レールが はがされて いく。
 |
【写真の 説明】
5月 21日は、さいしょに 整備を はじめる 最知 （さいち）−陸前階上 （りくぜんはしかみ）間の うち、まんだ レールが のこっとる 1.2キロで 撤去 作業に とりかかった。いぬくぎを ぬいて レールを まくらぎから はがしてから、バーナーで きった。（あさひ）
これは 2012年 5月 21日に 気仙沼線 （けせんぬません） 気仙沼−本吉 （もとよし）間で はじまった 工事の ようすだけど、レールが きられて いくのを みると、まるで わが みを きられる ような いたみを かんじるね。
気仙沼線って いうと、2011年 3月 11日の ひがしにほん地震の つなみ 被害で、この 気仙沼−本吉間を ふくむ ほとんどの 区間で 運行 休止が つづいとって、復旧の みこみが たっとらん。
ほじゃ、レール はがしちゃあ 復旧も できやへんじゃん！って おもうだらあ。
じつは 鉄道で 復旧するには 時間が かかりすぎるって ことで、線路を バス 専用道に つくりかえて、ほの うえを バスを はしらせえって ことだ。とりあえず レールは じゃまだって ことで はがしとる。ただし、JR東日本が 気仙沼市、南三陸町、登米市 （とめし）の 沿線 3自治体に たいして、「バス 専用道 方式での 復旧は あくまで かり 復旧で、本格 復旧は 鉄道で やる」って いう 確約を した うえでの ことだ。
気仙沼−本吉間 21.3キロに ついては、ことしの うちに バス 専用道 方式での かり 復旧が 完成する 予定だって いうけど、のこる 運行 休止 区間 本吉−柳津 （やないづ）間 34.0キロに ついては、いつに なるだか わからんって いう。ましてや、鉄道での 本格 復旧なんか いつの ことやら。
レールよ もどれ。
（ねたもと、さんこう）
