三セク 鉄道で ポイント 付与 実験 〜若桜(わかさ)鉄道〜

「わかざくら」鉄道では ない。「わかさ」鉄道と よむ。


JR 因美(いんび)線で、鳥取から みなみ 10.3キロ 地点の 郡家(こおげ)駅で 分岐し、ひがしの かた 若桜駅に いたる 19.2キロが 若桜鉄道だ。ちなみに 因美線を まあ ちょっと 南下して、31.9キロ 地点の 智頭駅からは、東南 方向に 智頭急行が 分岐し、山陽−山陰 連絡の 最速 ルート*1を 形成する。


若桜鉄道 路線図)



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ところで、鳥取県が、この 若桜鉄道で ポイント 付与 実験を やるとの 記事を みた。

  • 鳥取県の 外郭 団体 「とっとり地域連携・総合研究センター」は、八頭(やず)、若桜の 両町などが 出資する 三セク 若桜鉄道の 定期券などの 購入者に、地域の 商店街で 利用できる ポイントを 付与する 実験を はじめる。
  • 若桜鉄道 沿線 住民の 約 7わりが マイカー 通勤を しとると いい、鉄道の 利用 促進を ねらう。実験 結果に よって 本格 導入 可能か 判断する。
  • 実験は 9月から 12月に 実施。
  • 若桜鉄道の 定期券や 回数券の 購入者に 100円 1ポイントと して、鉄道 沿線の 八頭、若桜 両町と 鳥取市の 一部 商店で 利用されとる かいもの ポイント カードに 還元する。カードは 124店舗で 利用でき、500ポイントで 500円券と 交換できる。
  • 実験では、アンケートも 実施し、鉄道の 利用 目的や ポイント カードの 認知度などを たずねる。
  • 「鉄道の 利用 促進と あわせて じもとの 商工 団体との 連携で 地域 活性化に つなげたい」

若桜鉄道は、あかじ 経営が つづいとる ことから、ことし 4月、八頭、若桜 両町が 鉄道 施設や 用地を 保有し、無償で 若桜鉄道に かしだす 公有 民営の 「上下 分離 方式」を 導入。経営 改善に むけ、乗客増を めざす とりくみを しとる。

ふむふむ、がんばれ 若桜鉄道!と いいたい ところだが、時刻表を みて おどろく。1日に 11往復しか 運行が ない。これじゃあ いっくら ポイントが もらえるって いったって 不便すぎる。だれが クルマから のりかえる ものか。上下 分離 方式を 採用した ことは おおきな メリットで、これを 運行 本数の 増加に つなげて ほしい。


なお、JR 因美線に のりいれての 鳥取駅 直通は すでに 実現して おり、この 点は すばらしい。




(ねたもと、さんこう)

*1:鳥取 → 郡家智頭佐用(さよ) → 上郡(かみごおり)