ノスタルジック 上挙母 (うわごろも)

三河八橋が 高架に なり、土橋 (つちはし)が 橋上駅に なるなど、近代化が すすむ 三河線だけど、まだまだ ノスタルジーは のこっとる。2010年 4月 とおかに おとずれた 上挙母 (うわごろも)だ。

上挙母 (うわごろも)の ホームから 猿投 (さなげ)いき ふつうを みおくる

写真は 猿投 (さなげ)いき ふつうを みおくる ところだけど、ホームから 改札の ある 駅舎に いくには、構内 ふみきりを わたらにゃ いかんので、電車を おりた 乗客は しばし あしどめを くう。

上挙母 (うわごろも)の ホームから 駅舎 (みぎの ちゃいろい やね)を みる

駅舎は 木造で、ささやかな えきまえひろば*1は 駐車場に なっとる。ホームの 乗客に みえる ように たっとったと おもわれる 看板も いまは なく、看板を ささえる 無骨な ほねぐみが むきだしの まま 放置されとる。近代とか 洗練とか いう ことばとは 無縁の 風景だ。

上挙母 (うわごろも)の ホームに はいって くる 知立 (ちりゅう)いき ふつう 上挙母 (うわごろも)の ホームに 設置されとる ホームセンサー

知立 (ちりゅう)いき ふつうが はいって くる ところだ。構内配線は しま式 ホーム 1面 2線で、知立方面が 本線の 延長線上に まっすぐ 位置する。しま式 ホームで ある ことは 三河線の ほかの ほとんどの 駅と おんなじだけど、ほかが のぼり くだりとも 本線の 延長線上から そとに ふくらむ 配線で あるのに くらべて、この 上挙母の 配線は めずらしい。

ホームセンサー (みぎの しゃしん)だけが ゆいつ めあたらしい ものだけど、ホームも ホームの やねも きの まくらぎも、どれも むかしの ままだ。しばし タイムスリップ 気分を あじわう ことが できた。



(さんこう)

*1:あとで わかった ことだけど、えきまえひろばに みえたのは 駅舎の すぐ まえを はしる 道路と、その りょうがわに ある つきぎめ 駐車場だった。