松浦鉄道に新型車両 (アハ 150)

松浦鉄道は 佐賀県 最西端、やきものの まち 有田から 北上し 北松浦半島を ひだりまわりに まわって、軍港の まち 佐世保に いたる、全長 93.8 kmの 三セク鉄道です。

経由地には、有田と おなじく やきもので 有名な 伊万里、古代 末盧国(まつろこく)と いわれた 松浦、長崎以前の 南蛮貿易を になった 平戸などの 観光地に めぐまれて います。


線形は ずいぶん ちがうけど、名鉄の 岐阜−豊橋間が 99.8 kmだから、これと だいたい おんなじ 距離ですね。

で、くらべて みると、運賃は 名鉄の 1,430 円に 対して、松浦鉄道が 2,290 円と 約 1.6倍です。

所要時間は 名鉄が 1時間 15分 程度なんですが、松浦鉄道の ほうは・・・、4 時間 以上も かかる! ってか、始発から 終点まで のりとおす ひとは おらん みたいです。

こんな 松浦鉄道ですが、このたび あたらしく 導入された 車両 「肥前 WEST LINER」の 出発式が あったとの こと、うれしく なりました。


※ 写真は 佐賀新聞から 借用


  松浦鉄道の 車両更新計画
    保有車両数: 25 両
    2006 年度更新: 4 両
    2007 年度更新: 4 両 (18 m車)
    2011 年度までにの更新予定: 全 21両


―――記事――――――――――――――――――――――

松浦鉄道の新型車両の出発式が21日、有田町のMR有田駅であった。昨年度に続き導入された600形車両「肥前WEST LINER」の発車を、鉄道や沿線自治体の関係者らが見守った。

出発式では、「一日駅長」を務めたルンビニー幼稚園の西山奈歩さん(6つ)が吉村雅史運転士(32)に花束を手渡し、かわいらしく出発の合図を出した。松浦鉄道の辻昌宏社長は「2011年までに計21車両を導入し、利便性を図りたい」とあいさつ。岩永正太町長が祝辞で「(MR存続のため)町民の皆さんに利用していただきたい」と呼び掛けた。

今年は、昨年同様に4両を本年度に導入しており、同鉄道が保有する25車両のうち8両が新型に。車両は有田町や伊万里市など18市町と国が補助して購入した。

新型車両は従来より全長が2メートル長い18メートル。乗車定員が23人増え125人となったのが特徴で、白色を基調とした外装となっている。

佐賀県内ニュース - 佐賀新聞 12月22日更新(リンクぎれ)


――アハでの コメントへの 返事――

路線図 みると、ほとんど 「なげなわ」 みたいに ぐるーっと まわっとるんで、のりとおしで つかう 鉄道じゃあ ないね。

あとで しらべたんだけど、有田−佐世保間なら JRで 20.6 kmの 距離で、特急が ほぼ 毎時 1 本と、普通が 1 日に 数本 あった。料金も 運賃 450円に 特急は プラス 800 円だった。

うん、松浦鉄道は 一本の 路線って いうより、にし半分と ひがし半分に わけて かんがえるべきだろうね。

にしは、佐世保に むかう ながれが 平戸まで つづく。運行本数も 1時間に 2本 ぐらい ある。

ひがしは、平戸、松浦、伊万里、有田、それぞれの 小都市に むかう ながれが すこしずつと、有田からは メインルートの JR佐世保線に でれるので、全体に 有田へ むかう ながれが ちょこっと ある。で、運行本数は 平戸−伊万里間が 1 時間に 1 本 ぐらいで、伊万里−有田間が 1 時間に 1 本 プラスアルファ ぐらい。

うん、地域住民、松浦半島の ひとたちには たいせつな あしだと おもう。

松浦鉄道の ホームページ みると、沿線ウォーキングや サイクリング列車、えきフェスタ、マイレール・フォトコンテスト、ゆったり温泉とグルメ三昧企画など いろんな 経営努力 しとるね。

あと 土日の 1 日フリーきっぷが 1,700 円だったけど、傷心旅行?で ゆっくり 玄界灘の 景色を ながめながら 列車に のるのも いいかも しれん。

乗車定員の こと、125 名でも まだ ちょっと すくない ような 気も するんだけど、ふえた 以外の メリットってのは おれにも ちょっと わからん (^_^;)。