ここにも 公募社長 〜山形鉄道 フラワー長井線〜

三セク鉄道の 公募社長ばやりだ。ひたちなか海浜鉄道の 吉田千明さん、いすみ鉄道吉田平さん、北条鉄道は 現在 公募中、そして ここ 山形鉄道 フラワー長井線の 野村浩志さんだ。
山形鉄道 野村浩志 社長

いじめられっこの 鉄道ずきが 旅行会社 勤務で 成長し、おまつりや イベントを つうじて ローカル線を 応援する うちに 人脈が ひろがり、公募で えらばれて 山形鉄道の 社長に ついた。そして、そんな 半生を みずから 本に あらわしたのだが、また うりかたが 尋常じゃ ない。みずから 販売の 先頭に たつのは とりたてて かわった ことじゃ ないが、販売額の 3分の 1が 会社の 収入に なる。野村さん 個人は 印税を うけとらんと いう 条件が ついた うえでの はなしだが、そんな ことが できたのも、野村さんの 人間性に ほれた 出版社 「ほんの木」の 柴田敬三 社長の 協力が あっての ことだと いう。

税別定価 1,500円 「私、フラワー長井線『公募社長』 野村浩志と申します」の うりあげ目標は 2千冊。おれも 1冊 かって みようかな ^^

購入は こちらから
山形鉄道−社長の本−
山形鉄道 フラワー長井線の ホームページ
山形鉄道 株式会社



(ねたもと)


出版社が あとおし

フラワー長井線を 運行する 山形鉄道が、本の 販売に けんめいだ。野村浩志 社長(41才)が 自身の 半生を つづった 「私、フラワー長井線『公募社長』 野村浩志と申します」。じつは 1冊 うると、定価の 3分の 1 相当の 500円が 会社存続の ための 費用に あてられる しくみだ。先例の ない アイデアの 背景には、長井市と 縁の ある 東京の 出版社 社長の あとおしが あった。(八鍬耕造)
「私、フラワー長井線『公募社長』 野村浩志と申します」

10月 25日に あった 「フラワー長井線まつり」。長井えきまえの テントに、野村さんの すがたが あった。いじめられっこの 鉄道ずきが 旅行会社 勤務で 成長し、おまつりや イベントを つうじて ローカル線を 応援する うちに 人脈が ひろがり、公募で えらばれて 山形鉄道の 社長に つく。そんな ストーリーの 自著を、まつり会場だけで 約 20冊 うった。予約を ふくめると、発売 2週間あまりで 山形鉄道の 直接販売分は 700冊を こえた。

3千冊の 自己啓発書を 読破したと いう 野村さんには 積年の おもいが あった。「書店に ならぶ ような 本を 40才までに だしたい」。ゆめを すこし おくれて 実現させたのは、東京都 千代田区の 出版社 「ほんの木」の 柴田敬三 社長(64才)だ。内谷重治 長井市長が かつて 勤務した 出版社と いう 縁が あった。

さけを くみかわす なかで、柴田社長は 野村さんの 人間性に ひかれ、あかじに くるしむ 山形鉄道の 再生を せおう 野村さんの ちからに なりたいと おもったと いう。

もともと 「出版を つうじて 市民運動や NGO、地域支援や 社会起業家を 応援したい」と いうのが 柴田社長の 創業時からの こころざし。書店などを とおさず 山形鉄道が 直接 販売すれば、うりあげの 約 3分の 1を 「フラワー長井線 存続活動 運営費」と して つかう ことを 提案した。「本の うりあげの 一部を 鉄道会社 存続の ために つかうと いう はなしは きいた ことが ない」(第三セクター鉄道等協議会の 沖野武弘 事務局長)と いう めずらしい 手法。野村さんが 印税を うけとらん ことも 条件だ。

野村さんに とって 柴田社長は 「かみさま」の ような 存在だと いう。旅行会社時代から、フラワー長井線への 観光客の 誘致に 尽力して きたが、県や 沿線自治体からの 補助金を のぞけば 年間 1億円 ちかい あかじを 解消する みちすじは みえん。しんがたインフルエンザの 影響も あり、6月の 旅行会社経由など 団体の 乗客は 761人。前年比で 8わり 以上 へった。

「じぶんの 本と いう ことも ありますし、1冊 うれば 500円が 路線存続の ために つかわれるのだから 必死です」と 野村さん。来年 3月末までの うりあげ目標は 2千冊。団体客むけの 車内販売や 企業まわり、社員の 営業などを つうじて うりあげ増を めざして いく。

  • 本は 四六判 272ページ、1,500円(税別)。
  • といあわせは 山形鉄道(0238−88−2002)へ。

アサヒドットコム|2009年 10月 28日 (※ リンクぎれ)

(さんこう)

※ さいしょの しゃしんは、フラワー長井線まつりの とき、長井えきまえで 社員の 先頭に たって 自著を うる 野村浩志 社長 (アサヒドットコムより)


「私、フラワー長井線『公募社長』 野村浩志と申します」
・本の 代金: 1,500円
・本の 消費税: 75円
・本の 送料: 180円
・ふりこみてすうりょう: 420円
・計: 2,175円