モーダル シフトへ 助成 〜宮崎県が 2009年度から〜

東国原(ひがしこくばる) 知事が 2009年の 衆院選への 立候補を 断念した ことで、また 注目を あびた 宮崎県で ある。


高千穂鉄道は 2005年の 台風 被害から たちなおる こと なく、昨年 末、ついに 廃線に おいこまれて しまったが、2009年度から モーダル シフトへの 助成を おこなうと いう。

モーダル シフトとは


トラックに よる 幹線 貨物 輸送を、「地球に やさしく、大量 輸送が 可能な 海運 または 鉄道に 転換」する こと。




高千穂駅 ホーム (むこうが いきどまり)

【宮崎県の 施策】

モーダル シフトへの 助成
当初 予算に 約 2,200万円を 計上。
助成対象 1)
従来の トラック 輸送から、宮崎 県内の みなと 発着の 海上 定期船 輸送 または 宮崎 県内の 鉄道駅からの JR貨物 輸送へと 転換した ばあい。
助成対象 2)
企業の 新規 立地や 工場の 増設に ともない、あらたに 発生した 貨物を 海上や 鉄道で 輸送する ばあい。
助成 対象 期間
ことし 5月 27日から 2009年度 末までの あいだの、任意の 6ヶ月間。
助成額
輸送した 貨物の 量に 応じて きめる。
海上 定期便の ばあいは ながさ 約 12メートルの トレーラー 1台に つき 1万円。
鉄道の ばあいは 約 3.7メートルの コンテナ 1個に つき 3,000円。
助成 限度額
にぬし 企業と 運送 事業者 ひとくみ あたり、500万円。


【宮崎県 総合交通課 談】
宮崎 県内から 東京や 大阪を はじめ 各地への 海上 輸送船は 減少 傾向に あり、鉄道 輸送も、貨物の おおきさに 制限が ある うえ、宮崎県内の 出発駅が 延岡駅しか ないなど、宮崎県内の 海上・鉄道 輸送の 体制は 十分とは いえん。
助成で 需要の 拡大を うながし、輸送 体制の 再活性化を はかる。



高速 道路や 新幹線の 誘致も だいじな ことだろうが、その 一方で、運送 業界を モーダル シフトに しむける 、こうした じみちな とりくみを おこなっとる ことに 感心した。




(ねたもと)

  • 〔09/08/05 07:30 KL025 時事通信〕

(さんこう)

※ 写真は 高千穂駅 ホーム (むこうが いきどまり)