じつに7年ぶり。
名松線、全線復旧、おめでとう!
△ 20160326_121048 名松線全線復旧をつたえるNHKテレビ
〔フェースブック投稿〕
(さんこう)
- 名松線きょう全線復旧 - 6年半ぶり:三重:中日新聞(堀内敦子さん)|2016年3月26日
- 津市(つし)美杉町(みすぎちょう)と松阪市(まつさかし)をむすぶJR名松線(15駅、43.5キロ)は2016年3月26日、6年半ぶりに全線復旧する。美杉のやまやまと清流をえがいた津市公募の記念ヘッドマークをつけたいちばん列車が、午前9時35分、伊勢奥津駅(いせおきつえき)をしゅっぱつする。
- 運転を再開するのは2009年10月の台風18号の被害で不通区間となっとった家城(いえき)-伊勢奥津(いせおきつ)の17.7キロ。JR東海がわから廃線が提示されたちょくご、美杉町民らによる「名松線の全線復旧をもとめるかい」(現・名松線をまもるかい)が発足。2010年1月には、津市自治会連合会が中心となって集めた全線復旧をねがうおよそ11万6千人分の署名を、国土交通省とJR東海に提出した。
- 2011年5月、三重県と津市、JR東海の三者が復旧に向けた協定書を締結。三重県が治山工事、津市が水路整備、JR東海が鉄道施設の復旧工事を担当することに決まった。名松線をまもるかいのもと会長、前川知雄さん(77)=美杉町(みすぎちょう)八知(やち)=は「ながいあいだとまっとった名松線がようやくいごきだすって、みんなよろこんどる。あすは沿線住民そうでででむかえにいきたい」ってえがおをみせた。
- 2016年3月26日は、伊勢奥津駅(いせおきつえき)周辺で、午前9時45分から復旧記念式典を実施。沿線住民らによる名産品販売や、特設舞台での演奏の披露、ボンネットバスの無料体験乗車もある。
- さらに不通区間の伊勢鎌倉(いせかまくら)、伊勢八知(いせやち)、比津(ひつ)の3駅をかかえる美杉町八知地区の住民組織「八知地区活性化協議会」がこのひ、伊勢八知えきまえ会場で記念行事を開催。ぢもとの伝統行事「千本づき」のもちや、ぢもと食材をふんだんにつかったなべのふるまいがある。
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- 線路の大部分が津(つ)市内をはしっとるのに、どういうわけか松坂(まつさか)で紀勢線(きせいせん)とつながっとる名松線(めいしょうせん)。いまは伊勢奥津(いせおきつ)でいきどまりになっとるだけど、ほんとは名張まで線路をのばす予定だったみたいだ。津につなげんで松坂につなげたのも、関西方面からの伊勢神宮参拝客をとりこみたかったでか。
- ところで盲腸線であるこの名松線、2009年10月ようかの台風18号による豪雨で、終点の伊勢奥津からとちゅうの家城までの17.7キロがず~っと運行休止になっとる。一時はこのかんの廃止もつたえられ、「乗客はおおくて1日70人。鉄道の廃止はコスト削減じゃなくて、安定した輸送にはバスが最適なだ」っていうはなしに、さすがの鉄道派のおれも納得したもんだっただけど、どういうわけかほのあと復旧をめざすはこびとなった。2010年12月のことだ。
- ほんでこんかい、この名松線の全線復旧がらいねん2016年のはるになることが発表された。