山形空港をおりてから

名古屋から新幹線にのって342.0キロで東京にとうちゃく。ほっから新幹線をのりかえてさらに342.2キロで山形にとうちゃく。新幹線だとあわせて684.2キロのきょりをFDA機は1時間とちょっとでとんでいく。2010年なつまでJALが就航しとった名古屋-山形線を、3年半たった2014年なつからFDAが復活させただ。

ところで、きのうの時事通信の記事にこの名古屋-山形線のことがのっとった。さいきん1年の平均搭乗率が66.5パーセントとかんばしくないそうで、くにの地方航空路線活性化プログラムにそって、3年間、年4,800万円を補助金をえて、平均搭乗率を向上させるプロジェクトチームがたちあがっただげな。江戸時代に「にしの伊勢まいり、ひがしの出羽三山(でわさんざん)まいり」っていわれたほどのにぎわいをとりもどしたいとのこと。要は、名古屋のひとに山形にきてね♪ってことだ。出羽三山ってのは月山(がっさん)、羽黒山(はぐろさん)、湯殿山(ゆどのさん)のみっつのやまで、うったえかけの対象は2、30代のおんなのひと。好奇心旺盛で必要なものにはかねをおしまんだげな。パワースポットブームにのるぞ!ってとこらしい。とりあえずは2015年度かみ半期の平均搭乗率75パーセント達成をめざすとのこと。うまくいくといいね(^_^)

名古屋から山形までの路線図(あきひこ)
△ 名古屋から山形までの路線図(あきひこ)

空港ライナー
さて、山形空港をおりてからだ。西北方向にある出羽三山への交通手段はこんかいの連載の趣旨からはずれるでおいといて、空港からみなみ20キロにある山形のまちまでの交通手段についてみてみる。まず山形空港の立地だ。すぐとなりを山形線山形新幹線兼用の線路がとおっとって、これが直接的な交通手段になるじゃないか!っていう期待をもつだけど、じつは線路をせにするかたちで空港はある。したがって、直線きょりで直近の神町駅(じんまちえき)ももよりえきとはならず、ほのきたのさくらんぼ東根駅さくらんぼひがしねえき)がもよりえきになるだけど、ここまでいくにもタクシー車両で運行される空港ライナーをつかうことになる。ほかにこの空港ライナーは村山駅天童駅、左沢駅(あてらざわえき)、河北町どんがホールをむすぶ。空港発着便と連動して運行されるだけど、前日17時までの予約が必要となる。

空港シャトルバス
ほんで山形のまちへは、空港ライナーから昇格した空港シャトルバスがでとる。こちらも1日6便の空港発着便と連動して運行されるだけど、山形空港から県庁前までを26分、山形駅ひがしぐちまでを35分でむすぶ。

山形空港周辺の地図(あきひこ)
△ 山形空港周辺の地図(あきひこ)

  • 山形空港の盛衰
    • 利用客は1991年の70万人がとうげ。
    • 1992年7月ついたちの山形新幹線開業で、このとしから利用客がへりはじめる。
    • 1999年12月よっかの山形新幹線の新庄延伸でさらに利用客がへっていき、さいきんでは最盛期の4分の1以下にまでへっとるらしい。

(さんこう)