ひこね芹川まで

2012年 7月 よっか、近江鉄道の ひこね芹川 (ひこねせりかわ)って いう とこまで いって きた。とくに もりあがりや おどろきが あった わけじゃ ないけど、ほの ようすを つぎに しるす。

出発は 碧海古井 (へっかいふるい)。なんだか あさ はよ めが さめちゃって、予定より はやい 6時 49分の 電車に のる。岩倉 (いわくら) いき 準急で 西尾線を 新安城 (しんあんじょう)まで いき、こっから 名古屋本線の 一宮 (いちのみや) いき 急行に のりかえる。新安城 6時 59分 発。あさの 通勤 時間帯の はずなのに、電車の なかは でら すいとる。前後 (ぜんご)、有松 (ありまつ)と ふえて、そこそこの ひとに。鳴海 (なるみ)で また のって くる。この とき はんたい 方向の 通過 列車、パノラマスーパーを みかける。ミュースカイも あるけど、やっぱり 名鉄は これが いい。ここで また なんにんか のって くる。堀田 (ほりた)は なんにんか おりて、また すく。また 神宮前 (じんぐうまえ)で おりて だいぶ すく。7月 ついたちに 閉鎖された ばっかりの 神宮前 ふみきりを よこめに みて、つぎの 金山 (かなやま)で おりる。7時 28分。

   ◇   ◇

マナカで のりかえ かいさつを とおって JRの ホームへ 移動。ことしから JR東海も マナカで のれる ように なっただ。しばらく まって 金山 7時 45分 発の 大垣 いき 特別快速に のる。おんなの 運転士さんに おんなの 車掌さん。運転する すがたも さわやか、アナウンスの こえも さわやか。名古屋からは さがり 電車に なるのに けっこう こんどる。一宮 (いちのみや)で すわる。さわやかさに つつまれた まま、あっというまに 終点の 大垣に。8時 28分。電車を おりた 車掌さんが 運転士さんの とこまで やって きて、おたがいに おつかれさまの あいさつ。これまた さわやか。

大垣の ホームで しばし まち 時間。ホームの にしよりに、1番線の ある かためん ホームと 2、3、4番線の ある しましき ホームを むすぶ ふるい きの こ線橋を 発見。ほかの ホームや 橋上 かいさつに つながらん、こんな こ線橋が まんだ のこっとるだ。8時 33分、きりかき ホームの 3番線から、美濃赤坂 (みのあかさか) いき 電車が 出発するのを みおくる。大垣から 美濃赤坂までは 東海道線から 分岐する 盲腸線だけど、ほの 電車に きづいたのは はじめてだ。

名古屋から やって きた 米原 (まいばら) いき 快速に のる。ここで 運転士さんが 交代して、8時 44分 大垣 発。4両の 電車に そこそこ ひとは のっとる。車掌さんは おんなの ひと。9時 17分、終点の 米原に 到着。JR東海JR西日本の 境界駅で、管理は JR西日本。マナカを かざして 橋上に ある かいさつを でえと した とこで、ピンポーンって おとが なって ゲートが とじる。「ここまでが JR東海の エリアなのに トイカと 共通 利用の マナカが なんで つかえん?」って おんなの 駅員さんに きいたら、「たしかに ほだけど、トイカが つかえるのは 関ケ原までだで、金山から ここ 米原までの 1,450円を 現金で はらいなさい。金山での 入場 記録の 削除は、あとで トイカの つかえる 駅で しなさい」って。

JR東海
120704 近江鉄道 (2) 7:52 名古屋 JR東海 運転士さん
(2) 7:52 名古屋 JR東海 運転士さん
120704 近江鉄道 (3) 8:26 大垣 JR東海 運転士さん
(3) 8:26 大垣 JR東海 運転士さん
JR東海
120704 近江鉄道 (4) 8:27 大垣 JR東海 運転士さん
(4) 8:27 大垣 JR東海 運転士さん
120704 近江鉄道 (5) 8:28 大垣に 到着した 特別快速
(5) 8:28 大垣に 到着した 特別快速
JR東海
120704 近江鉄道 (6) 8:33 大垣 美濃赤坂 いき ふつう
(6) 8:33 大垣 美濃赤坂 いき ふつう

米原で JRから 近江鉄道に のりかえ。 近江鉄道の かいさつは JR 米原の 橋上 かいさつを でた とこには みあたらず、ひがしぐちに おりた とこに みつける。まえに 「2012年 4月 いつか、近江鉄道米原駅が JRの 米原駅と 一体化する かたちで あたらしく 開業した」って きいとったで、かいさつも JRと おんなじ へんに あるのかと おもっとっただけど ちがった。たしかに 駅は となりあわせだけど、かいさつは おんなじ 平面に ない。かたや 橋上、かたや 地平だ。

駅員さんから ひこね芹川まで 290円の きっぷを かい、まあはい きいろい 電車の とまっとる ホームに むかう。9時 34分、ぱらぱらの ひとを のせて 多賀大社前 (たがたいしゃまえ) いきの 2両の 電車が 米原を 出発。ちいさな みちを のりこえる ちいさな 高架を わたった あとは、また きの まくらぎの 線路を のろのろと すすみ、さいしょの フジテック前に 到着。ずいぶん くさぶかい 駅だけど、ひとり おりる。駅舎が あるのにも おどろく。あいかわらず 時速 40キロから 60キロ ぐらいで とろとろと すすみ、つぎの 鳥居本 (とりいもと)に。アクセントは フラットに 「(0)とりいもと」って いう。しましき ホームで 単行 電車と すれちがい。ここも そうとう くさぶかい 駅だけど、ひとり おり、3人も のって くる。ホーム うわやや りっぱな 駅舎まで ある。鳥居本を でて すぐ、新幹線を くぐった とこから コンクリート まくらぎ 区間に かわって、佐和山 (さわやま)トンネルに はいる。トンネルを ぬけると、米原を でて みぎに わかれた JR 琵琶湖線と また 合流して、ひだりてに 近江鉄道の 車両 基地を みながら 彦根に 到着。ここも 米原と おなじく、JRの 駅と となりあわせに あるあるだけど、なんだか くさぶかい。ほれでも 彦根は 湖東の 中心地で あり、ベンチシートの 座席が ほぼ 満席に なる ほどの たくさんの ひとが のって くる。彦根を でると 近江鉄道は 完全に JR 琵琶湖線と ならんで はしる。あっちは 複線 130キロで、こっちは 単線 60キロだ。すぐに ひこね芹川と なり、電車を おりる。9時 49分。2009年 4月 ようかに 開業した この 駅は、駅舎も ホームも ホーム うわやも あたらしい。

近江鉄道
120704 近江鉄道 (7) 9:32 米原 多賀大社前 いき 電車
(7) 9:32 米原 多賀大社前 いき 電車
120704 近江鉄道 (8) 9:33 米原 多賀大社前 いき 電車の なか
(8) 9:33 米原 多賀大社前 いき 電車内

近江鉄道
120704 近江鉄道 (9) 9:37 フジテック前
(9) 9:37 フジテック前

近江鉄道
120704 近江鉄道 (10) 9:39 鳥居本 (とりいもと)
(10) 9:39 鳥居本 (とりいもと)
120704 近江鉄道 (11) 9:40 鳥居本 (とりいもと)
(11) 9:40 鳥居本 (とりいもと)
近江鉄道
120704 近江鉄道 (12) 9:44 彦根 車両 基地
(12) 9:44 彦根 車両 基地
120704 近江鉄道 (13) 9:44 彦根
(13) 9:44 彦根
近江鉄道
120704 近江鉄道 (14) 9:48 ひこね芹川
(14) 9:48 ひこね芹川
120704 近江鉄道 (15) 9:49 ひこね芹川
(15) 9:49 ひこね芹川

ひこね芹川から あるいて 彦根の まちに はいって いく、ってのが この ひの 目的だった。線路は どもりの うえに あり、かいだんを おりて ひがしがわの 地平に おりる。農道の ガードを くぐって 線路の にしがわに いく。この あたりは 人家こそ ある ものの、まちはずれでさえ なく 彦根の まちから 完全に にしに はずれとる。学生 時代を この まちで すごした おれも おとずれた とこの ない とこだ。見当を つけて にしに あるいて ちょっと いくと、みおぼえの ある 彦根の まちに いきあたる。袋町とか 橋本 どおりとか 銀座とか、なつかしい まちなみだ。彦根駅からも だいぶ みなみに なるだけど、この へんが 彦根 いちばんの 繁華街だ。学生 時代 たかねの はなだった、橋本 どおりの 千成亭で 近江牛を くう、って いうのも 目的の ひとつだっただけど、すいよう 定休の 看板に がっかり。きたの ほう、彦根駅に むかいながら まちなかを あちこち ぶらつく。まいにち あさめしを くいに いっとった 「ござれ 食堂」が 健在だったのが わかって、ちょっと うれしく なった。

彦根 えきまえの 平和堂で コーヒーを のみ、駅ビルの コンビニで みやげを かい、やって きた 近江塩津 (おうみしおつ) いき 新快速に のる。11時 48分、彦根 出発。新快速は 最新の 225系じゃ なくて、223系。すぐに 米原で のりかえ。おりた ホームに 金沢 いき しらさぎが おって、いっきに 空気が はなやぐ。いちばん にしの ホーム 7番線に 移動して 大垣 いき ふつうに のる。11時 59分、米原 出発。米原で かった 井筒屋の 950円の 牛肉 べんとうを 電車ん なかで くう。大垣に 到着し、とうぜんの ように 5番線から 1番線に ホームを うつらされ、大垣 発 豊橋 いき 新快速に のって 愛知県に もどった。

JR西日本
120704 近江鉄道 (16) 11:47 琵琶湖線 彦根
(16) 11:47 琵琶湖線 彦根
120704 近江鉄道 (17) 11:48 彦根 近江塩津 いき 新快速 車内
(17) 11:48 彦根 新快速 車内
2012年 7月 よっか すいようびの 乗車 データ
路線 列車 種別
いきさき
キロ数
(km)
所要
時間
表定 速度
(km/h)
料金
名鉄
西尾線
準急
岩倉
碧海古井
6:49
安城
6:57
5.7 8分 42.8
名鉄
名古屋本線
急行
一宮
安城
6:59
金山
7:28
26.1 29分 54.0
名鉄
とおし
碧海古井
6:49
金山
7:28
31.8 39分 48.9 590円
JR東海
東海道線
特別快速
大垣
金山
7:45
大垣
8:28
47.3 43分 66.0
快速
米原
大垣
8:44
米原
9:17
35.9 33分 65.3
JR
とおし
金山
7:45
米原
9:17
83.2 92分 54.3 1,450円
近江鉄道
本線
ふつう
多賀大社
米原
9:34
ひこね芹川
9:49
7.0 15分 28.0 290円
JR西日本
琵琶湖線
新快速
近江塩津
彦根
11:48
米原
11:53
6.0 5分 72.0
JR東海
東海道線
ふつう
大垣
米原
11:59
大垣
12:32
35.9 32分 67.3
新快速
豊橋
大垣
12:41
名古屋
13:13
44.0 32分 82.5
JR
とおし
彦根
11:48
名古屋
13:13
85.9 85分 60.6 1,450円
名鉄
120704 近江鉄道 (1) 7:26 名鉄 神宮前 ふみきり
(1) 7:26 名鉄 神宮前 ふみきり


(さんこう)