前のホームも、せめてこれぐらいにしてもらいたい。

20160722_081248 豊田本町 - 内海いきふつう
20160722_081310 豊田本町 - 内海いきふつう
豊田本町 - 内海いきふつう(うえ=081248)(した=081310)

しばらくホームを見学するうちにホームにひとがふえ、はんたいの金山いきふつうがやってくる。こんなふつう停車駅からでも、そこそこのひとがのっていくだ。なつやすみらしく、リュックをしょったこどももなんにんかおった。これから電車にのるだっていうよろこびにあふれとったよ。いい光景だ。さて、かいさつをでて、まちあるきをするか。

20160722_081842 豊田本町 - 金山いきふつう
081842 豊田本町 - 金山いきふつう

  • 乗車記録 - 2016年7月22日きんようび平日
    • 神宮前 8:09 → (内海いきふつう) → 8:11 豊田本町
      〔1.4km、2分、42.0km/h、170円*1

(さんこう)

*1:じっさいには碧海古井からのっており、ほっからの料金600円をはらっとる

しろいパノラマスーパー♪

ひとでごったがえすあさの知立4、5番線。しましきホームのりょうがわになるだけど、みなみがわの4番線が三河線刈谷方面ホーム、きたがわの5番線が名古屋本線名古屋方面ホームで、こっからのるひと、三河線から名古屋本線にのりかえるひと、ほのぎゃくのひとで、ホームをあるいていけんぐらい、ホームからひとがこぼれおちそうなぐらいこんどるのがこの4、5番線だ。さて、このホームの5番線のほうに、しろいパノラマスーパーがやってくる。岐阜いき快速特急だ。名古屋方面にいそぐひとをいっぱいのせて、7時42分、知立をしゅっぱつ。

20160722_074107 知立 - 岐阜いき快速特急(先頭1909)
074107 知立 - 岐阜いき快速特急(先頭1909)

一ツ木、富士松、豊明、前后、中京競馬場前、有松、左京山、鳴海、本星崎本笠寺、桜、呼続、堀田と通過し、7時58分、神宮前にとうちゃく。乗客がのりおりするのと同時に運転士さんも交代。いや、ほれにしても、しろいパノラマスーパーのよこがおの気品のあること。

20160722_075920 神宮前 - 岐阜いき快速特急
20160722_075937 神宮前 - 岐阜いき快速特急
神宮前 - 岐阜いき快速特急(うえ=075920)(した=075937)

さて、うしろのほうの車両をみると、なんとしろいパノラマスーパーだったのはまえ2両だけで、うしろ6両はあたらしい塗装のあんまりしろくないパノラマスーパーだった。いま、しらべてみると、まえ2両は車両番号1909-1809の1800系で、うしろ6両は車両番号1512-1562-1312-1362-1162-1112の1000系-1200系B編成。

20160722_075954 神宮前 - 岐阜いき快速特急(うしろ6両の先頭は1512)
075954 神宮前 - 岐阜いき快速特急

さいこうびのあんまりしろくないパノラマスーパーの展望車がホームをでていくのをみとどけ、常滑線の電車にのりかえた。

20160722_080009 神宮前 - 岐阜いき快速特急(さいこうび)
080009 神宮前 - 岐阜いき快速特急(さいこうび)

  • 乗車記録 - 2016年7月22日きんようび平日
    • 碧海古井 7:22 → (岐阜いきふつう) → 7:38 知立
      〔10.5km、16分、39.4km/h〕
    • 知立 7:42 → (岐阜いき快速特急) → 7:58 神宮前
      〔19.1km、16分、71.6km/h〕
    • 名鉄とおし
      〔29.6km、36分、49.3km/h、550円*1

(さんこう)

*1:じっさいには神宮前ではおりてない

南阿蘇鉄道、一部区間で運行再開 - 2016.7.31

2016年4月じゅうよっかと16日の熊本地震以来運行休止がつづいとった南阿蘇鉄道だけど、被害の比較的かるい先端区間の中松(なかまつ)から高森(たかもり)まで7.2キロで、2016年7月31日から限定的ながらも運行を再開することがきまったげな。

南阿蘇鉄道の運行再開図(あきひこ)
南阿蘇鉄道の運行再開図(あきひこ)

南阿蘇鉄道31日に一部再開へ - 生活のあし、1日4往復|西日本新聞|2016年07月19日21時12分
  • 熊本地震で被災し、全線運休がつづく熊本県第三セクター南阿蘇鉄道(本社・高森町、草村大成社長)は2016年7月19日、被害が比較的軽度だった一部区間について2016年7月31日から、減便して運行を再開するって発表した。沿線の大部分は被害が集中した南阿蘇村。住民には復興への希望をむすぶ生活路線の再開になる。
  • 再開するのは高森-立野間17.7キロのうち、高森-中松間の7.2キロ。2016年4月じゅうよっかの地震をうけ、点検のため翌15日に運休。2016年4月16日から平常運転にもどる予定だったけど、ほのひの未明の地震で線路やトンネルが大規模被災し、ほのまま全線運休した。再開せやあ108日ぶりの運行になる。
  • 広大な阿蘇カルデラに線路がのびる南阿蘇鉄道は、通勤や通学、おとしよりの通院などのあしであると同時に、トロッコ列車をめあてに観光客がおとずれる南阿蘇観光のめだまでもある。
  • 地震まえは14往復しとったけど、再開后のなつやすみ期間中、運行する4往復のうち3往復はトロッコ列車をはしらせる。
  • 草村大成社長(高森町長)は「立野-中松間は被害が甚大で、こんご、くに直轄で復旧にむけた調査がおこなわれる。全線開通のみとおしはたたんけど、こんかいの一部運行再開は復旧、復興にむけた記念すべき第一歩になる」ってのべた。

◇            ◇

うーん、もともと14往復あったものがたったの4往復で、しかも孤立区間の運行で、どいだけ公共交通のやくめをはたせるかのかともおもうけど、高森町長でもある南阿蘇鉄道の社長のいうとおり、まずは第一歩だ。おおきな損傷のある立野橋梁と白川第一橋梁の復旧、大量の土砂をかぶった線路の復旧っていうおおしごとも、これからある。これがはずみになって復旧がすすむことをいのる。がんばれ、南阿蘇鉄道! がんばれ、熊本!


(さんこう)