んん? ゆきぞり?
いや、路面電車だ。ウラルバゴンザボード社っていうロシアの戦車メーカーがつくったもので、ロシアワンっていうなまえがついとる。
Russia One - YouTube
(日刊SPA!の記事から)
- ロシアの都市、エカテリンブルグの展示会でこのほど発表されたしんがた路面電車「ロシアワン(RUSSIA ONE)」が話題をよんどる。ほの近未来なデザインはとても路面電車にはみえんでだ。このしんがた車両はほぼロシア製の部品でつくられ、車両内のLED照明や放送設備は時間帯によって変化し、乗客にここちよい空間を提供できる最新のシステムを搭載しとるっていう。
- 製造もとは、ロシアの巨大車両メーカー「ウラルワゴン工場(UralVagonZavod=ウラルワゴンザボード)」。軍事おたくには有名な、ロシアの主力戦車を製造するメーカーでもある。この会社は戦車以外でも、産業用・農業用のおおがた車両や鉄道車両、路面電車なども製造する。
- このしんがた路面電車はバッテリーだけで50キロの走行が可能だっていう。製造もとは、通勤列車としての使用も視野にいれとるとのこと。ねだんは100万ユーロ(だいたい1億4千万円)前后になるってつたえられとる。この路面電車を導入する自治体はリース契約で運行させることも可能。
- このしんがた路面電車は2017年ごろからまずはエカテリンブルク、ついでオムスクに登場する。ほのあと、モスクワ、ほんで世界での展開も視野にいれとるっていう。4年あとのワールドカップまでにむけ、整備をすすめる予定だ。
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うん、エカテリンブルクってのはむかしのなまえでスベルドロフスクっていって、オムスクともども中央アジアのへんにあるまちだ。こんなとこにも路面電車がはしっとるだね。まずこのふたつのまちではしらせて、ほいから本命のモスクワではしらせる。2018年のロシアワールドカップにまにあわせるだね。あわよくば輸出もっておもっとるだらあけど、はたしてこのかたちがうけいれられるか。
(さんこう)