名古屋本線の神宮前から分岐して常滑までいくのが常滑線。常滑線の太田川から分岐して河和(こうわ)までいくのが、きょうとりあげる河和線だ。また、河和線の富貴(ふき)からは内海(うつみ)までいく知多新線が分岐しとる。ずーっとまえ、岐阜市内線が廃止になるちょっとまえのこと、名鉄1日のりほうだいきっぷで岐阜市内線をふくめた名鉄線にいっぱいのっただけど、この河和線については、終点の河和までいかんで知多新線の終点内海にいっておりかえしちゃって、けっきょく富貴-河和間だけのらずじまいになっちゃっとる。ほんなこころのなかのひっかりもあって、また河和までのりにいきたいだけど、とりあえずは運行本数、所要時間、表定速度についてしらべてみた。
- 河和線の運行本数(平日ひるまの時間帯)
- 名鉄名古屋または金山までの所要時間(平日ひるまの時間帯)
- 河和線電車の表定速度(平日ひるまの時間帯)
まとめ
1時間あたりの運行本数は末端の河和-富貴間が、特急1本、急行1本、ふつう1本のあわせて3本。まあ、こんなもんか。ふつうは極端に表定速度がひくいけど、富貴で知多新線からきた特急にのりつげるで、ふつうをふくめた3本ともが実用だ。富貴-知多半田間は、知多新線からのりいれてくるものがあわさって、特急2本、急行2本、ふつう2本のあわせて6本と倍増する。さらに知多半田からはここを始発とするふつう2本がくわわって、特急2本、急行2本、ふつう4本のあわせて8本とじゅうぶんな本数がある。河和線は河和-河和口間のひとえきかんをのぞいて複線で布設されてもおり、知多半島の中心都市半田と名古屋をむすぶだいじな路線なだ。
ほじゃ、表定速度はどうだ。特急、急行とも時速50キロ台と、名古屋本線の快速特急、特急、急行が60キロ台から80キロ台ではしるのにくらべて、ずいぶんとみおとりがする。これは最高速度のちがいによるもので、名古屋本線が時速120キロなのにたいして河和線は時速100キロでしかない。おんなじ知多半島をはしる常滑線のほうは、2005年のセントレア開業にあわせて最高速度を120キロにあげとるだけに、はがゆいとこだ。
河和線も表定速度を120キロにあげや、いま河和から名鉄名古屋まで最速の特急で47分かかっとるものが40分ぐらいにちぢめれる。ほかにおいこし設備のすくなさも河和線の弱点だっていわれとるだけど、この点の解消も最高速度の向上といっしょにやって、ぜひとも所要時間の短縮をはかってほしい。競争あいての武豊線はことし2015年に電化もはたしており、名鉄もうかうかしとれんぞ。
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(さんこう)
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- 名鉄河和線 - Wikipedia
- 運行速度=最高100km/h