いま、東京の電車は1両のながさが20メートルってきまっとる。なのに東京メトロの日比谷線(ひびやせん)は、ひと時代まえの標準である18メートル車がはしっとった。東武もスカイツリーラインが北千住(きたせんじゅ)からこの日比谷線と直通しとるだけど、直通電車は18メートル車をつかわざるをえんかった。直通せんほかの電車は20メートル車であり、寸法のちがう電車がまざってはしっとるっていう状態がつづいて、なにかと不自由があった。寸法のみじかい電車を優等列車にするわけにはいかず、日比谷線直通電車はスカイツリーラインではふつうで運用するしかないとかね。
ところで、こんかいのニュースだ。日比谷線も20メートル車にかわるってさ。
鉄道ジャーナルの2014年7月号にのっとったちいさな記事だけど、2016年度から20メートル車へのおきかえをはじめて、2021年度におえるだげな。で、ほのあと、日比谷線はぜんぶの駅にホームドアを設置するって。
いや、めでたし、めでたしなだけど、「日比谷線は曲線がきつくて、20メートル車じゃながすぎてほの曲線がまがれんで、18メートル車のままになっとるだ」ってきいとっただけど、ながい電車でもきつい曲線がまがれる「わざ」を発明したのかな。
(さんこう)