京成の 印象

先週 千葉で 研修が あっただけど、往復の 経路の 一部に 京成を 利用したので、その 印象を しるす。

京成上野に 停車中の 特急
京成上野に 停車中の 特急

いきは、京成上野から 本線の 特急に のり、京成津田沼千葉線の ふつうに のりかえ、って いうか 千葉線は ふつうしか ないだけど、京成津田沼から ひと駅の 京成幕張本郷で おりた。

かえりも おなじ ルートを もどっただけど、京成上野までは もどらず、本線の 青砥 (あおと)−日暮里間で 東武と 連絡する 京成関屋で おりた。東武の 連絡駅は 伊勢崎線の 牛田と いう 駅で、ここから 浅草に むかい、建設中の 東京スカイツリーなどを 見物しただ。京成幕張本郷から 京成津田沼までは とうぜんの ことながら ふつう、そこから 京成高砂まで 特急、そこから 京成関屋までは また ふつうに のった。京成関屋は ふつうしか とまらん。

京成幕張本郷を でる ふつう
京成幕張本郷を でる ちはら台 いき ふつう

端的に いって 京成には はなやかさが ない。特急と ふつうの 2種類の 電車に のった わけだけど、ふつうに はなやかさが ないのは しょうがないだけど、特急も しかくい 電車に ベンチシートと いう なんの 変哲も ない ものだ。おまけに 前面 展望の 配慮も まったく ない。おきゃくは まえなんか みんで、おとなしく のっとや いいだとでも いいたげだ。有料 特急じゃ ないので しょうがないとも いえるだけど、あとで のった 京急快特に はなやかさが あるだけに、ちょっと さびしい。京急快特は あかいろの 外観、あおを 基調に あかを 配した カラフルな 車内、豪華な 転換クロスシート、首都圏では めずらしい 快速ぶりなど、とても はなやかで のる ひとの きもちを ぐっと ひきあげて くれる。

京成上野に 停車中の スカイライナー
京成上野に 停車中の スカイライナー

京成と 京急。新幹線や 近鉄と おなじ 標準軌を 採用する、首都圏では かずすくない 鉄道 会社なので、どちらも 応援して やりたいだけど、ちょっと 京成に はなやかさが ないのが 残念だった。

ただ、反論を うけるかも しれん。スカイライナーが あるじゃないか!と。そう、こんげつ 17日からの 営業 運転 開始に そなえて さかんに 試運転を やっとっただけど、さすがに 山本寛斎が デザインしただけの ことは あって、かっこいい。京成の はなやかさは スカイライナーが いってに ひきうける。



※ 以下は 7月 25日に 追記した ものだけど、この 記事を アップする ときに 「※ 後日 追記 予定」と 予告した とおりの ものだ。

東急 大井町線を たのしんだ あと、JR 京浜東北線 快速で 大井町から 上野まで 移動。JRの 上野駅から 京成上野駅へは、いったん そとに でてからの のりつぎに なる。

京成上野駅 外観
100628-101 京成上野駅 外観

これが 京成の ターミナルか、と いう ほどの なにげなさだ。

2面 ある ホームの うち、どっちから 目的の 特急 電車が でるのか わからず、しばし うろうろ。7月 17日の 運行 開始に そなえ、試運転を する ものと おわわれる スカイライナーも 停車しとる。

京成上野駅の スカイライナー
100628-102 京成上野駅の スカイライナー

ホームの 反対がわには 成田空港 いきの 特急 電車が 停車しとる。

京成上野駅 の 特急 電車
100628-103 京成上野駅 の 特急 電車

特急 電車では あるけど、シートは ベンチシートで、外観の はなやかさにも かける。

京成上野駅 の スカイライナーと 特急 電車
100628-104 京成上野駅 の スカイライナーと 特急 電車

12時 57分、京成上野 発。

最初の 停車駅 日暮里で、がらがらだった 車内も けっこう うまる。ここは JR 山手線の 日暮里とも 一体なので のりかえにも べんりで、ここが 実質的な 始発駅の ようだ。成田スカイアクセスの 所要 時間も、ここ 日暮里からの 時間を さかんに 宣伝しとる。

日暮里を でて しばらく いくと、みぎがわに 東京スカイツリーが みえる。また、さきほど 京成上野で みた もの 以外にも、あちこちで 試運転中の スカイライナーに でくわし、お江戸 気分は もりあがる。

線形の わるい 高架 路線を なおも すすみ、荒川を わたって ちょっと いくと 青砥 (あおと)になる。ここで 押上線 (おしあげせん)と 合流するだけど、ホームは のぼりと くだりに 2層に 分離しとって、うえが くだり 専用、したが のぼり 専用の ホームに なっとる。ここから つぎの 京成高砂 (けいせいたかさご)までは 複々線だ。合流した ばかりの 線路は また 京成高砂で、京成本線北総線に 分岐する。

青砥の くだりの うえ ホームは ふきっさらしで、なんだか みるだけで おそがかった。

青砥が 2層 構造の 高架駅だったのに たいして、京成高砂は 地平駅だった。ところで、ここからは 北総線の ほかに まあ 1本 京成金町線が 分岐するだけど、ふしぎな ことに 京成金町線の ホームだけが、7月 いつかから 高架に おしあげられる ところだった。

江戸川を わたると 千葉県に はいる。京成八幡 (けいせいやわた)の つぎが 京成船橋だ。単純な 相対式 ホームの 高架駅だけど、ホームの 半分は カーブに なっとる。

13時 31分、京成津田沼 (けいせいつだぬま) 着。ここまでの 29.7キロを 34分 かけて きたので、表定速度 は 52.4 km/hに なる。特急なのに おそい。スカイライナーの 160 km/hだけで 満足せずに、在来 車両も 高速化を はかるべきた。

ホームを うつり、千葉線の 13時 39分 発 ちはら台 いき ふつうに のりかえる。

わずか 2分で 目的の 京成幕張本郷 (けいせいまくはりほんごう)に 到着。

京成本郷幕張駅を でる ちはら台 いき ふつう
100628-105 京成本郷幕張駅を でる ちはら台 いき ふつう

ここは JRの 幕張本郷と 共同の 駅だ。それに しても、略しようの ない 不便な なまえだ。幕張だけでも、本郷だけでも、この 駅だと いう 特定が できん。東京の ほうは こう いう 駅名や 地名が おおく、非効率を かんじる。

13時 50分、駅 みなみぐちに きた 送迎の バスで 研修所に むかう。

6月 28日から 7月 ふつかまで、4泊 いつかの 研修を うける。

7月 ふつか、13時 5分 発の 送迎バスで 研修所から 京成幕張本郷に でて、13時 19分 発の ふつうに のる。

京成幕張本郷駅に きた のぼり 電車
100702-106 京成幕張本郷駅に きた のぼり 電車

3分で 京成津田沼に 到着。おもい スーツケースが あるので、エレベーターを つかって 5番線から 2番線に 移動し、京成本線に のりかえる。千葉線新京成との 相互 のりいれも あり、両線の のりつぎは おんなじ ホームで できるだけど、千葉線京成本線の のりつぎには、ホームの 移動が 必須と なる。

京成津田沼 13時 28分 発、京成上野 いき 特急に のる。

京成船橋京成八幡と すぎ、13時 46分、京成高砂で おりる。

京成高砂駅を でる 特急 電車
100702-107 京成高砂駅を でる 特急 電車

京成本線東武 伊勢崎線の のりかえを する ために、ふつうしか とまらん、京成関屋 (けいせいせきや)で おりる ことに しとったので、どっかで のりかえにゃ いかんくて、京成高砂か つぎの 青砥か まよって、京成金町線も 分岐する 京成高砂の ほうで 特急を おりた。

結局、京成金町線の ホームなども みる こと なく、すぐに きた 13時 47分 発の 京成上野 いきの ふつうに のりかえた。京成金町線も 柴又帝釈天なんかが あって おおいに 魅力的だけど、こいつに のるのは つぎの おたのしみと する。

したが のぼり 専用に なっとる 青砥の ホームの、みぎがわの 線路を いく。

青砥駅の ホーム
100702-108 青砥駅の ホーム

ひだりがわの 線路は ここから 分岐する 押上線の 線路だ。

青砥を でた ところで、スカイライナーと すれちがうけど、急な ことで シャッターチャンスを のがす。お花茶屋 (おはなぢゃや)を すぎた ところで 対向 電車と すれちがい、堀切菖蒲園 (ほりきりしょうぶえん)を すぎると、荒川に かかる 新堀切橋と なる。

京成本線花茶屋−堀切菖蒲園
100702-109 京成本線 お花茶屋−堀切菖蒲園間
京成 新堀切橋
100702-110 京成 新堀切橋

新堀切橋を わたると すぐに 京成関屋だ。

京成関屋駅
100702-111 京成関屋駅

14時 1分、京成関屋 着。なんの 変哲も ない 相対式 ホームの 高架駅だ。

ホームを おりると 地平の 改札階で、改札を でて みぎを みると、東武 牛田駅の いりぐちと 改札が みえる。

京成関屋駅から 東武 牛田駅へ のりかえ
100702-1 京成関屋駅から 牛田駅を みる 100702-2 京成関屋駅 100702-3 東武 牛田駅
京成関屋駅から
牛田駅を みる
京成関屋駅
東武 牛田駅

ふたつの 駅の あいだには、クルマも そんなに とおらん せばい 道路が あるだけだ。それぞれの 駅も コンパクトなので、ふたつ あわせて ひと駅と いっても いい。ただし、ここに どれだけの のりかえ 需要が あるかは わからん。

京成の たびを おえ、東武 牛田駅の よこに あった こかげで ひとやすみ する。


【乗車 データ (6月 28日 げつようび)】

京成上野 1257 → (特急 成田空港 いき) → 1331 京成津田沼
(29.7キロ、34分、表定速度 52.4 km/h)

京成津田沼 1339 → (ふつう ちはら台 いき) → 1341 京成幕張本郷
(2.1キロ、2分、表定速度 63.0 km/h)

京成上野 1257 → (のりかえ 8分 ふくむ) → 1341 京成幕張本郷
(31.8キロ、44分、表定速度 43.4 km/h、470円)



【乗車 データ (7月 ふつか きんようび)】

京成幕張本郷 1319 → (ふつう) → 1322 京成津田沼
(2.1キロ、3分、表定速度 42.0 km/h)

京成津田沼 1328 → (特急 京成上野 いき) → 1346 京成高砂
(17.0キロ、18分、表定速度 56.7 km/h)

京成高砂 1347 → (ふつう) → 1401 京成関屋
(5.4キロ、14分、表定速度 23.1 km/h)

京成幕張本郷 1319 → (のりかえ 7分 ふくむ) → 1401 京成関屋
(24.5キロ、42分、表定速度 35.0 km/h、360円)



(さんこう)