イリノイ州に現地工場までつくって、カリフォルニア州などから受注しとった2階だて客車130両の製造をめざしとった日本車両だけど、きのう2017年11月むいかに断念を表明したげな。試作車両のふぐあいで設計みなおしのための追加費用が発生とか、困難が生じとったことはきいとっただけど、ついに断念することになっちゃったのか。このことで日本車両は住友商事などに372億円の解決金をはらって、客車の製造はドイツのシーメンスがひきつぐだげな。つらいね。
△ 日本車両のカリフォルニア州などむけ2階だて客車(さんけい)
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(日本経済新聞 - 2017/11/6 19:40)
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(さんこう)
- 日本車両が海外展開の失敗でおおあかじ - あきひこゆめてつどう|2016/10/27
- 2011年1月には、台湾鉄路管理局から特急用車両136両を受注!2012年11月には、カリフォルニア州交通局から準高速鉄道用2階だて客車130両を受注!2015年3月には、ジャカルタ都市高速鉄道南北線に納入する車両96両を受注!ってなぐあいで、えらいいきおいで海外展開をはかってきた日本車両。
- ところが、いずれも問題が発生して、予期せぬ出費をしいられることになる。台湾に納入した特急用車両でふぐあい発生。カリフォルニア州むけ車両は、イリノイ州に現地工場をつくって生産をすすめとっただけど、試作車両のふぐあいで設計みなおしのための追加費用が発生。ジャカルタの地下鉄では、仕様変更から当初みつもりをおおきくうわまわる製造費が発生。ってなぐあいで、2017年3月期の業績予想は、純損益のあかじを当初の30億円から139億へとおおきく下方修正。こいで3年連続100億円ごえのあかじになるだげな。
- 日本車両、カリフォルニア州などから 2階 だて 客車 130両を 受注 - あきひこゆめてつどう|2012/11/09
- 「住友商事、日本車両、日本車両USAの 3社は、カリフォルニア州交通局から 「準 高速 鉄道用 2階 だて 客車 130両を 発注する」との 内示を うけた。カリフォルニア州交通局が 契約 まどぐちに なるだけど、イリノイ州、ミシガン州、ミズーリ州 それぞれの 交通局との 共同 調達 案件に なっとって、カリフォルニア州に 42両、ほかの 州に 88両を 納入する」
- 「130両の 契約 金額は 280億円で、2015年から 2018年に かけて 順次 納入の 予定。ほれと、カリフォルニア州交通局 がわには オプション 契約と して 300両の 追加 発注権が あって、オプション 分の 金額が 720億円で、全体では 1,000億円の おおがた 契約に なる」
- 「こんかいは 「100パーセント バイ アメリカ」って いう、これまでより きびしい 現地 生産が 要求されとって、日本車両の イリノイ州 工場を 中心と して、資材 調達から 車体 製造、最終 くみたて、試験までを 現地 一貫 事業 体制で 車両を 製造する」
- 「また、こんかいが アメリカの あたらしい 「2階 だて 客車 標準 仕様」に もとづく はつの 調達 案件なだけど、これからも この 仕様での 調達が かずおおく みこまれとるで、まっと まっと ビジネス 拡大を めざす」