がんばれ 肥薩おれんじ鉄道!

2010年度、肥薩おれんじ鉄道は 過去 最悪の あかじ 額を 計上した。

  • 八代市に 本社の ある 肥薩おれんじ鉄道は 6月 28日の かぶぬし 総会で、2011年 3月期 決算を 発表した。
  • 営業 収益は、新燃岳 (しんもえだけ) 噴火や ひがしにほん地震の えいきょうに よる 旅客 運輸 収入の おちこみなどで 前期 比 20% 減の 9億円。
  • 純 損失は 2億 6,800万円と 過去 最悪で、2004年の 開業 以来の 累積 あかじは 11億 4千万円と なった。
  • 沿線 人口の 減少などで 2010年度の 輸送 人員は 151万人と、前年度より 5万人 減。
  • また、8年に 一度の 車両 全般 検査などで 出費が かさなった。

車両 全般 検査 費用を ひねりだす ための 車両 ひとくち オーナー 募集や、旅行客を よびこむ ための ブルー トレインの 運行って いう 努力も、あかじを へらすには いたらんかった わけだ。


ほれでも また いろんな ことに とりくむ。


駅 カフェで そばを! 〜上田浦駅 (かみたのうらえき)

上田浦 駅 カフェ
上田浦 駅 カフェ

  • 9月 25日の 午前 10時から 日没まで、駅の ホームや 駐輪場を カフェに みたてた イベントを、沿線 自治体で つくる 活性化 協議会などが 開催。
  • 上田浦駅は 八代海に 面した ながめの よさが 魅力で、全国でも めずらしい なつまでに 収穫される 芦北 (あしきた) 産の 新 そばや、そばこの スイーツ、じもとの くだものを つかった のみものを 販売。
  • ホームには パラソルが おかれ、くつろいだ ひとときを たのしめる。

あたらしい 車両の 導入 〜9月 29日、環境省 発表〜

  • 水俣病で 疲弊した 水俣 (みなまた)、芦北 地方の 地域 振興を はかる ために、環境省が 2012年度から はじめる 「環境首都水俣」創造事業の 一環と して、肥薩おれんじ鉄道に デザイン性と 快適性を そなえた あたらしい 車両を 導入する。
  • これは 水俣市が すすめとる エコ ツーリズムの 振興を あとおしする ための もので、あたらしい 車両を 導入する ほか、旅行 商品の 開発や 観光 関連 施設の 整備にも とりくむ。

八代 えきまえ ひろばで 「鉄道フェスティバル」

八代 えきまえ ひろば 「鉄道フェスティバル」 ミニ 列車 (よみうり)
フェスティバルに 登場した ミニ 列車
(よみうり)

  • 肥薩おれんじ鉄道を 利用しとる 沿線 住民らに 感謝する 「鉄道フェスティバル」が 10月 ふつか、八代 えきまえ ひろばで ひらかれ、おおぜいの 市民らで にぎわった。
  • 鉄道 模型 (Nゲージ)の 展示や、かごしま水族館いおワールドに よる、ネコザメや アカエイの 展示などが あった。
  • また、80才に なる 小沢年満さんらが 肥薩おれんじ鉄道の イベント 兼用 車両 「おれんじちゃん」を 模して 製作した、実物の 10分 1の 8人 のり ミニ 列車も 登場し、こどもらが たのしんどった。
  • 肥薩おれんじ鉄道の 古木圭介 社長は 「おおくの ひとに 『マイレール』と しての したしみを かんじて もらい、さらなる 利用 増に つなげたい」と はなしとった。

イベントで ひとを よぶのも いい。フェスティバルで こどもを 未来の レール ファンに するのも いい。あたらしい 車両を 導入して たびびとに きて もらう ように するのも いい。生活の ための 鉄道と して、観光の ための 鉄道と して、肥薩おれんじ鉄道には がんばって ほしい。




(ねたもと、さんこう)