常磐線 一部 区間、内陸 移設へ 〜宮城−福島 けんざかい〜

「電車が つなみに ながされ、駅舎は あとかたも なくなり、線路と こ線橋も おれまがった」・・・ これは、ひがしにほん地震の つなみで 破壊された 常磐線 新地駅 (しんちえき)や 山下駅 (やましたえき)の ようすだけど、まあ こんな ことに ならん ようにって ことで、この へんの 線路を 内陸 がわに うつす ことが きまった。


常磐線 内陸 移設 ルート 案 (かほく)
常磐線 内陸 移設 ルート 案 (かほく)

9月 21日の 合意

  • あたらしい ルートは、浜吉田 (はまよしだ)−駒ヶ嶺 (こまがみね)間の ルートを いまよりも 1キロから 1.5キロ 内陸 がわに うつす もの。
  • この かんには 山下 (やました)、坂元 (さかもと)、新地 (しんち)の 3駅が あり、あたらしい ルートの ながさは 15キロ ほどに なる。
  • 山元町 (やまもとちょう)と 新地町 (しんちまち)が それぞれ 土地 利用 計画の 一部と して 作成した 移設 案を ベースに、JR東日本が 1本の ルートに なる ように 調整した。

10月 12日、山元町 議会で

  • JR東日本 仙台支社の 部長らが、特別 委員会に 出席し、常磐線の 内陸 移設に ついて 「用地 買収 後、全体の 開通まで だいたい 3年 あや 復旧できる」って いう みとおしを しめした。
  • いまの 山下駅まで 暫定 復旧した うえで、あたらしい ルートの 建設を もとめる 意見が でたけど、JR東日本 がわは 「二重 投資に なり、非常に きびしい。あたらしい ルートを 基本に 検討しとる」と 理解を もとめた。
  • また、いまの ルートで 復旧した ばあいでも つなみ 対策と して 線路を かさあげする 必要が ある ことから、「あたらしい ルートと おんなじ くらいの 工期に なるじゃ ないか」って いう 認識を しめした。
  • 用地 買収に あたっては、山元町に 地権者との 交渉などの 代行を 要請しとる ことを あきらかに した。
  • 山元町は この ひ しめした 震災 復興 計画 案で、常磐線の 復旧 時期に ついて 2011年度 末にも 用地 買収に 着手し、2012年度中に 着工、はやきゃ 2015年度 末の 開通を みこむ。

ほっか〜、復旧まで まんだ 4年 以上 かかるだね。ほんだけの あいだ 電車が ないってのは つらいだらあけど、あたらしい ルートが できたら これを 中心に して、まえ 以上に にぎわいの ある まちづくりを して ほしいと おもう。


111008 安城 フォーラム (11) つなみ 被害を うけた 常磐線 坂元駅 駅舎
つなみ 被害を うけた 常磐線 坂元駅



(ねたもと、さんこう)