2018年7月むいかとなのかのふつかかん、出雲と松江のたびをした。このたびについてくぎりごとに紹介しとるとこだけど、こんかい第4弾は1日めに出雲神社のおまいりをおえたあとの、出雲大社前から松江しんじ湖温泉まで一畑電車で移動するようすを紹介する。にしにほんを中心としたおおくの県で歴史的おおあめとなったときのはなしで、この移動もあめのふりしきるなかでの移動となった。
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出雲大社のおまいりをおえて、一畑電車(いちばたでんしゃ)の出雲大社前のえきにもどる。時間まちにまちあいしつとなりの喫茶店にはいって、おどろく。喫茶店のましょうめんが電車の発着するホームだ。いまとまっとるだいだいいろの電車は展示車両で、デハニ50がたっていう。
(123)、(124) 出雲大社前 - 出雲大社前いきふつう
しばらくして電車がはいってくる。いや、コーヒーのみながらホームにはいってくる電車を正面にみれるってないぞ。電車はしろが基調の2両編成で、こっちがわの車両が2113。けっこうたくさんのひとがおりてきて、にぎやかなかんじになる。
(125)、(126) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車
ここで展示車両のデハニ50がたをみにいく。
にほん最古級の電車 - デハニ50がた52号車 - ご自由にごらんください。
映画「RAILWAYS」のなかでもっともおおく登場し、つよい印象をのこした車両がこの「デハニ50がた」です。1928年、小境灘(こざかいなだ)(いまの一畑口)~北松江(いまの松江しんじ湖温泉)間、および1930年の大社線開業にあわせて新造された一畑電車ゆいつの独自車両です。
客貨同時輸送をこうりょしたにもつしつつき車両であり、いまではほとんどみることができん貴重な車両です。また、製造当時にはあたりまえだった客室の手動とびらも、全国にいくつかのこる同時代の車両がすべて自動とびらに改造されたなかにあって、ゆいつ製造当時のままのこされとる点においても貴重な車両ってよばれるゆえんです。
この「デハニ50がた」は1928年~1929年に合計4両が製造され、現在は「52号」と「53号」の2両が現存しておりますけど、老朽化のためともに2009年3月末をもって現役を引退いたしました。ほのあと映画「RAILWAYS 49才で電車の運転士になったおとこのものがたり」さつえいのために2009年8月の1か月間、ふたたび営業線上を走行いたしました。ほれ以降は、雲州平田駅の車庫内で保存しておりましたけど、映画公開にあわせおおくのおきゃくさまにごらんいただくため、ここ出雲大社前駅に展示するもんです。
デハニの意味=電動車 デ、三等車 イロハのハ、にもつしつ ニ/半鋼製車体=いまでは製造不可能な木製の車体/リベットによる鋼鈑接着=溶接技術にとぼしかった時代を象徴するように、リベットを多用した外観/鉄道とものかいエバーグリーン賞受賞=ながねんかつやくし、いまなお現役または保存されとる車両にたいしてあたえられるもんで、1995年に受賞/車内改装=1994年にデハニ52号、1999年にデハニ53号がそれぞれお座敷列車に改装されたけど、映画「RAILWAYS」さつえいのため、2009年に当初の内装に復刻
(127) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車説明がき、(128) デハニ50がた52号車
うん、映画「RAILWAYS」にでてきたあのにほん最古級の電車だ。だいだいいろの車体に鋼鈑のリベットうちがしぶい。
(129) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車(うしろ)、(130) (まえ)
車内は完全な木製。このうつくしい天井のつくり。じわーんってくる。
つまのとこには映画のばめんの中井貴一さんと高島礼子さんの写真もかけてある。
さて、電車のでる時間がちかづいて、かいさつをはいる。のるのはさっきはいってきた2113。おりかえし川跡(かわと)いきふつうになるだ。いや、これも堂々たる電車だ。かんつうがたではあるけど、しっかりとかおがあっていい。
(133) 川跡いきふつう(2両め) - 出雲大社前、(134) (1両め)
車内にはいる。みえとったうしろの車両はふつうにベンチシートの車内だけど、まえの車両にびっくり。よこむき展望席になっとるじゃんか。ひだりの列もみぎの列もぜんぶひだりむきに車窓をみるようになっとる。
まえの車両番号は2103。2103-2113編成だ。
14時52分、あめのふりしきるなか川跡(かわと)にむけて出雲大社前(いずもたいしゃまえ)をしゅっぱつ。川跡までが大社線になるだけど、この区間はきたみちのもどりで、2回めの乗車になる。さいしょ空港連絡バスをおりた電鉄出雲市から川跡をへて出雲大社前まで、はじめての一畑電車にのっとるだ。電鉄出雲市から川跡までは北松江線の一部区間になる。
電車は出雲平野をひがしにすすむ。また、ここは島根半島のつけねでもある。半島っていうとだいたい本土からうみにむかって垂直につきだしとるっていうかんじだけど、島根半島は本土と平行によこたわっとる。にしは日御碕(ひのみさき)からひがしは美保関(みほのせき)にかけて東西にのびるのが島根半島なだけど、本土と半島を明確にへだてるのは宍道湖(しんじこ)と中海(なかうみ)だけで、これが半島だっていうことをしらんひともおおいかもしれん。ほいで、半島のつけねがこの出雲平野の部分になる。半島のにしがわ3分の1ぐらいが出雲平野をなかだちにして本土とくっついとるだ。本土がわのいちばんきたがわを山陰線が東西にはしっとって、ほのきたに出雲平野がよこたわっとって、出雲平野のきたがわを出雲大社前から川跡(かわと)をへて雲州平田(うんしゅうひらた)方面にのびる一畑電車がはしっとる。ほいで、一畑電車のきたがわに半島がよこたわっとるってわけだ。島根半島は全体が丘陵地帯になっとって、このつけねの部分では西南のふもとに出雲大社があって、西北のにほんかいにおちるとこに日御碕がある。
ひだりかためんホームの浜山公園北口(はまやまこうえんきたぐち)にとうちゃく。
ひだりかためんホームの遥堪(ようかん)にとうちゃく。
ひだりかためんホームの高浜(たかはま)にとうちゃく。ホームに屋根はなく、電車にのるひとがほっかむりをしてホームをかけて電車にのってくる。
(140) 川跡いきふつう - 川跡、(141) 川跡 - 川跡いきふつう
15時3分、川跡(かわと)にとうちゃく。大社線はここまで。あめんなか、のりかえる。
構内ふみきりをわたって北松江線のしましきホームについたとこで、これからのる松江しんじ湖温泉いきふつうとははんたいの出雲大社前いきふつうがみぎがわにはいってくる。車両番号7003は、まんだおととし2016年に投入されたばっかりの7000系車両だ。草創期のデハニ50がた以来の自社発注車両になるだけど、一畑電車みたいな中小私鉄が自社発注の車両をもっとるってのがすごい。
ひだりがわの松江しんじ湖温泉いきふつうにのる。車両は5010-5110編成。はじめての一畑電車で電鉄出雲市から川跡までのったのとおんなじ車両になるだけど、電鉄出雲市と松江しんじ湖温泉をなん往復かしとるこの車両にまたあたったってわけだ。あお、しろ、くろの3色の堂々たる電車で、ほしじるしのご紋もつけたしっかりとしたかおがある。
車内はひだり1列、みぎ2列の転換クロスシート。15時5分、川跡をしゅっぱつ。あいかわらず視界は不良。みえてはおらんけど、みぎてに斐伊川(ひいかわ)と平行して電車は出雲平野をひがしにすすむ。斐伊川はこのさき宍道湖にそそぐ。
(146) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 大寺(おおてら)
ひだりかためんホームの大寺(おおてら)にとうちゃく。みぎはたんぼ。
(147) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 美談(みだみ)しゅっぱつ
みぎかためんホームの美談(みだみ)にとうちゃく。
ひだりかためんホームの旅伏(たぶし)にとうちゃく。
(149) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 旅伏-雲州平田間
左右がちょこっとまちになる。
(150)、(151) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田
いっぱい分岐のある雲州平田(うんしゅうひらた)にとうちゃく。旧平田市の代表駅で、一畑電車の本社もここにある。ほれと、一畑電車が1914年にはじめて開業したのも電鉄出雲市からここ雲州平田までの区間だった。
(152) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田(7004)
みぎがわには車両基地があって、さっき川跡ですれちがった7000系車両がここにもとまっとる。さっきすれちがったのが7003でここにとまっとるのが7004。両運転台で1両編成での運行が可能だ。
雲州平田をでたとこで、こころなしか速度がはやまったようなきがする。ゆれもひどい。かぶりつきにじんどって、っていうかふんばってまえをみていくのも、けっこうたいへんな作業だ。左右はたんぼ。
(153) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田-布崎間(ちいさなかわ)、(154) (おおきなかわ)
またひがしにすすんだとこで、ちいさなかわをわたっておおきなかわをわたる。りょうほうとも斐伊川とはべつのなもないかわで、ちいさなかわがおおきなかわに合流して宍道湖にそそぐ。
おおきなかわをわたったすぐのとこで、みぎゆみなりのみぎかためんホームの布崎(ぬのざき)にとうちゃく。
ひだりかためんホームの湖遊館新駅(こゆうかんしんえき)にとうちゃく。乗客のいいやすさのために「駅」をふくめて表示しとるのかっておもったら、ほじゃなくて駅名のなかに「駅」をふくんどるだ。なんとかえきって「駅」をつけていうばあいは湖遊館新駅駅って「駅」が重複する。あとでしらべたら、こっからみなみ宍道湖の西岸に宍道湖公園湖遊館っていう施設がある。このえきの左右はたんぼ。
ひだりかためんホームの園(その)にとうちゃく。このえきにつくちょっとまえにみぎてに宍道湖がかいまみえた。ずーっとひだりてにある島根半島は「つけねの部分」がおわって、こっから「ほんとの半島部分」になるだ。
宍道湖をみぎてにみて電車はひがしにすすむ。
(159)、(160) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口
いっぱい分岐のある一畑口(いちばたぐち)にとうちゃく。ここで運転士さんがざぶとんとかばんをてにもって運転室から客室にでてくる。どうするのかなっておもったら、電車んなかをとおってうしろの車両の運転室までいく。あ、ここが反転分岐の一畑口だってきづいた。一畑電車はさいしょ、こっから島根半島のなかに3.3キロはいっていって、一畑までいっとっただ。一畑薬師こと一畑寺(いちばたじ)におまいりにいけるように、電鉄出雲市から一畑につながる鉄道が一畑電車だっただ。雲州平田まで開業した1年あとの1915年に一畑まで延伸開業して、いちおうの完成をみる。
当初は非電化だったもんが1927年に電化。ほいで、つぎの1928年にはここ一畑口で反転分岐して松江しんじ湖温泉までの線ができる。ところが太平洋戦争も終盤の1944年に一畑口-一畑間が不要不急路線ってみなされて廃止になる。はがされたレールは戦時輸送を実施しとった名鉄に供出されただげな。
こんな経緯があって、この一畑口のえきが「直進する線路もないのに反転分岐してつぎのえきにいく」っていうみょうな構造のえきになったわけだ。
(161)、(162) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口
さて、反転分岐して一畑口をしゅっぱつ。つぎのえきにむかう。
(163) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口-伊野灘間
地形はせばくなる。みぎはすぐに宍道湖があって、ひだりは島根半島の丘陵がせまってきとる。
(164) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口-伊野灘間
きりとおしみたいなとこもなんかしょかとおっていく。
ひだりかためんホームの伊野灘(いのなだ)にとうちゃく。ちなみに、ひとつまえの一畑口もさいしょは小境灘(こざかいなだ)っていっただげな。
(166) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 伊野灘-津ノ森間
また、湖岸をはしったり、きりとおしをとおったりしていく。
しましきホームの津ノ森(つのもり)は分岐をひだりにはいらんで、直進してホームのみぎがわに停車。
(168) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 津ノ森-高ノ宮間
みぎにみえる宍道湖もあめにかすむ。天気のいいひに、大社線区間でのったよこむき展望席の電車でこのけしきをみながらいったら、どんなにかすばらしかったことか。
ひだりホームの高ノ宮(たかのみや)にとうちゃく。
(170)、(171) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江フォーゲルパーク
さらに宍道湖ぞいにひがしにすすんで、ひだりかためんホームの松江フォーゲルパークにとうちゃく。かためんホームではあるけどしっかりしたホームで、まちあいしつもうわやもある。あとで地図をみてみると、やまがわにおおきな公園がある。天気のいいひにはこのえきも行楽客でにぎわうのか。
(172)、(173) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 秋鹿町(あいかまち)
秋鹿町(あいかまち)にとうちゃく。みぎに宍道湖がうつくしい。
さらに湖岸をはしったり、きりとおしをとおったりして、ひがしにすすんでいく。
ひだりゆみなりのひだりかためんホームの長江(ながえ)にとうちゃく。「ながえ」はたいらかに発音せんで、「な」にアクセントをつける。
(176) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 長江-朝日ヶ丘間
つぎのえきまでのあいだ、かわだかほそながいいけだかっていうような水路をみぎにすすむ。このおおあめでどっかのかわがあふれて、ほのみずがおしよせてきたっていうかんじじゃなかった。なんだったのか。
ひだりかためんホームの朝日ヶ丘(あさひがおか)にとうちゃく。このえきはちょっと半島のなかにはいりこんだとこになる。
(178) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 朝日ヶ丘-松江イングリッシュガーデン前間
きりとおしをとおっていく。あとふたえきで島根県の県都松江のターミナル駅、松江しんじ湖温泉のえきにとうちゃくするっていうわりにはこころぼそいふうけいだ。
(179)、(180) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前
(181) (電鉄出雲市いきふつう)
しましきホームの松江イングリッシュガーデン前にとうちゃく。ここはふつうにホームのひだりがわに停車しただけど、ここではんたい電車といきちがい。車両番号5009-5109は、はじめての一畑電車で川跡から出雲大社前までのったのとおんなじ車両だ。いや、けっこう世間はせばい。
(182) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前-松江しんじ湖温泉間
ひだりにたんぼがみえる。ひさしぶりのたんぼってかんじだ。湖岸からちょっとおくにはいったとこを、電車ははしっとる。
佐陀川(さだがわ)をわたる。島根半島を南北に横断して、宍道湖のみずをにほんかいにぬくためにつくった人工河川だ。島根半島は全体が丘陵地帯になっとるっていったけど、こんなふうにひくみをぬってかわをほれるとこがあっただ。1785年っていうむかしに松江藩がつくっただげな。
(184) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前-松江しんじ湖温泉間
電車はまた湖岸にでてひがしにすすむ。進行方向みぎ45度、宍道湖のむこうに、松江のまちのうちの本土がわの部分がみえてくる。松江のまちはまんなかに大橋川(おおはしがわ)をはさんで、島根半島がわと本土がわにまたがる。
(185)、(186)、(187) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江しんじ湖温泉
15時53分、終点の松江しんじ湖温泉にとうちゃく。まんだ宍道湖の北岸ではあるけど、まあちょっとひがしにいったとこが大橋川の河口っていうかそそぎぐちになる。川跡(かわと)でののりかえをふくめて、出雲大社前からここ松江しんじ湖温泉まで37.3km、61分、36.7km/h、810円。
ところで、往時は電鉄出雲市から松江しんじ湖温泉までの33.9kmを最短37分でむすぶ特急を運行したっていう。表定速度は55.0km/h。ほれがいまは優等列車として、電鉄出雲市発松江しんじ湖温泉いき特急が1日に1本、松江しんじ湖温泉発電鉄出雲市いきが1日に1本あるだけで、表定速度はそれぞれ47.3km/hと44.2km/hでしかなく、退化しとるだ。大多数の電車はふつうで、こんかい乗車したとおりの時速40キロにみたん表定速度で運行しとる。
(188) 松江しんじ湖温泉 - 松江しんじ湖温泉いきふつう
かいさつをでて、湖岸のホテル一畑で一泊。うみのさち、みずうみのさちにしたつづみをうって、出雲と松江のたび1日めをおえた。
(189) 松江しんじ湖温泉 - かいさつ(※ よるさつえいしたもん)
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- 乗車記録 - 2018年7月むいか、きんようび、平日
(さんこう)
- ホテル一畑の料理にしたつづみ - 2018年7月むいか - あきひこのいいたいほうだい|2018/07/13
- とまりは松江しんじ湖温泉えきまえのホテル一畑で、うみのさち、みずうみのさちにしたつづみをうつ。
- 出雲と松江のたび (3) 出雲大社 - あきひこゆめてつどう|2018/07/12
- おまいりをおえて出雲大社前のえきにもどる。
- 出雲と松江のたび (2) はじめての一畑電車 - あきひこゆめてつどう|2018/07/10
- 出雲と松江のたび (1) しんあんじょうから出雲市駅まで - あきひこゆめてつどう|2018/07/08
- きょうは松江のホテルで…|いわせあきひこ|フェースブック|2018年7月6日21:54
- きょうは松江のホテルでばんごはん♪
- いやしかし、問題はあした愛知県にかえれるかどうかだ。
- 出雲大社前で川跡いきふつうと記念さつえい
- 川跡いきふつう=2103-2113
(131あ) 出雲大社前 - 川跡いきふつう
- 川跡いきふつう=2103-2113
- ここいいなあ。…|いわせあきひこ|フェースブック|2018年7月6日14:17
- ここいいなあ。
電車のみえる喫茶店。
(122あ) 出雲大社前 - ヱディングサロンとカフェ
- ここいいなあ。
- 一畑電車 - Wikipedia
- 一畑電車7000系電車 - Wikipedia
- 一畑電車7000系電車は、一畑電車が2016年より導入している、両運転台構造の電車である。
- 1両編成で運行可能な、デハニ50形以来実に86年ぶりとなる自社発注車による新造車両、また90系以来となる20m級車両である。
- 製造にはノックダウン方式が採られ、構体と台車の製作を近畿車両が、艤装以降をJR西日本の関連会社・ジェイアール西日本テクノスの子会社である後藤工業が担当する。
- 1両あたりの新造費用は2億1,000万円で、費用の全額を国と沿線自治体が負担する(補助金)。合計4両を製造予定で、当初は2015年度に1両、2016年度に2両、2017年度に1両を導入する予定であったが、后に2016年度および2017年度に各2両を導入する計画に変更された。
- 湖遊館新駅駅 - Wikipedia
- 佐陀川(サダガワ)とは - コトバンク