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おおぞれえき

JR東海

ちいさなえきがらいねん2016年、開業80周年をむかえる。ばしょは静岡県にありながら愛知県のちいさなむらの代表駅。飯田線大嵐駅(おおぞれえき)のことだ。むらのなは富山村だけど、いまは合併して豊根村の一部となり富山支所の職員が週に1回えきのそうじにいく。

おおぞれえきと旧富山村の地図(あきひこ)
△ おおぞれえきと旧富山村の地図(あきひこ)

来年“傘寿” - 豊根・富山地区の玄関ぐち・JR大嵐駅 - ちゅうにち

  • 豊根村富山(とみやま)地区(旧富山村)の玄関ぐち、JR飯田線大嵐駅が来年2016年、開業80年をむかえる。富山小中学校がこの2015年のはる閉校し、地区からこどもたちの歓声はきえた。小中学生による駅舎の清掃活動もみれんくなり、ちょっぴりさびしい“傘寿”となりそうだ。
    おおぞれえき(ちゅうにち)
    △ おおぞれえき(ちゅうにち)
  • 小中学生の清掃、いまはなく
    飯田線の前身、三信鉄道のえきとして1936年に開業。現在の駅舎は1997年、富山村が3千万円をかけ建設した。
  • 東京駅をまねた外観は当時村長だった川上幸男さん87才の発案で、にほん有数のえきとにほんいちちいさいむらのえきの対比が話題になった。
  • えきの所在地は浜松市天竜区水窪町(みさくぼちょう)。えきまえの佐久間ダム湖にかけられたつりばしをわたると、富山にはいる。建設には、いろいろ困難もあったようだ。
  • 「『なぜ他県に、交付税をつかって施設をたてるのか』と県からあれこれいわれましたね」。むらの企画課長だった田辺邦三さん73才の回想だ。
  • JRとの関係で正式には「駅舎」ってよべず、「みんなのやすむところ」となづけられとる。
  • 富山小中学校の児童会・生徒会組織「富山こどもむら」が1990年からつづけとったつき1回の清掃は、ことし2015年3月でおわった。
  • いまは、豊根村やくば富山支所の臨時職員丸木昌代さん43才が週1回おとずれ、まちあいしつからトイレ、外部まで3時間ほどかけてねんいりにそうじする。
  • 「こころをこめてやっております。おとずれたひとに『きれいなえきだね』っておもっていただきたくて」。おちばをはくてをやすめ、丸木昌代さんはいう。
  • 1日の乗降客は平均40人ほど。ちいさな無人駅の背後では、やまやまが紅葉の最盛期をむかえとる。
(ねたもと)
来年“傘寿” - 豊根・富山地区の玄関ぐち・JR大嵐駅:愛知:中日新聞(鈴木泰彦さん)|2015年11月11日 〔※ まあはいリンクぎれ〕

(さんこう)

  • まるで渓谷鉄道だ - 飯田線で飯田から豊橋までいってみて - あきひこゆめてつどう|2014/05/13
    • おおぞれ
      小和田からトンネルをぬけ、天竜川支流にかかる鉄橋をわたり、またトンネルをぬけたとこが大嵐(おおぞれ)だ。駅のむこうはまたすぐトンネルになる。こんな秘境の駅なのに、しましきホームにはおおぜいのひとがまつ。ゴールデンヰークだでか。ここも天竜川のむこうぎしは愛知県になる。
      20140506 13.44.33 豊橋いきふつう - 小和田-大嵐間の鉄橋 20140506 13.46.44 豊橋いきふつう - おおぞれ(大嵐)
      △ ひだり=13.44.33 小和田-大嵐間の鉄橋 △ みぎ=13.46.44 おおぞれ(大嵐)
    • みさくぼ
      大嵐(おおぞれ)をでた電車はすぐにながーいトンネルにはいる。トンネルはさいしょひだりにまがったあと、ほとんど直線となってすすむ。このトンネルのなかでいちばんの速度がでとるじゃないかっておもえるぐらいはやい。これまで天竜川ぞいにはしっとったときは、こんなながい直線なんかどこにもなかっただ。トンネルをでて、鉄橋をわたって水窪(みさくぼ)に到着。しましきホーム1面2線のひだりに側線が2本ある。
      みぎてにあるかわは天竜川じゃなくて、ほの支流で天竜川と平行して南北にながれる水窪川(みさくぼがわ)だ。大嵐(おおぞれ)からほのまま天竜川ぞいにくだっていっても、ほのさきの中部天竜(ちゅうぶてんりゅう)、佐久間(さくま)にいけるだけど、いったん水窪川流域にとおまわりしとる。駅は水窪川のひだりがわ、まちはみぎがわと、はなればなれにある。天竜峡の駅をでて以来、ここにきてはじめてまちらしいまちをみかけるだけど、ここ水窪から相月(あいづき)までの水窪川ぞいは、武田信玄遠江(とおとうみ)ぜめ、三河(みかわ)ぜめにとおった秋葉街道にもそったばしょなだ。