サプサン、沿線 住民から いやがらせ?

ロシア はつの 高速 列車 サプサンだ。去年の 12月 17日に 運行を 開始した もので、最高時速 250キロで、モスクワ−サンクトペテルブルク間を 3時間 45分で むすんで おり、将来は 最高 時速を 330キロにまで あげる。これを 軌間 1520ミリと いう 広軌の 在来線で 実現しとると いう ことを、まえの ブログで おおいに ほめた ところだけど、いま この サプサンが、沿線 住民から 投石や 発砲などの いやがらせを うけとると いう。







サンクトペテルブルク駅の ホームに はいった 「サプサン
(2009年 12月 18日 撮影 AFP)
サンクトペテルブルク駅の ホームに はいった 「サプサン」 (2009年 12月 18日 撮影 AFP)


ロシアの 高速 鉄道 「サプサン」、沿線 住民から 投石や 銃撃の いやがらせ


モスクワ−サンクトペテルブルグ間を 3時間 45分で むすぶ、ロシア はつの 高速 列車 「サプサン」。去年の 12月の 運行 開始 以来、裕福な 通勤客には おおむね 好評だけど、沿線 住民からは 投石などの いやがらせを うける ほどまでに きらわれとる。


ロシア鉄道に よると、サプサンに 不満を もつ 住民らに よる 攻撃は、これまでに すくなくとも 14件 発生して おり、投石などの ほかに 銃撃までも 発生しとると いう。


ことしの 1月には、トベリ地域の ある むらで、こおりの かたまりが サプサンに むけ なげつけられ、まどガラスが われる 事件が あった。こおりを なげつけた おとこは 警察に たいし、時速 250キロで 走行する サプサンに よって 発生した 突風で おどろかされた ことが 理由だと 供述した。


サプサンは 在来線と おなじ 線路を 走行するけど、ロシアでは 線路の まわりには フェンスなど なく、近隣 住民は 線路を 歩道がわりに 使用する ため、とくに 危険度が たかい。ロシア 内務省 高官に よると、運行 開始 以来、4人が サプサンに はねられ 死亡しとると いう。


内務省 運輸関連法規部門の アレクサンドル ブレブノフ氏は、サプサンが 高速 運転中も ほとんど おとが せん ことや、住民が 不便な 場所に ある ふみきりを つかわずに 線路上を よこぎる ことなどが 原因だと 指摘。その うえで、「イーゴリ レビチン 運輸大臣は、サプサンは ほかの 在来線とは まったく べつの 線路を 使用するべきだと いいつづけとる。まったく その とおりだ」と かたった。


ロシア 国内の 線路上では、去年だけで 2,953人が 死亡、1,494人が 負傷しとる。


ロシア 国内の 線路上で、年間 2,953人もの ひとが なくなっとるってのは おどろきだ。いま にほんの 統計を しらべて みたら、「2003年の ふみきり 事故 死者が 141人」ってのと、「2008年度は 全国の 駅で 381人が 死亡」ってのが あった。年度が ちがうけど あわせると にほんの 鉄道 事故 死者は 522人で あり、ロシアの ほうが はるかに 鉄道 事故 死者が おおい ことが わかる。


モスクワ−サンクトペテルブルク間に、べつ線を つくらにゃ いかん ほどの 輸送 需要が あるのか どうか わからんけど、その 必要が ないなら 在来線を 高架化したり、線路に ちかすぎる 家屋の 移転を かけるなどの 対策を して、安全性を 確保すれば 問題は 解決すると おもう。いたずらに べつ線を つくる ことは、にほんの ように 並行在来線 問題を 発生させちゃう。




(さんこう)