迷走する敦賀以南の経路 - 北陸新幹線

2015年3月じゅうよっかの金沢開業で、ほれまで名古屋や大阪とむすびつきのつよかった北陸が東京の勢力圏にくみいれられることになっちゃった北陸新幹線。金沢-敦賀間は在来線の改良でいこまい!っていうあきひこの提案にみみをかすこともなく、新線を建設したうえでの2022年度敦賀開業をめざす北陸新幹線。武生(たけふ)や鯖江(さばえ)っていうこれまでの特急停車駅に新幹線のえきはできず、金沢や福井っていう県都をのぞく在来のおおくの都市が埋没し、生活交通たる在来線はあるべきことかJRから経営がきりはなされて衰退のみちをたどる。

以上のようににがにがしいかぎりの北陸新幹線なだけど、敦賀以南の経路選定にあたっても迷走をきわめる。あきひこ案では、名古屋経路は北陸線をとおって南下、米原のてまえでひがしにまがって大垣、名古屋方面につなぎ、大阪経路は湖西線にはいって京都、新大阪にいくっていう経路になるだけど、いま、福井県が小浜や舞鶴をとおっていく経路にしちゃあどうだ!っていっとるだ。敦賀をでたらすぐ滋賀県にはいるじゃなくて、ちょっとでも福井県の県土をようけとおらせえってわけだ。小浜まで、あるいは舞鶴までいくのはいいとして、ほっから京都まではなんにもないやまんなかをいくだけだ。おおまわりしたあげくにやまんなかをいくって、なんの利点があるだ。名古屋経路も視界にはいってないし。原発立地をあまんじてうけいれとるだで、新幹線をはしらせるぐらいのことはやれよってことか。

北陸新幹線敦賀以南経路案 - あさひ 2016.4.28
△ 北陸新幹線敦賀以南経路案 - あさひ 2016.4.28
(※ あきひこ案をももいろの線で表示)


(さんこう)