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いいのや

あるく

井伊谷(いいのや)までの道中については、きのうかいた。きょうは、井伊谷のまちをあるいてまわったようすをかく。井伊谷は井伊直虎(いいなおとら)のさとだ。

◇            ◇

定刻の10時42分より6分ほどおくれて井伊谷宮前(いいのやぐうまえ)バス停にとうちゃく。いっしょにおりたおんなのこが神宮寺橋(じんぐうじばし)っていうはしをわたっていく。はしのむこうが井伊谷のまちだ。

2016.12.23 井伊谷 (1) 神宮寺川 - 神宮寺橋 1600-900
(1) 神宮寺川 - 神宮寺橋

はしからひだりに神宮寺川をみる。かわのひだりてが井伊谷宮になるだけど、このかわの光景がなんだか五十鈴川の光景ににとる。

2016.12.23 井伊谷 (2) 神宮寺川 1600-900
(2) 神宮寺川

ちょこっとうしろにもどったとこに、井伊谷宮のとりいがある。

2016.12.23 井伊谷 (3) 井伊谷宮 - とりい 1600-900
(3) 井伊谷宮 - とりい

ところで、井伊谷宮ってなんだ。いりぐちよこに、ぢもと引佐町(いなさちょう)女性団体の運営する「きらっといちば」っていうちいさないちばがあり、ここのおばさんにきいてみる。「南北朝の時代、北朝におわれた南朝のみこ宗良親王(むねながしんのう)が、この井伊谷を拠点にかつやくなさっただよ」とのこと。いや~、しらんかったわ。

さらに、おしえてくれる。「あの、あっこにやくばのやねがみえるだけど、ほのうしろのやまのうえに井伊谷城(いいのやじょう)があってね、みぎのまあちょっとたかい、みっつぼこぼこっとしたやまに三岳城(みたけじょう)があっただよ。りょうほうとも井伊家のもんだっただけどね、井伊谷城のほうがねじろ(根城)で、三岳城のほうはでじろ(出城)だっただよ。まあ、りょうほうとも天守閣があるようなりっぱなしろじゃなかっただけどね」とのこと。なるほど、ようわかった。井伊谷のまちは井伊谷城のあるやまのみなみのふもとにあって、まちのひがしをきたからみなみにながれる井伊谷川をこえたひがしに三岳城のあるやまがあるだ。

感心して五平もちを注文。ほのばでたべたあと、おばさんたち3人を記念さつえい。

2016.12.23 井伊谷 (4) きらっといちばの3人ぐみ 800-450
(4) きらっといちばの3人ぐみ

いまきいたことを記録にのこすために、神宮橋から井伊谷城のやまと三岳城のやまをさつえい。

2016.12.23 井伊谷 (5) 井伊谷城 1600-900
2016.12.23 井伊谷 (6) 三岳城 1600-900
2016.12.23 井伊谷 (7) 井伊谷全景 1600-900
(5) 井伊谷城(6) 三岳城(7) 井伊谷全景

さて、井伊谷宮(いいのやぐう)だ。とりいをくぐったとこで、ちょうず(手水)をしてなかにはいっていく。門のとこで宗良親王の和歌をみて、拝殿におまいりをして、資料館で井伊谷村の古地図や宗良親王のご真筆をみる。さらにおくにすすんで、本殿をみて、うしろにぬけたとこで宗良親王のおはかをみる。いや~、拝殿も本殿もすばらしい建築だ。こころがあらわれる。資料館は貴重なもんがいっぱいだけど、説明がふじゅうぶんなのがおしい。入館料をとってもいいで、ひとをおいたりしてくれるとうれしいな。宗良親王のおはかには、みだりに域内にたちいらぬことっていう宮内庁の看板がたっとったよ。格式のたかい神社なだね。

2016.12.23 井伊谷宮 - 拝殿 1920-1080
(井伊谷宮 - 拝殿)

井伊谷宮をおくにぬけた宗良親王のおはかのとこから、順路にしたがってひだりにすすむと、ほのまま竜潭寺(りょうたんじ)の境内になる。いまあんなにすばらしい建築をみたばっかりなのに、またまた風格のある建築があらわれ、いきをのむ。境内のおくのほうからいりぐちのほうに逆方向にすすんどるだけど、さいしょにみたのが井伊家霊屋と開山堂だ。ほのあと、稲荷堂と本堂をみて、仁王門、山門をとおって、そとにでる。このひはちょうどこのおてらのおおそうじのひだって、なかにはいってあの有名なにわをみることはできんかったけど、ほいでもじゅうぶん以上に満足したよ。こころがあらわれたってかんじだ。

2016.12.23 竜潭寺 - 井伊家霊屋と開山堂 1920-1080
(竜潭寺 - 井伊家霊屋と開山堂)

名所めぐりをおえて、井伊谷のまちにむかう。神宮橋をわたって、ちょこっとづつさかをあがっていったとこがまちだ。ゆったりとした歩道のついた道路が、ほのまままちのなかほどまでつづく。左右もきれいに区画されとって、新興住宅街ってかんじだ。まちのなかほどまでいくと、さすがに歩道はなくなるけど、ほいでもそこそこのひろさの道路がきれいにたてよこにはしる。この井伊谷は、浜松市に合併されるまえの旧引佐町(いなさちょう)の中心地だっただけど、ほれなりに整備されたまちだっただ。神宮橋や、くるときにとおってきた禊橋なんかは、静岡県の井伊谷川改修事業によって整備されたもんだってことを、さっきたしかめた。また、らいねん2017年は、井伊谷城のおんな城主井伊直虎を主人公にした大河ドラマが放映されることもあって、さらに整備がすすむのかもしれん。

さかをいちばんうえまであがった健康・文化センターのとこで、まちを左右にみおろしてみる。直虎もまいにちこんな光景をめにしとったのか。

2016.12.23 井伊谷 (8) まちなみ - みぎ 1600-900
2016.12.23 井伊谷 (9) まちなみ - ひだり 1600-900
(8) まちなみ - みぎ(9) まちなみ - ひだり

健康・文化センターのとなりに浜松市立引佐図書館があって、はいってみる。やっぱり、井伊家がらみの展示や井伊直虎の本がいっぱいあったよ。展示のひとつの地図に井平城ってのがあって、うけつけのおねえさんにきいてみたら、井伊家とはべつの井平家ってのがちかくにあって、井伊家と併存しとったとのこと。ややこしいわ。ともかく、直虎人気でこの井伊谷のまちがまっとにぎやかになるといいな~って、うれしそうにいっとった。

2016.12.23 井伊谷 (10) 井伊家歴史年表 1020-1280 2016.12.23 井伊谷 (11) 井伊直虎の本 720-1280
(10) 井伊家歴史年表(11) 井伊直虎の本

さて、井伊谷のまちでは井伊谷バス停のとこに食堂がひとつありますよってことで、むかう。ちょうどバス停にさしかかったとこで、バスがやってくる。バスがいったあとでバス停の時刻表をみると、つぎのバスは1時間あとで、ほのつぎのバスはつぎのバスから1時間20分あとになる。予想外にひらけたまちだなっておもったけど、このバスの運行本数のすくなさはつらい。

2016.12.23 井伊谷 (12) 井伊谷バス停 - 遠鉄バス 1600-900 2016.12.23 井伊谷 (13) 井伊谷バス停 1020-1920
(12) 井伊谷バス停 - 遠鉄バス(13) バス停標識

井伊谷バス停からちょこっとだけさかをくだったとこで井伊谷交差点にでる。信号まちになったとこで、うしろからきた自転車の中学生がこんにちわ!って、こえをかけてくれた。とてもさわやかなきもちになった。みずしらずのおじさんにもちゃんとあいさつをする。すばらしいことだ。静岡県の将来はあかるい。

信号をわたったむこうのかどの中華料理やさんですぶたランチをたべて、井伊谷のまちをあとにした。

2016.12.23 井伊谷 (14) 井伊谷交差点 800-450 2016.12.23 井伊谷 (15) すぶたランチ 800-450
(14) 井伊谷交差点(15) すぶたランチ

〔訪問したひ=2016年12月23日、きんようび、はたび〕

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(さんこう)