北陸新幹線 金沢 開業で きりはなされる 信越線 長野−直江津間の 現状

2015年 はるの 北陸新幹線 金沢 開業と 同時に、新潟 県内の 並行 在来線の 運営を JRから ひきつぐ 会社の なまえが 「えちごトキめき鉄道」に きまった、って いう ニュースを みた。ひきつぐ 区間は 信越線 (しんえつせん) 妙高高原みょうこうこうげん)−直江津 (なおえつ)間 37.7キロと 北陸線 直江津−市振 (いちぶり)間 59.3キロの あわせて 97.0キロで、信越線 区間を 「妙高はねうまライン」、北陸線 区間を 「日本海ひすいライン」に それぞれ なまえを かえるだげな。


ほこで きょうは JR東日本から きりはなされる、信越線 長野−妙高高原直江津間 75.0キロの 現状を みて みる。長野 県内は しなの鉄道が 長野−妙高高原間 37.3キロを ひきつぐ。しなの鉄道は まあはい 長野新幹線が 開業した ときに、JR東日本から きりはなされた 信越線 軽井沢 (かるいざわ)−篠ノ井 (しののい)間 65.1キロを 運営しとる。


信越線 長野−直江津間 路線図 (あきひこ)
信越線 長野−直江津間 路線図 (あきひこ)

長野−直江津間は 新幹線の 並行 在来線では あるけど、特急などの 優等 列車は はしっとらんくて、ぜんぶ ふつう 列車だ。電化は しとるけど 単線で、最高 速度も 95キロでしか ない。東京から 北陸 方面への 優等 列車は 上越新幹線 越後湯沢 (えちごゆざわ)から リレーする 特急 はくたかで、ほくほく線を 経由して 北陸線に のりいれて いく。


データを みて みる。


長野−直江津

  • 75.0km
  • 単線、直流 1500V 電化
  • 最高 速度=95km/h
  • 1日 運行 本数 (平日、くだり)
    • 長野−豊野 (とよの)間=38本 (信越線 22本、飯山線 16本)
    • 豊野−妙高高原間=19本
    • 妙高高原−二本木 (にほんぎ)間=16本
    • 二本木−新井 (あらい)間=17本
    • 新井−直江津間=24本
  • 所要 時間=1時間 33分 (平日、くだりの とおし 列車 15本の 平均)
  • 表定 速度=48.2km/h (平日、くだりの とおし 列車 15本の 平均)
  • 料金=1,280円

長野−妙高高原間 (しなの鉄道が ひきつぐ 区間)

  • 37.3km
  • 所要 時間=42分 (平日、くだりの とおし 列車 19本の 平均)
  • 表定 速度=52.4km/h (平日、くだりの とおし 列車 19本の 平均)
  • 料金=650円

妙高高原直江津間 (えちごトキめき鉄道が ひきつぐ 区間)

  • 37.7km
  • 所要 時間=49分 (平日、くだりの とおし 列車 16本の 平均)
  • 表定 速度=45.8km/h (平日、くだりの とおし 列車 16本の 平均)
  • 料金=650円

なにより 運行 本数の すくなさに おどろく。いちばん おおい 長野−豊野間でさえ 1日 38本しかない。30分に 1本の ふつう 停車駅で ある、わが 名鉄 西尾線 碧海古井駅が 1日 39本だで、だいたい ほんな かんじだ。つぎが 直江津 がわの 1日 24本だけど、こいつは 1時間に 1、2本って とこだ。いちばん すくない 妙高高原−二本木間の 1日 16本に いたっては 1時間に 1本 ぐらいしか ない。


いま こんだけ すくなきゃ、しなの鉄道えちごトキめき鉄道三セク 2社に 移管された あとも、運行 本数が へる ことは ないと おもえる。


ただ、三セクに 移管されると 優等 列車の 利用が 不便に なる。いまは 信越線も 長野新幹線北陸線も おんなじ JRだで、じぶんの のる 駅で 東京まででも 金沢まででも きっぷが かえるし、長野で 長野新幹線に、直江津で はくたかに のりかえる ときも のりかえ かいさつぐちを とおや いい だけの ものが、こんどは 長野や 上越で いっかい かいさつぐちの そとに でて、きっぷを かいなおさにゃ いかんく なるだ。




(さんこう)