広島や 富山、豊橋などで 活躍しとる LRT(ライトレールトランジット)だが、浜松でも LRTを はしらせる 構想が ある ようだ。
中日新聞:浜松に2階建てLRTを 都市交通研が提案、模型公開:静岡(CHUNICHI Web)|2009年5月17日
市民と 大学が 共同で 浜松がたの 新交通システムを 検討する 「都市交通デザイン研究会」(川口宗敏会長)は 2009年 5月 16日、浜松市 中区の 静岡文化芸術大学で 研究成果を 中間発表。世界はつと いう ダブルデッキ(2階だて)の 次世代がた路面電車(LRT)を 提案し、模型を はじめて 公開した。(石川才子さん)
△ 模型が はつ公開された 浜松 LRT=浜松市 中区の 静岡文化芸術大学で (中日新聞)LRTは ライトレールトランジットの 略。動力源は リチウムイオンで エネルギー効率が たかく 環境に やさしい。この 研究会は LRTを 幹線交通軸と して 提案。1階を クルマいすや ベビーカー、高令者用、2階を 通常の 座席と し ユニバーサルデザインを 意識。車両の いろや ずがら などは 今後の 研究材料だが、地域色を たいせつに 洗練された デザインを かんがえると いう。
ほかにも
- 中遠都市圏で 運輸連合を 構成し、既存の バスや 電車と 乗車券を 共通化
- 接続する バス路線を 新設
- クルマより わりやす感の ある 運賃設定
- 地域の 二酸化炭素排出量を 削減
- 利便性で 市街地に 客を よびもどし、観光地も 活性化
- など、
おおくの 研究内容が 報告された。
△ 鍛治町を はしる LRT (イメージ)研究会は 2008年 4月に 発足し、2010年 4月に 市と 市議会に 最終提案する 計画。LRT 総事業費は 900億円と 想定され、半分は くにの 補助、半分は PFI(民間資金活用に よる 社会資本整備)方式で まかなうと しとる。
△ 浜松 LRTの 路線 構想図
現在の 浜松市の 公共交通を かんたんに のべると、
- 浜松駅から 東西に 東海道線在来線と 新幹線が のび、
- 新浜松駅から 北方 やや ひがしに かたいで 遠州鉄道が 天竜浜名湖鉄道に 接する 西鹿島まで のび、
- 浜松を とおまきに 天竜浜名湖鉄道が 半環状に はしり、
- 浜松駅を 中心と し、放射状に バス路線が はしる、
と いう ぐあいで、政令指定都市と しては 鉄道交通が 貧弱だ。
そこで、この LRT構想だ。
おれと しては、LRTでは なく ふつうの 鉄道を 建設し、天竜浜名湖鉄道とも 連携した 交通網を 形成した ほうが いいと おもうが、都市間鉄道では なく 郊外がたの 公共交通で ある ことを かんがえれば、バスが LRTに かわると 理解すれば いいのかも しれん。
(さんこう)