東松島市の 集団 移転 はじまる 〜仙石線の 復旧も これに あわせて〜

東名 (とうな)−野蒜 (のびる)間で つなみで 電車が 脱線しちゃった ほど 被害が おおきかった 仙石線 (せんせきせん) 沿線を 中心に した、東松島市の 集団 移転が はじまったげな。

かほくの 記事から

  • 2012年 10月 25日、防災 集団 移転 促進 事業を 主体と する 「東松島市 復興 まちづくり 整備 事業」の 着手式が 東松島市の 野蒜市民センターで あった。
  • 野蒜北部丘陵地区の 土地 区画 整理 事業を かわきりに、被災者の 住宅 再建に むけた 事業が 始動する。
    東松島市 復興 まちづくり 整備 事業 地図 (かほく)東松島市 復興 まちづくり 整備 事業 地図
    (かほく)
  • 集団 移転は 野蒜北部丘陵、東矢本駅北、矢本西、牛網、月浜、大浜、室浜の 7地区の 事業を ひとつの 事業と して 実施。住民は 7地区から 移転 さきを 自由に えらべる。
  • 野蒜北部丘陵、東矢本駅北の 2地区は 都市再生機構 (UR)に 業務 委託し 土地 区画 整理 事業を すすめ、ほかの 5地区は 東松島市の 直轄 事業で 整備。
  • 住民の 個別 面談 結果などで、移転 希望は 1,395世帯と 想定。うち 817世帯は 移転 さきで 住宅を 自力 再建し、のこる 578世帯が 災害 公営 住宅に 入居する。
  • 野蒜北部丘陵地区の 造成は 2012年 11月に はじまり、2016年度 完了 予定。のこる 6地区も 本年度の うちに 順次 着手し、2015年度 完了 予定。

東松島 市内の 仙石線も、東名−野蒜間を ふくむ 陸前大塚 (りくぜんおおつか)−陸前小野 (りくぜんおの)間 6.4キロが、野蒜北部丘陵地区 土地 区画 整理 事業に あわせて 内陸 がわへの 移設を ともなった うえで、2015年に 復旧する。同時に 陸前大塚から 東松島 市外 高城町 (たかぎまち)までの 5.3キロも 復旧して、これで 仙石線 全線 復旧と なるだ。

はじまったって いっても、集団 移転も 仙石線の 復旧も まんだ 3年 かかる。

がんばれ、東松島市
がんばれ、仙石線

◇    ◇  ついき  ◇    ◇

集団移転地造成加速へ巨大コンベヤー稼働 - 東松島

  • 東松島市がひがしにほん地震にともなう集団移転さきとして造成する野蒜北部丘陵地でこんげつ2014年1月、大量の土砂を搬出する巨大なベルトコンベヤーが稼働した。復興庁などによると、移転地の造成でコンベヤーが稼働するのははじめて。
    東松島市野蒜地区の巨大ベルトコンベヤー(かほく)
  • コンベヤーは延長1.2キロで、はば1.8メートル、たかさ12メートルから27メートル。造成地から住宅をさけ、土砂をかりおきする国有林あとちまでのルートで設置された。
  • 一戸だてと災害公営住宅あわせて448戸分の宅地を確保する野蒜北部丘陵地では、91.5ヘクタールの造成で550万立方メートルの土砂が発生するみこみ。
  • コンベヤーは土砂を分速120メートルではこび、1日あたり1万立方メートルを処理する。らいねん2015年3月までに310万立方メートルを搬出。半分はもりつちや農地復旧などに活用される。
  • 土砂をダンプカーではこぶばあい、3年以上かかるとの試算があった。東松島市は工期短縮のためコンベヤー導入をきめ、きょねん2013年8月に着工。2014年1月13日に本格稼働した。総工費は70億円。

しゃしん=集団移転地の造成で発生した土砂を搬出するベルトコンベヤー
(2014年1月15日午后2時45分ごろ、東松島市野蒜地区)

河北新報 東北のニュース/集団移転地造成加速へ巨大コンベヤー稼働 - 東松島|2014年01月16日木曜日



(さんこう)