紀州鉄道ふたつの話題 - 脱線事故からの復旧と車両の更新

紀州鉄道っていうとなんだか和歌山県全域に路線がありそうななまえだけど、ほじゃない。紀勢線からとりのこされた御坊(ごぼう)のまちと、郊外にある「御坊」のなまえをあたえられた紀勢線のえきをむすぶ、全長わずか2.7キロの鉄道だ。

脱線事故からの復旧

で、この紀州鉄道が先月2017年1月22日に脱線事故をおこして、全線で運行を休止しとっただけど、きのう2017年2月23日にやっと運行を再開しただげな。

脱線したときのようす(あさひのきじから)
運行再開のようす(あさひとまいにちのきじから)

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いや~、脱線の原因がレールはばがひろがっとったことだったとは、ちょっとおそまつだね。しかも、修復工事やって国土交通省のおすみつきもらうまでにひとつきもかかっとる。いっくら路線がみじかいっていったって、乗客のいのちをあずかるだいじなしごとなだで、まあちょっときちんと運行してもらわんとまずいよな。

車両の更新

ところで、こんな紀州鉄道だけど、じつはこの2017年4月に車両を更新する。所有するたった2両の車両のうちの1両があたらしくなるだ。

車両の更新(まいにちのきじから)

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なるほど、これまでのレールバスが2軸の車両だったのにたいして、こんど導入するのはふつうの車両だで安定してはしれるってわけか。いっくら路線がみじかいっていったって、鉄道であるからには高速ではしらにゃいかんでね。ってか、いまの表定速度の時速20.3キロって論外だよ。

あと、車両更新で定員がふえることにからんで、「ラッシュ時にのりこめんひともへる」っていっとるけど、これまで日常的につみのこしがあったってことにおどろくね。しかも、定員がふえてもつみのこしがなくなるわけじゃないみたいだ。こやまずいよね。つみのこしがあるのはあさゆうのことだっておもうけど、つみのこしがなくなるように2両態勢から4両態勢にせにゃいかんじゃん。


(さんこう)