2017年10月じゅうよっかは明知鉄道の食堂列車、きのこ列車にのってきのこ料理をたべて、終点の明智のえきからは大正村をあるいた。
【きのこ列車】【大正村】
◇ ◇
きのこ列車
恵那のえきにきのこ列車がはいってくる。4両編成のうち恵那よりの1両が一般車で、のこりの明智よりの3両が食堂車だ。食堂車の両数は増減するだけど、こんかいの3両は最大だ。
ついた列車からおねえさんたちがおりてきて、おでむかえをしてくれる。
筆者とつまがのったのは食堂車のうちのまんなかの車両で、記念さつえいをしてのりこむ。
料理がくばられる。
おしながきにいっぱい。
みんなにいきわたったとこで、めいめいふたをあけてたべはじめる。列車もしゅっぱつ。12時22分。
どびんむしやまったけごはんもでてくる。いや、まったけごはんのうまいこと。おでむかえをしてくれたおねえさんが案内かかりだ。日程や料理のこと、列車や沿線のことなんか説明したり、写真をとってくれたりもする。
われわれも写真をとってもらう。いぇーい。
ゆいつのいきちがいえき、岩村に停車。おんな城主で有名な岩村だ。
いきちがいにきたのが明知鉄道のしんがた車両アケチ100がたですよって、おねえさんがおしえてくれる。
料理人のおじさんも、案内かかりのおねえさんにまけず人気だった。まったけごはんのおかわりをよそったり、食事のあとにおらが鉄道せんべいをうりにあるいたりとおおいそがしだった。
たのしくすごすうちに終点の明智にとうちゃく。13時15分。
大正村
明智は大正村をあるく。明智のまちに大正のふぜいがあるってことで大正村をなのっとる。観光のためにつくったもんじゃなくて、ひとびとがふつうに生活しとるまちがほのまま大正村になっとる。
えきからひがしにあるいて、南北のとおりをみなみにあるく。
よこみちのいしだたみのさかみちを、ひがしにあがっていく。
なつかしい洋館の大正村やくばにはいってみる。村長公室もりっぱなもんだ。
(34) 大正村 - 村長公室、(35) 大正村 - やくば
さかのいちばんうえのとこから、また、よこにまわってからうえにあがっていく。
大正ロマン館にはいる。豪壮な洋館だ。
たてながのしゃれたまどのしたにすわって、大正ロマンなきぶんをあじわう。
南北のとおりにもどって、資料館にはいってみる。土蔵のなかを改装してつくったもんで、リボンシトロンのポスターやメンソレータムの看板になつかしさをおぼえる。
(41) 大正村 - 土蔵、(42) サッポロビールリボンシトロン、(43) メンソレータム、(45)、(44) 土蔵
また、南北のとおりをみなみにすすむ。銀行なんかもむかしふうの外観にしとる。
説明がきの看板がめにとまる。ここまであるいてきた南北街道が、ここで東西にのびる中馬街道とまじわるだ。この十字路からみなみは岡崎に、きたは木曽に、ひがしは飯田、塩尻、長野に、にしは瀬戸につながるだ。
南北のとおりからにしにはずれたとこの大正時代館に、むかしの明智のまちの模型がある。南北街道と中馬街道にそってまちなみが形成されとることをたしかめて、明智のえきにもどる。
◇ ◇
- 乗車記録 - 2017年10月じゅうよっか、どようび
(さんこう)