仙台地下鉄東西線開業おめでとう\(^_^)/ - 2015.12.6

きょう2015年12月むいか、仙台地下鉄東西線のまっさらなレールをまあたらしい電車がはしりはじめた。


やみくもに市街化区域をひろげることなく、鉄道沿線に都市機能を集約して効率的な都市経営をやるだっていう仙台市の方針にそって建設された地下鉄だ。開業、おめでとう。

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(さんこう)
仙台 地下鉄東西線 予定どおり開業
2015年12月6日 6時06分 - NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151206/k10010331201000.html

仙台市で2つ目となる地下鉄の路線で、東日本大震災で工事が一時中断されながら、計画どおり9年で完成した、仙台市地下鉄東西線が、6日、開業しました。5日の試乗会で運行管理のシステムにトラブルがありましたが、午前5時半すぎ、予定どおりに一番列車が出発しました。

仙台市地下鉄東西線は、津波の被害を受けた沿岸部の荒井駅から、仙台駅を経て、西側にある八木山動物公園駅まで、およそ14キロの区間を結ぶ路線で、総事業費およそ2300億円をかけて建設されました。

荒井駅のホームでは、多くの市民などが詰めかけるなか、午前5時すぎから記念の式典が開かれ、仙台市奥山恵美子市長は「震災を乗り越えての開業となり、津波の被害を受けた東部の街をはじめ、仙台の街の発展をけん引する力になってほしいです」とあいさつをしました。

このあと地元の小学生たちが出発を祝うくす玉を割り、午前5時35分、乗客でいっぱいになった一番列車が予定どおりホームを出発しました。

東西線の工事は震災で3か月余り中断されましたが、トンネルの掘削などの土木工事と駅舎の建設を同時に進めて工期を短縮し、当初の計画どおり9年で完了しました。

震災を踏まえた災害対策として、緊急地震速報が出た場合などは、車内にある液晶モニターの色が黄色に変わって、音声で揺れへの警戒を呼びかけるとともに、列車が自動的に停止するシステムが導入されています。

5日に行われた試乗会では、運行管理のシステムで列車の位置が把握できなくなり、走行中の列車が最寄りの駅に緊急停止するトラブルがありましたが、システムの部品を交換して、予定どおりに開業しました。

仙台市東西線の1日の利用者を8万人と見込んでいて、開業10年目に単年度での黒字達成を目指すとしています。

運転士「安全第一に」
東西線荒井駅を出発した一番列車の松浦美穂運転士は、「たくさんの方の期待がかかった東西線の一番列車の運転を任され、とても光栄に思います。市民の皆さんに安心して乗っていただけるよう、まずは安全を第一に運転したいと思います」と話していました。

仙台市地下鉄は自動運転で運行しますが、運転士は乗客の乗り降りや列車の進路の安全確認を行うほか、緊急時には手動に切り替えて列車を運転するということです。

一番列車の乗客たちは
荒井駅で、一番列車に乗るための列の先頭に並んでいた男性は、「開業する東西線に一番乗りしたいと思って奈良県から来て、きのうの夜8時から並んでいました。とても貴重な経験ですし、乗るのが楽しみです」と話していました。

また、子どもと一緒に一番列車に乗りに来た男性は、「八木山動物公園にも地下鉄で気軽に行けるようになって、とても便利だと思います」と話していました。

一方、東西線の西の端の八木山動物公園駅から一番列車に乗って荒井駅に到着した仙台市の70代の女性は、「すごく乗り心地がよかったです。車内には学生の人たちも多く、沿線の街について乗客の人たちと話をしながら乗ることができて、とても楽しかったです」と話していました。

あきひこゆめてつどう 2014-12-30 開業は2015年12月むいか! - 仙台地下鉄東西線
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あきひこゆめてつどう 2010-12-20 仙台市、市街化 区域 拡大せず!
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