濃尾平野(のうびへいや)をいく。
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しゅっぱつは古井(ふるい)から。7時ちょうどのしんあんじょういきふつうにのる。車両は、2両編成の6000系かんつうがた。通勤時間帯なのにたったの2両かってかんじだけど、1両めこそたちきゃくがあるもんの2両めはほとんどたちきゃくがおらんっていうさびしさ。この電車にかぎってのことか。高架をあがってみなみあんじょうにとうちゃく。ちょこっと乗客がふえる。はんたいの西尾いきふつうのとうちゃくをまって、しゅっぱつ。東海道線をこえて地平におりて、きたあんじょう。あんじょう平野をずーっときたにすすんできた電車が、7時10分、しんあんじょうにとうちゃく。
(1) 古井 - しんあんじょういきふつう、(2) しんあんじょういきふつう - 古井
名古屋本線にのりかえ。7時28分の岐阜いき特急は特別車が満席。あきらめて、ほのまえの7時20分の弥富いき急行にのる。車両は4両編成の鉄仮面だけど、西尾線からはいってきた2両をうしろに連結。作業中はまえ4両もドアをしめとるだけど、連結の瞬間、のっとるまえ4両のほうがくいってうしろにさがるのに意表をつかれる。車内はもちろんたちきゃくがおおいだけど、満員電車ってほどじゃあない。
西三河平野をにしにすすんで、牛田(うしだ)を通過。
三河線をのりこえるどてうえ高架で、あっかい電車とすれちがい。こっちとおんなじ鉄仮面だ。
かり線で地平におりて、知立(ちりゅう)はかりホームに停車。パノラマスーパーとすれちがい。
みぎ曲線で一ツ木(ひとつぎ)を通過。はんたいホームにようけひとがまっとる。
あっかい電車とすれちがい。また、鉄仮面だ。
ひだり曲線で富士松を通過。
三河から尾張にはいって、豊明(とよあけ)に停車。ひだりでまちあいしとるあっかい電車は岐阜いきふつう。
しゅっぱつしたとこで、あっかい電車とすれちがい。
前后(ぜんご)に停車。平野はおわって、このあたりから丘陵地帯になる。
前后をでたとこで、ぎんいろ電車とすれちがい。
中京競馬場前(ちゅうきょうけいばじょうまえ)にも停車。ここで、あっかい電車とすれちがい。
有松(ありまつ)は通過。
みぎ曲線で1700系貴婦人とすれちがい。
左京山(さきょうやま)を通過。
高架をあがって、鳴海(なるみ)に停車。
地平におりてみぎ曲線で、あっかい電車とすれちがい。このあたりから、進行方向はにしむきっていうよりきたむきってかんじになって、地形もたいらかになる。
ひだり曲線で本星崎(もとほしざき)を通過。
ゆるいみぎ曲線で本笠寺(もとかさでら)を通過。
桜(さくら)を通過。
桜すぎのふみきりで、2200系こおろぎとすれちがい。
呼続(よびつぎ)を通過。ホームうわやがあおくぬってあるのがとくちょうてきだ。
呼続すぎであっかい電車とすれちがい。
高架をあがって堀田(ほりた)に停車。主線にホームはなく、電車はよこ線にはいってとまる。
堀田をでたとこで、あっかい電車とすれちがい。
みぎまがりに地平におりて東海道線とならんだとこで、神宮前(じんぐうまえ)に停車。ひだりうしろからきた常滑線がひだりまがりに高架をおりて名古屋本線のまんなかにわりこんできとって、しましきホーム2面4線のえきになっとる。ここまでが旧愛知電鉄区間で、いまもここで運転士さんと車掌さんが交代する。
神宮前からつぎの金山(かなやま)までのあいだは複々線区間。そとがわの名古屋本線をやってくる、あっかい電車とすれちがい。
うちがわの常滑線をやってくる、あっかい電車とすれちがい。
金山(かなやま)にとうちゃく。常滑線はここでおわって、こっからまた複線にもどる。えきはJR東海と共同で、名鉄のしましきホーム2面4線をまんなかに、ひだりに東海道線のしましきホーム1面2線、みぎに中央線のしましきホーム1面2線があるだけど、ちょうど東海道線ホームに豊橋方面いきの電車がとまっとる。
どっからか線路はどてうえ高架になった。みぎ曲線をいくとこで、ひだりに東海道線の尾頭橋(おとうばし)のえきがみえる。ちなみに、みぎが中央線なだけど、こっちにえきはない。
山王(さんのう)を通過。むかしは中日球場前(ちゅうにちきゅうじょうまえ)っていうなまえだった。みぎのはんたい線にあっかい電車がとまっとって、むこうに名駅の摩天楼がみえる。
いよいよ摩天楼がおおきくなってきて、ミュースカイとすれちがい。
地下にもぐって、名古屋に停車。
地上にあがるとちゅうでぎんいろ電車とすれちがい。
高架をすすんで栄生(さこう)に停車。ひだりにならぶ東海道線に、岡崎方面いきの電車がやってくる。
みぎ曲線でぎんいろ電車とすれちがい。
どてうえ高架の東枇杷島(ひがしびわじま)を通過。木製のホームうわやのしぶいこと。
ひだり曲線であっかい電車とすれちがい。うしろにぎんいろ電車がつながっとる。
庄内川(しょうないがわ)をわたる。名古屋のまちをでて、いよいよ濃尾平野だ。
枇杷島分岐点(びわじまぶんきてん)はひだりにすすむ。みぎは犬山線。
西枇杷島(にしびわじま)は、とまりそうなぐらいのろのろと通過。
二ツ杁(ふたついり)はホームのない主線のほうを通過。
みぎ曲線で新川橋(しんかわばし)を通過。
さて、須ヶ口(すかぐち)のえきがみえてくる。ひだりは車両基地。
8時3分、須ヶ口は1番のりばにとうちゃく。のりかえだ。のってきた電車はここでうしろ2両をきりはなして、また、ふつうにかくさげになって津島線にはいっていく。
となりの2番のりばを岐阜いき特急が通過していく。しんあんじょうで、特別車が満席でのれんかったあの岐阜いき特急だ。
ほのつぎにはいってきたのが岐阜いきふつうで、これにのる。車両は、6818編成2両の6800系きんぎょばち。
8時8分、須ヶ口をしゅっぱつ。いや、きんぎょばちのみはらしのいいこと。
ゆるいひだり曲線のとちゅうで丸の内(まるのうち)。
ひきつづきのゆるいひだり曲線で、2200系こおろぎとすれちがい。
五条川(ごじょうがわ)をわたる。さくらの名所だ。
パノラマスーパーとすれちがい。こうみえて、2両編成の須ヶ口いきふつうだ。
大里(おおさと)。ここで東岡崎いき快速急行のあっかい電車とすれちがい。三河部にはない列車種別だ。
奥田(おくだ)。こんななんにもないようなとこで、ようけおりるのにおどろく。
パノラマスーパーとすれちがって、国府宮(こうのみや)は1番のりばにとうちゃく。
3分停車のうちに、となりの2番のりばに岐阜いき快速特急がはいってきて、さきにでていく。
つづいて、わが岐阜いきふつうもしゅっぱつ。
(69) 国府宮 - 岐阜いきふつう、(70) 岐阜いきふつう - 国府宮
パノラマスーパーとすれちがい。
高架をあがって、みぎ曲線のとちゅうで妙興寺(みょうこうじ)。ここであっかい電車とすれちがい。
高架をすすんで、みぎから東海道線がちかづいてくる。
東海道線と合流して、一宮(いちのみや)。
一宮のまちをみながら、高架をすすむ。
地平におりて、今伊勢(いまいせ)。みぎどなりの東海道線をはしっとるのも岐阜いきふつうだ。
2200系こおろぎとすれちがい。
石刀(いわと)。
ぎんいろ電車とすれちがい。
しましきホーム2面4線の新木曽川はまちあい線がわの1番のりばにとうちゃく。
主線がわの2番のりばに岐阜いき快速特急がはいってきて、さきにでていく。
つづいて、わが岐阜いきふつうもしゅっぱつ。
(88) 新木曽川 - 岐阜いきふつう、(89) 岐阜いきふつう - 新木曽川
すぐに2200系こおろぎとすれちがい。
黒田(くろだ)。まっしょうめんずーっとむこうに、ゆきやまがみえる。
木曽川堤(きそがわづつみ)。
つづけて、木曽川鉄橋。わたっとるとちゅうで、あっかい電車とすれちがい。尾張から美濃にはいる。
みぎ曲線のとちゅうで、笠松(かさまつ)。ついたのりばのひだりは竹鼻線(たけはなせん)のりばで、新羽島(しんはしま)いきふつうのあっかい電車がひだりにとまっとる。
あっかい電車とすれちがい。
岐南(ぎなん)はよこ線にはいって停車。むこうに金華山(きんかざん)がみえてくる。
パノラマスーパーとすれちがい。みぎは工場で、いよいよ岐阜のまちにはいっていく。
茶所(ちゃじょ)。ホームのいしがきは美濃電気軌道以来のもんか。
あっかい電車とすれちがって、すぐに加納(かのう)。このえきもなんだか独特だ。茶所から加納にかけての区間は、名鉄の前身として笠松から岐阜までのあいだを開業させた美濃電気軌道のかおりをいろこくかんじさせてくれる区間なだけど、岐阜市内名鉄名古屋本線高架事業で一新されて、ふたつのえきもひとつに統合される予定になっとる。
みぎ曲線でどてうえ高架をあがっていくとこで、あっかい電車とすれちがい。
一点分岐にはいる。
一点分岐からよっつにわかれた線のうち、いちばんみぎがわの線にはいっていく。
8時55分、岐阜にとうちゃく。かいさつをでて、まちにはいっていく。
(108) 岐阜 - ホーム、(107) かいさつ、(109) コンコース
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- 乗車記録 - 2018年2月19日、げつようび、平日