市道からひろばへ、あつかい変更でにぎわいを! - 豊田市駅のペデストリアンデッキ

名鉄三河線豊田市駅のうしろがわ、愛知環状鉄道の新豊田駅とのあいだにペデストリアンデッキがある。歩行者用の空中回廊ってかんじのやつだ。ところで、このペデストリアンデッキ、市道っていう道路に位置づけられとって、ここでなんかもよおしをやらあとすると、市に道路占用許可の申請したり、警察に道路使用許可の申請したり、夜間は警備員をおかにゃいかんかったりってことで、とってもめんどうだった。ものをうったりだとか、喫茶をだしたりだとか、演奏会をやったりだとか、ほういうことをやらあとおもっても、いろんなてつづきがあしかせになって、にのあしをふんじゃう。

こんなことじゃいかんわ!ってことで、豊田市役所がペデストリアンデッキの一部を市道からはずして「ひろば」だってことにした。これなら市に使用料はらうだけで自由につかえるよ♪ってわけだ。

豊田市駅のペデストリアンデッキ
〔かくだい〕

新聞記事 - 豊田市えきまえの歩行者デッキを「ひろば」に

  • 豊田市のげんかんぐち、名鉄豊田市えきまえにあるペデストリアンデッキ(歩行者デッキ)。通行人がいききするための「市道」に位置づけられとるけど、市は2015年9月、デッキの一部を市道から除外した。利用面で制約のおおい市道から「ひろば」にあらためることで、もよおしにつかいやすくするためだ。公道の区域を変更し、にぎわいづくりに利用する手法は全国的にもめずらしい。
    豊田市駅のペデストリアンデッキ(ちゅうにち)
  • デッキは豊田市駅愛知環状鉄道の新豊田駅とのあいだをむすび、あさとゆうはおおぜいの通勤客でごったがえす。豊田市都市整備課によると、市が1988年から順次整備し、ながさは226メートル、ひろさ5,100平方メートル。歩行者のためのみちっていう位置づけから「市道豊田市駅歩行者道線」に指定しとる。
  • 市が除外した区域は、豊田市駅よりのデッキ中央部の385平方メートル。道路法にもとづいて「道路区域変更」っていうてつづきをおこない、2015年9月15日づけで市道の区域外とした。
  • デッキはおおくのひとがつどうばだけど、公道では原則として通行のさまたげになる行為はみとめられん。市によると、これまでもよおしでつかわあとするひとは、市に道路法「道路占用許可」を、豊田警察署には道路交通法「道路使用許可」を申請し、それぞれみとめられにゃいかんかった。
  • 許可をえても、ベンチなどのものをおきっぱなしにすることはできず、夜間は警備員をたてるなどの対応も必要。豊田市都市整備課の田中真美子担当長は「にぎわいづくりに活用せえとしても制約がおおく、つかいづらかった」ってはなす。
  • ひろばは利用者が豊田警察署にいく必要はなく、市にもうしこんで使用負担金をはらやつかえる。営利利用も可能で、2015年11月なのかまではカフェなどがでとる。
  • 市街地のにぎわいづくりのため、市道をひろばにあらためる手法は、先進事例の大阪府箕面市を参考にした。営利利用だと平日2時間で2,500円、休日3,000円。非営利は半額。豊田市都市整備課でうけつける。
(ねたもと)
豊田市えきまえの歩行者デッキ「ひろば」に - 「市道」解除、もよおし利用うながす:愛知:中日新聞(河北彬光さん)|2015年11月5日

いやー、よのなかっていろいろめんどうなてつづきやらでなりたっとるだね。こんかいの豊田市役所によるあつかい変更で、豊田のまちがこれまで以上ににぎわうことをいのるよ。