ブラジル高速鉄道、韓国が 有利?

リオデジャネイロサンパウロカンピーナスを むすぶ 全長 500キロの、ブラジル 高速鉄道だ。去年の 12月に 入札が あるって きいとっただけど、まんだ どこの くにが 受注するか きまっとらんかった みたいだ。

品川駅を でる のぞみ ブラジル 国旗 KTX2
にほん
のぞみ
ブラジル
韓国
KTX2

そして いま、にほんと 韓国が 受注競争で 優位に あるらしい。韓国の 高速鉄道って いうと たしか フランスの TGVじゃ なかったのかって おもったら、3月 ふつか、自主開発した 高速列車 「KTX2 (Korea Train eXpress 2)」が 運行を 開始しとっただ。


ブラジル高速鉄道 受注、韓国が 有利か (中)

世界で 5ばんめに 高速鉄道を 建設し、技術力を たかめた 韓国は、政府と 現代ロテム (高速鉄道 車両メーカー)、韓国鉄道公社 (KORAIL)、鉄道施設公団、鉄道技術研究院、現代重工業、建設各社など 民間が 共同して、現地での 受注合戦を 展開しとる。昨年末に UAEで 原発を 受注したのに つづき、高速鉄道を 「第2の 原発」に しようと いう 意気ごみだ。

高速鉄道事業は、

  • 環境に やさしい グリーン産業の 代表と して 注目を あつめとる
  • 韓国は 外国の 資本と 技術移転に より スタートしたけど、すでに 技術面で 自立しとる
  • 事業規模が 1件で 最低 数十兆ウォンに のぼる ほど 大規模な うえに、事業期間も ながい
  • 技術的、経済的な 波及効果も おおきい

−などの 点でも、原発と 共通しとる。

現在、韓国、にほん、中国の アジア 3カ国が ブラジルでの 事業 受注を めぐり はげしく あらそっとるけど、フランス、ドイツ、スペインなど 高速鉄道 強国も 受注競争に なのりを あげとる。ブルームバーグ通信は 3月 ようか、ブラジル陸上交通局 (ANTT)当局者の 発言を 引用し、「入札の 意向を しめしとる 6カ国の なかで、韓国の コンソーシアムが 技術的に もっとも ちかく、契約条件も いい」と のべた。

ブラジルは 韓国の コンソーシアムが 提示する KTX2の 技術移転に おおきな 関心を しめして おり、さらに 工事期間の 短縮や 費用の 面でも、競争力を もっとると かんがえとると、事業団の 関係者が あきらかに した。

鉄道技術研究院の オ ジテク 研究員は、「韓国は 4年まえから ブラジルでの 事業提案書を 準備して きた ことも あり、“韓国 以外に 発注さきは ない”と いわれる ほど 可能性は たかまっとる」と のべた。ブラジル高速鉄道 韓国事業団の 団長を つとめる 漢陽大学 交通工学科の ソ ソンドク 教授は、最近 おこなわれた マスコミとの インタビューで、「ブラジルで 高速鉄道 建設を 受注した ばあい、原発 受注にも おとらん ほどの 快挙に なるだら。韓国がた 高速鉄道の 車両と 運行システムの 輸出、韓国 建設企業の 進出 拡大など、さまざまな 効果が 期待できる」と のべた。

しかし 一方で、にほん政府も 高速鉄道の 輸出に むけ 借款の 提供を 検討するなど 総力を あげとるほか、中国も 低価格戦略などで はげしい 受注活動を くりひろげとる。その ため、韓国が 受注する 可能性は いまの ところ 楽観視できん。

ライバルは ドイツや フランスだけじゃ なかった。がんばれ、にほん!



(さんこう)