リニア中津川駅ってどうなっとる。リニア飯田駅が、これから在来線のりかええきの設置をじもとからJR東海にもとめていくとこだってのは、おとついのブログ記事にかいたとこだけど、ほじゃ中央線の美乃坂本駅ちかくにできるリニア中津川駅のほうはどうなっとるだってことで、しらべてみた。
結論からいうと、在来線のりかええきはできる。「美乃坂本駅を橋上駅舎にし、リニア中津川駅の2階部分と連絡通路でつなげる」っていうかたちでのりかえができるようになるみたいだ。リニア中津川駅と美乃坂本駅はえきまえひろばをはさむかたちになり、連絡通路はこのえきまえひろばの上空をいく。ちょっときょりがあるじゃないかな。
まあ、リニア飯田駅よりはずっとましだけど、リニア中津川駅にからんで岐阜県じゃあつぎのような事業、要望をすすめえってしとるらしい。
- 濃飛横断自動車道の建設(下呂、飛騨方面との連絡)
- 瑞浪恵那道路の整備(国道19号線の迂回路)
- リニア中津川駅にバスセンターを設置
- リニア中津川駅への停車本数確保
- ワイドビューしなのの美乃坂本駅停車
- 岐阜-美乃坂本間直通列車の運行
- 明知鉄道の直結
1番の濃飛横断自動車道はこれから建設がすすむもんっておもわれる。2番の瑞浪恵那道路の整備はついさいきんに着工式があったとこ。東京から下呂、高山方面へいくひとを短絡させえってわけかな。3番のバスセンターも実現性がたかそう。いや~、リニアができるっていっても、けっきょくは高速道路のほうにはなしがいっちゃうのかってかんじだな。4番以降が鉄道のことになるだけど、中央線との連携はしっかりやってもらいたいなっておもうよ。沿線である東濃や木曽のひとたちのためにね。7番の明知鉄道の直結ってのは、明知鉄道の起点をいまの恵那からまあちょっと長野県よりにもっていかあってことだけど、どいだけの実現性があるやら。
△ リニア中津川駅の鳥瞰図(岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会基盤整備部会)
◇ ◇
(さんこう)
- リニア飯田駅とののりかええき設置要望におもう - あきひこゆめてつどう|2017/12/05
- 飯田線にリニア飯田駅とののりかええきをつくってくれるよう、じもとがJR東海に要望しとるっていうちゅうにちの記事をみた。まずは位置関係をかくにん。もともと飯田線の飯田駅にリニア飯田駅を併設してくれっていう飯田市の要望があっただけど、JR東海はこれをけった。けっきょく伊那上郷(いなかみさと)と元善光寺(もとぜんこうじ)のあいだでリニア中央新幹線が飯田線をよこぎることになるだけど、JR東海はこの交点にもリニア飯田駅をつくらんで、ちがうとこにつくることにした。飯田のまちからも、はるかにはなれたとこだ。
- ほいで、こんかいのじもとの要望だ。せめてリニア飯田駅にちかいとこに飯田線のえきをつくってくれよって。飯田市のねがいがかなうことをいのるよ。いや、ほれにしても、東海地方、中部地方の鉄道網の発展をこれっぽっちもかんがえてないJR東海ってなんだっておもうよね。名鉄がこれをひきつぐ。あるいはJR東日本の管轄になってもいいとさえおもうよ。
- 瑞浪恵那道路が着工 - リニアのアクセス強化 - 岐阜新聞|2017年12月04日08:49
- 岐阜県瑞浪市と恵那市を結ぶ国道19号のバイパス「瑞浪恵那道路」の着工式が2017年12月3日、瑞浪市土岐町の起点部付近で行われ、関係者が早期完成へ決意を新たにした。
△ 2017.12.3 国道19号瑞浪恵那道路着工式(岐阜新聞) - 瑞浪恵那道路は瑞浪市土岐町から恵那市長島町を結ぶ12.5キロのうち、2015年に瑞浪市側から恵那市武並町までの8.2キロ区間が事業化された。総事業費はおよそ245億円を見込む。バイパス整備により、国道19号の渋滞緩和や事故の軽減、リニア中央新幹線開業を見据えたアクセス強化などの効果が期待される。
- 着工式には国会議員や県議、関係自治体の首長らおよそ170人が参加した。事業主体の国土交通省中部地方整備局の塚原浩一局長は「早期開通に向けて関係機関と連携し、しっかりと事業を進めていく」とあいさつ。来賓の古屋圭司衆院議員は「リニア開業までの供用開始が政治家に課せられた次の使命」と力を込めた。
- くわ入れ式に続き、記念イベントとして明智中学校(恵那市)3年生の合唱や、バサラ瑞浪(瑞浪市)のステージが行われ、式典に花を添えた。
- 岐阜県瑞浪市と恵那市を結ぶ国道19号のバイパス「瑞浪恵那道路」の着工式が2017年12月3日、瑞浪市土岐町の起点部付近で行われ、関係者が早期完成へ決意を新たにした。
- 36億円かけ…これが岐阜リニア駅 - 在来駅を橋上化で直結 - 産経WEST|2016.3.23 10:40
- 岐阜県中津川市に建設予定のリニア中央新幹線中間駅周辺の整備について、岐阜県や市町村などでつくる研究会は2016年3月22日、JR中央線との乗り換えを便利にするため、近くにあるJR美乃坂本駅を橋上駅舎にし、リニア駅の2階部分と連絡通路でつなげる案をまとめた。
- 案によると、連絡通路は全長およそ110メートル。改札が2階になるため、エレベーターを設置するなどしてバリアフリー化も進める。
- 二つの駅の間にはバスとタクシーの乗降場を設け、鉄道以外の公共交通との接続も便利にする。観光案内や物産を販売する「にぎわい創出施設」も検討している。
- にぎわい創出施設を除く概算費用は35億7千万円で、今后、中津川市やJR東海などが事業主体や費用負担の詳細を協議する。
- リニア岐阜県駅周辺整備概略設計|岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会 - 基盤整備部会|2016年3月
- リニア時代に向けた岐阜県内交通ネットワーク|OKB総研調査部中村紘子さん|2015.8.17
- 2027年の開業を目指す「リニア中央新幹線」の東京(品川)~名古屋間が2014年12月に着工し、本年から建設工事が本格化している。岐阜県中津川市に設置されるリニア岐阜県駅(仮称)も今后、駅周辺施設の設計などを経て「駅の姿」が具体化する。リニア岐阜県駅の整備効果を高めるには、他の交通機関とのアクセスを良くして、駅を拠点とした交通ネットワークを広げることが必要だ。岐阜県が策定したリニア活用戦略を踏まえて、リニア時代に向けた岐阜県内交通ネットワークのあり方について考察する。
- リニア岐阜県駅と既存鉄道・高速道路などの位置関係
- リニア岐阜県駅へのアクセス道路整備計画
- リニア開業までに整備される主な広域交通ネットワーク
- 「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略」におけるリニア開業後の首都圏からの所要時間試算結果と、「リニア・新幹線駅トライアングル」のイメージ
- この点から改めてリニア岐阜県駅の立地を考えると、既存の高速道路・自動車道とのアクセスは、中央自動車道の中津川ICが比較的近い。さらに岐阜県は、郡上市から下呂市を経由し中津川市に至る、全長およそ80kmの地域高規格道路として整備中の「濃飛横断自動車道」において、リニア岐阜県駅の至近にICを設けて、そのまま中央自動車道に乗り入れられるようにする計画を進めている。道路の新規開発は、自然や景観の保護など諸課題が伴うが、リニア岐阜県駅の場合は立地特性上、高速道路・自動車道とのアクセスを向上させることが、拠点機能を高めるベースとなるだろう。
- これに基づき、「リニア岐阜県駅周辺整備基本計画」では、図表2の駅周辺拡大図のように、リニア岐阜県駅と美乃坂本駅の間の地上部分に、駅前広場を新たに整備し、両駅間を結ぶ連絡施設を配置するイメージを示している。同時に、美乃坂本駅の橋上化(橋上駅舎化)など改修も提案しており、橋上化が実現すれば、リニア駅との連絡施設は高架のコンコース同士をつなぐ連絡橋のようなものになることも考えられる。
- JR東海は現時点で、リニア岐阜県駅~名古屋間のリニアの所要時間は各駅停車型で15分程度、リニア岐阜県駅~品川間は同60分程度と想定している。リニア岐阜県駅へのリニア停車頻度は、JR東海の現時点の構想が維持されれば、毎時上下1本ずつ程度と見込まれる。それでも、現在の特急「しなの」の運行頻度(基本1時間に上下各1本のペース)とほぼ同じだと考えてみれば、交通利便性の向上効果は期待できる。「岐阜県リニア中央新幹線活用戦略」では、JR東海に対して、リニアのダイヤ編成の考え方を早期に示すよう求めるほか、特急「しなの」の美乃坂本駅停車、JR岐阜駅~美乃坂本駅間の直通電車の運行などを働きかけるとしている。少なくとも特急「しなの」の美乃坂本駅停車は実現させて、リニア岐阜県駅と在来線との乗り継ぎ利便性を確保したいところだ。
- 美乃坂本 (みのさかもと) - あきひこゆめてつどう|2012/05/27
- 岐阜県リニア中央新幹線活用戦略|岐阜県リニア中央新幹線活用戦略研究会|2014年3月
- リニア岐阜県駅
- 2013年9月18日にJR東海から岐阜県へ提出された、中央新幹線(東京都・名古屋市間)環境影響評価準備書によれば、東京-名古屋間およそ286kmの延長のうち、岐阜県を通過するのはおよそ55kmである。岐阜県内区間の88%がトンネル部分を走行するとされ、明かり(地上走行)区間はわずかである。
- 東京-名古屋間には、神奈川、山梨、長野、岐阜の4県に駅が設置され、岐阜県中津川市に設置される駅は、山梨及び長野と同じく、地上駅となる。この駅は、JR 中央本線美乃坂本駅に近接して設置される。
- ノンストップの場合、東京-リニア岐阜県駅間は34分、名古屋-リニア岐阜県駅間は13分と試算されている。なお、運行ダイヤについてJR 東海は、開業近くに様々な要素を勘案して決定するため、現時点では未定としている。
- 中部車両基地
- 利用者数推計
- リニア中央新幹線の経路とえきの位置図
- リニア中央新幹線の岐阜県内の経路
- 交通網の状況
- 岐阜県、愛知県、長野県の主要観光資源
- 岐阜県への観光ツアーの状況
- 駅及び駅周辺の戦略的整備
- 駅及び駅前広場
- 美乃坂本駅との連絡
- 周辺整備
- 整備に係る役割分担
- 駅及び駅前広場
- 鉄道ネットワーク
- 鉄道ネットワークの状況
- 鉄道ネットワークの強化
- 鉄道ネットワークの状況
- バスネットワーク
- バスネットワークの状況
- 観光バスターミナルの整備
- 2013年度に実施したヒアリング結果によれば、現時点で、リニア岐阜県駅から下呂、飛騨高山への直通バスを検討しているバス事業者がある。
- 現在、県内の観光地への路線バスは、多くは名古屋を起点としているが、リニア岐阜県駅が開業する場合、ここを起点として、濃飛横断自動車道、中央自動車道、東海環状自動車道を経由して、観光地に到着する時間を比較しても、大きな遜色はない。
- リニア岐阜県駅の停車本数では優位性はないが、乗換えの簡単さ、旅情の継続、座席の確保のしやすさなどは、リニア岐阜県駅に優位性があり、途中の立ち寄り場所などを工夫すれば、双方からの運転が可能となると考えられる。
- さらに、リニア岐阜県駅は、長野県の観光地への拠点となることも可能であるから、日本の大自然への玄関として、ターミナル機能を発揮できるものと考えられる。
- こうしたことから、さらに事業者の需要や、観光地の意向を踏まえて、観光バスターミナルとして整備を進めていくことを検討する。
- バスネットワークの状況
- リニア中津川 - 駅機能の配置
- 第一次整備計画道路(2027年度の名古屋開業を見据えて整備)
- 今后の進め方
- リニア岐阜県駅
- リニア中央新幹線詳細ルート|中日新聞プラス|2013/9/18
- リニア中央新幹線 - 中津川市