ふっと七里のわたしをみたくなって、市バスをつかっていってきた。ってか、市バスでしかいけんとこなだ。
◇ ◇
いき
名鉄電車を神宮前駅でおり、神宮こうじでみつけたとんかつやさんでひるをとり、市バスのりばにむかう。ここ神宮前駅のえきまえは神宮東門(じんぐうひがしもん)っていう市バスのターミナルになっとるだけど、こっから幹神宮1系統っていう路線で七里のわたしにいくだ。のりばは5番のりばになる。まえに下之一色(しものいっしき)にいくときも神宮東門から市バスにのっただけど、ほのときの幹神宮2系統っていう路線ののりば3番のりばが神宮前駅と熱田神宮をへだてる大津どおりをわたったむこうがわのきたのほうにあるのにたいして、こんかいの5番のりばは大津どおりのこちらがわのみなみのほうにある。神宮前駅からひだりのほう、みなみにあるいたのは、たぶんこのときがはじめてだっただけど、ふつうにビルがたつなかに、しにせのおかしやさんなんかがあって、あ~門前まちだな~ってかんじさせるいいとこだった。
まちびともふえた神宮東門5番のりばに幹神宮1系統市バスがやってくる。この系統にふたつあるいきさきのなかで、やってきたのは多加良浦(たからうら)っていうとこいきのバスだった。
14時7分、しゅっぱつ。大津どおりをみなみにすすむ。
伝馬町(てんまちょう)交差点で国道1号線をよこぎり、バスは直進する。みちはまっすぐつづいとるだけど、大津どおりはここでおわり、こっからはたんなる国道255線になる。また、国道1号線のしたには地下鉄がはしっとって、熱田伝馬町バス停からこの交差点のしたにある伝馬町駅にのりかえれる。
「みぎ七里のわたしあと」の看板があらわれ、内田橋北交差点を右折。
「はま」ぞいのみちをひだりにクランクしてちょっといったとこで、あっけなく七里の渡しバス停にとうちゃく、バスをおりる。いま「はま」っていったけど、じつはいまは堀川(ほりかわ)っていうかわになっとって、この堀川が上流がわにむかってふたまたになるとこに七里のわたしはある。
さて、見物にいくまえにかえりのバス時刻をかくにん。このひは平日だっただけど、神宮東門いきはひるまの時間帯でも1時間に4、5本あり、じゅうぶんな運行ひんどっていえる。
かえり
突堤のさきからの見物をおえ七里の渡しバス停にもどる。神宮東門にもどるつもりだっただけど、ちょうどはんたいの多加良浦(たからうら)いきバスがやってきて、まあいいやってのっちゃう。14時45分の定刻から1分おくれでしゅっぱつ。
七里の渡しをでるとみちはすぐにつきあたりになり、わが幹神宮1系統多加良浦いきバスはこれを左折し、堀川にかかる大瀬子橋をわたる。七里のわたしを中心にすると、ひがしに内田橋、にしに大瀬子橋っていうかたちだ。バスはほとんど満席だっただけど、はしをわたったさいしょのバス停、千年一丁目(ちとせいっちょうめ)で中学生がいっぱいおりる。高校生だったかもしれん。つぎの千年二丁目バス停をすぎたとこで新幹線をくぐり、千年東交差点っていう交差点までいったとこを右折。東海どおりっていうとおりをにしにすすむ。まがってすぐが紀左エ門橋西(きざえもんばしにし)バス停。この東海どおりをひがしにちょっといくと、ふたまたになるまえの堀川をわたるだけど、ほこのはしが紀左エ門橋っていうはしなだ。
国道154号線と交差する千年交差点をすぎたとこで千年バス停。つぎの東海通二丁目バス停からちょっといって、うえに名古屋高速がはしるおおきなとおりとの交差点をこえたとこの東海通バス停にとうちゃく。このおおきなとおりのしたには地下鉄がはしり、交差点のしたにある東海通駅と連絡しとるだ。
バスをおりると、おおーっ!おすもうさんがあるいとるじゃんか! このときはちょうどおおずもう名古屋ばしょの最中だっただけど、まぢかにみるおすもうさんはほんとにおおきいわ。
バス停ちかくのマラガっていう喫茶店でいっぷくしたあと、地下鉄にのって金山まででてうちにかえった。
路線図
△ 名古屋市バス幹神宮1系統路線図(東海橋まで)(路線図ドットコム)
(さんこう)