あたらしくなったJR春日井駅

きょうは、2016年10月30日にあたらしく橋上駅にうまれかわったJR春日井駅を紹介する。

2016.12.14 春日井 (11) 自由通路(きたむき)1920-1080

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みてきたときのようす

ホーム

ホームはかわりがない。相対式ホームに上下線があって、ほのまんなかになか線がある。うえの写真はなか線をあがり貨物列車がさりゆくとこで、したの写真は、さがり線を貨物列車が通過していき、あがり線を電車がでていくとこだ。名鉄にはない光景で、いかにもJRらしい光景だ。ホームをおおうふとい鋼鉄のはりはあたらしいもので、これが橋上駅舎をささえる。

2016.12.14 春日井 (1) ホーム 1920-10802016.12.14 春日井 (2) ホーム - さがり貨物列車とあがり電車 800-450
(1) ホーム(2) ホーム - さがり貨物列車とあがり電車

橋上駅舎

ホームから橋上駅舎にあがると、ひろいコンコースがある。東西にのびる線路を南北にまたぐ。

2016.12.14 春日井 (3) コンコース(みなみむき)800-450
2016.12.14 春日井 (4) コンコース(きたむき)1920-1080
(3) コンコース(みなみむき)(4) コンコース(きたむき)

コンコースのまんなか、にしむきにおおきなまどがあって、解放感がある。

2016.12.14 春日井 (5) コンコース(にしむき)1920-1080
(5) コンコース(にしむき)

ふりかえってひがしをみると、ちょっとおくまってかいさつがあって、ほのむこうに南北自由通路がよこたわる。かいさつをでると、南北自由通路のまどからむこうにやまがみえる。愛知県と岐阜県をへだてるやまか。

2016.12.14 春日井 (6) コンコース(ひがしむき)1920-1080
2016.12.14 春日井 (7) 自由通路(ひがしむき)1920-1080
(6) コンコース(ひがしむき)(7) 自由通路(ひがしむき)

自由通路からふりかえって、まあいっかいかいさつをみる。

2016.12.14 春日井 (8) かいさつ(にしむき)1920-1080
2016.12.14 春日井 (9) かいさつ(にしむき)1920-1080
2016.12.14 春日井 (10) かいさつ(にしむき)1920-1080
(8) かいさつ(にしむき)(9) かいさつ(にしむき)(10) かいさつ(にしむき)

きたぐちとみなみぐちとあるうち、えきの正面になるきたぐちにおりるべく、自由通路をきたにすすむと正面に春日井のまちがみえる。これもいいかんじだ。

2016.12.14 春日井 (11) 自由通路(きたむき)1920-1080
(11) 自由通路(きたむき)

駅舎

きたぐちにおりたつ。おおきなロータリーが、えきとまちをへだてとるっていうかんじがある。ロータリーのそとがわをまわって、駅舎をさつえい。やっぱりJRらしいってかんじだ。写真はとってないけど、こっからまっすぐきたにのびるえきまえどおりがあるだけど、ひとえき名古屋よりの勝川(かちがわ)のえきまえにくらべてだいぶまけとるわ。

2016.12.14 春日井 (12) 駅舎(ひだり45度から)1920-1080
2016.12.14 春日井 (13) 駅舎(ひだり60度から)1920-1080
2016.12.14 春日井 (14) 駅舎(みぎ60度から)1920-1080
2016.12.14 春日井 (15) 駅舎(みぎ45度から)1920-1080
(12) 駅舎(ひだり45度から)(13)(ひだり60度から)(14)(みぎ60度から)(15)(みぎ45度から)

開業をつたえるちゅうにちの記事

ガラスばりで開放的 - あたらしい春日井駅完成
  • 全面的な改築工事をしていた春日井市JR中央線春日井駅が完成し、2016年10月25日、報道関係者にお披露目された。北口、南口ともガラス張りで大きな屋根とひさしがある開放的な造り。橋上駅舎、駅の南北を結ぶ自由通路や、春日井情報発信センター「リリック」などが、2016年10月30日から供用を始める
    春日井駅みなみぐち(ちゅうにち)
    △ 春日井駅みなみぐち(ちゅうにち)
  • 春日井駅の利用者は1日平均約3万人。鉄道を挟んだ南北地域の分断解消とバリアフリーを進めるため、2012年度から工事に着手した。総事業費は55億円。駅舎の改築は、1942年以来となる。
  • 自由通路は長さ100メートル、幅8~10メートル、橋上駅舎は1,300平方メートル。自由通路は、24時間行き来ができ、北口、南口ともにエスカレーターとエレベーター、車いすで入れる多目的トイレがあり、いずれも24時間使える。
  • 駅舎にも上り、下り線にエスカレーターとエレベーターが各一基あり、改札内に多目的トイレを設けた。
  • 改札口近くの自由通路には、大型モニター(幅3.6メートル、高さ2.8メートル)を取り付けてあり、市政や災害情報、中日新聞ニュースなどを発信する。
  • 自由通路北側の階段下では、市観光コンベンション協会の「リリック」が営業を始める。観光や企業、イベント案内などをし、市特産のサボテングッズなども販売する。
  • 2016年10月29日午前10時から記念式典があり、同11時から正午まで、内覧会として一般公開する。
  • 春日井市では、2016年10月30日の使用開始とともに、北口駅前広場の整備に入り、バス降車場を駅正面に、タクシー乗降場をロータリー東側にそれぞれ移す。春日井警察署の交番も開設する。
    ガラスばりで開放的 - あたらしい春日井駅完成、30日開業:愛知:中日新聞(荒城聡さん、志沢あれんさん)|2016年10月26日

なるほど、えきをおりてまんまえがタクシーのりばってのもなんだな~っておもってみてきただけど、これからバスのりばをえきにいちばんちかいとこにもっていくようにかえるだね。いいことだ。

春日井市について

1906年代の町村区域図ってのがインターネットにあった〔春日井の地名由来〕。むっつの町村が合併して春日井市になっただね。ゆいつ町である勝川町の区域に勝川駅があって、鳥居松村の区域に春日井駅があるだ。

春日井市域の1906年代の町村区域図
(春日井市域の1906年代の町村区域図)

ヰキペディアの記述をみてみる〔春日井市 - Wikipedia〕

春日井駅について

こちらも、ヰキペディアの記述をみてみる〔春日井駅 (JR東海) - Wikipedia〕

  • 里程=名古屋起点18.1km
  • 1日平均乗降客数=30,864人(2014年)
  • 現在の中央本線にあたる路線のうち、名古屋駅多治見駅間の開業は、1900年であるが、当時勝川駅-高蔵寺駅間には駅が設置されなかった
  • その後、鳥居松村の林長三郎など村民の有力者を中心に駅の開設運動が起こり、1926年11月に、駅の敷地を地元の地権者が寄付することを条件に鉄道省から駅の開設が認可され、1927年12月16日、現在地(当時は東春日井郡鳥居松村)に「鳥居松駅」(とりいまつえき)として開業した。
  • 第二次世界大戦中の1943年、鳥居松村ほか4町村の合併により春日井市が発足した。それから終戦を経て、市発足3年后の1946年5月1日 、「春日井駅」に改称した。
  • 1日約3万人が利用する春日井市の代表駅であるが、春日井市役所などが存在する鳥居松商店街とは離れており、駅付近には大きな商店もなく閑散としている。利用者数がほぼ同じである隣の勝川駅と比べると、駅前開発が行われておらず、駅舎の老朽化も進んでいた。

なるほど、さいしょっからえきがあった勝川駅にくらべて、27年もおくれて春日井駅はできただね。乗降客数もまんだ勝川駅にまけとる。市のなまえをあたえられとるにもかかわらず、市の代表駅になりえてない春日井駅の現状がわかる。

春日井の地図(あきひこ)
△ 春日井の地図(あきひこ)

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(さんこう)