出雲と松江のたび (4) 一畑電車で出雲大社前から松江しん湖温泉まで

2018年7月むいかとなのかのふつかかん、出雲と松江のたびをした。このたびについてくぎりごとに紹介しとるとこだけど、こんかい第4弾は1日めに出雲神社のおまいりをおえたあとの、出雲大社前から松江しんじ湖温泉まで一畑電車で移動するようすを紹介する。にしにほんを中心としたおおくの県で歴史的おおあめとなったときのはなしで、この移動もあめのふりしきるなかでの移動となった。

◇            ◇

2018.7.6 (122) 出雲大社前 - ヱディングサロンとカフェ 1820-1300
(122) 出雲大社前 - ヱディングサロンとカフェ

出雲大社のおまいりをおえて、一畑電車(いちばたでんしゃ)の出雲大社前のえきにもどる。時間まちにまちあいしつとなりの喫茶店にはいって、おどろく。喫茶店のましょうめんが電車の発着するホームだ。いまとまっとるだいだいいろの電車は展示車両で、デハニ50がたっていう。

2018.7.6 (123) 出雲大社前 - 出雲大社前いきふつう 2000-1500
2018.7.6 (124) 出雲大社前 - 出雲大社前いきふつう 2000-1500
(123)(124) 出雲大社前 - 出雲大社前いきふつう

しばらくして電車がはいってくる。いや、コーヒーのみながらホームにはいってくる電車を正面にみれるってないぞ。電車はしろが基調の2両編成で、こっちがわの車両が2113。けっこうたくさんのひとがおりてきて、にぎやかなかんじになる。

2018.7.6 (125) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車 2000-1500
2018.7.6 (126) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車 1870-1500
(125)(126) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車

ここで展示車両のデハニ50がたをみにいく。

2018.7.6 (127) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車説明がき 2000-1500
にほん最古級の電車 - デハニ50がた52号車 - ご自由にごらんください。
映画「RAILWAYS」のなかでもっともおおく登場し、つよい印象をのこした車両がこの「デハニ50がた」です。1928年、小境灘(こざかいなだ)(いまの一畑口)~北松江(いまの松江しんじ湖温泉)間、および1930年の大社線開業にあわせて新造された一畑電車ゆいつの独自車両です。
客貨同時輸送をこうりょしたにもつしつつき車両であり、いまではほとんどみることができん貴重な車両です。また、製造当時にはあたりまえだった客室の手動とびらも、全国にいくつかのこる同時代の車両がすべて自動とびらに改造されたなかにあって、ゆいつ製造当時のままのこされとる点においても貴重な車両ってよばれるゆえんです。
この「デハニ50がた」は1928年~1929年に合計4両が製造され、現在は「52号」と「53号」の2両が現存しておりますけど、老朽化のためともに2009年3月末をもって現役を引退いたしました。ほのあと映画「RAILWAYS 49才で電車の運転士になったおとこのものがたり」さつえいのために2009年8月の1か月間、ふたたび営業線上を走行いたしました。ほれ以降は、雲州平田駅の車庫内で保存しておりましたけど、映画公開にあわせおおくのおきゃくさまにごらんいただくため、ここ出雲大社前駅に展示するもんです。
デハニの意味=電動車 デ、三等車 イロハのハ、にもつしつ ニ/半鋼製車体=いまでは製造不可能な木製の車体/リベットによる鋼鈑接着=溶接技術にとぼしかった時代を象徴するように、リベットを多用した外観/鉄道とものかいエバーグリーン賞受賞=ながねんかつやくし、いまなお現役または保存されとる車両にたいしてあたえられるもんで、1995年に受賞/車内改装=1994年にデハニ52号、1999年にデハニ53号がそれぞれお座敷列車に改装されたけど、映画「RAILWAYS」さつえいのため、2009年に当初の内装に復刻
2018.7.6 (128) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車 2000-1500
(127) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車説明がき(128) デハニ50がた52号車

うん、映画「RAILWAYS」にでてきたあのにほん最古級の電車だ。だいだいいろの車体に鋼鈑のリベットうちがしぶい。

2018.7.6 (129) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車(うしろ) 1600-1200
2018.7.6 (130) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車(まえ) 1600-1200
(129) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車(うしろ)(130) (まえ)

車内は完全な木製。このうつくしい天井のつくり。じわーんってくる。

2018.7.6 (131) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車 1200-1600
(131) 出雲大社前 - デハニ50がた52号車

つまのとこには映画のばめんの中井貴一さんと高島礼子さんの写真もかけてある。

2018.7.6 (132) 出雲大社前 - 川跡いきふつう 2000-1500
(132) 出雲大社前 - 川跡いきふつう

さて、電車のでる時間がちかづいて、かいさつをはいる。のるのはさっきはいってきた2113。おりかえし川跡(かわと)いきふつうになるだ。いや、これも堂々たる電車だ。かんつうがたではあるけど、しっかりとかおがあっていい。

2018.7.6 (133) 川跡いきふつう(2両め) - 出雲大社前 1600-1200
2018.7.6 (134) 川跡いきふつう(1両め) - 出雲大社前 2000-1500
(133) 川跡いきふつう(2両め) - 出雲大社前(134) (1両め)

車内にはいる。みえとったうしろの車両はふつうにベンチシートの車内だけど、まえの車両にびっくり。よこむき展望席になっとるじゃんか。ひだりの列もみぎの列もぜんぶひだりむきに車窓をみるようになっとる。

2018.7.6 (135) 出雲大社前 - 川跡いきふつう(まえ) 1890-1500
(135) 出雲大社前 - 川跡いきふつう(まえ)

まえの車両番号は2103。2103-2113編成だ。

2018.7.6 (136) 川跡いきふつう - 出雲大社前しゅっぱつ 1000-750
(136) 川跡いきふつう - 出雲大社前しゅっぱつ

14時52分、あめのふりしきるなか川跡(かわと)にむけて出雲大社前(いずもたいしゃまえ)をしゅっぱつ。川跡までが大社線になるだけど、この区間はきたみちのもどりで、2回めの乗車になる。さいしょ空港連絡バスをおりた電鉄出雲市から川跡をへて出雲大社前まで、はじめての一畑電車にのっとるだ。電鉄出雲市から川跡までは北松江線の一部区間になる。

電車は出雲平野をひがしにすすむ。また、ここは島根半島のつけねでもある。半島っていうとだいたい本土からうみにむかって垂直につきだしとるっていうかんじだけど、島根半島は本土と平行によこたわっとる。にしは日御碕(ひのみさき)からひがしは美保関(みほのせき)にかけて東西にのびるのが島根半島なだけど、本土と半島を明確にへだてるのは宍道湖(しんじこ)と中海(なかうみ)だけで、これが半島だっていうことをしらんひともおおいかもしれん。ほいで、半島のつけねがこの出雲平野の部分になる。半島のにしがわ3分の1ぐらいが出雲平野をなかだちにして本土とくっついとるだ。本土がわのいちばんきたがわを山陰線が東西にはしっとって、ほのきたに出雲平野がよこたわっとって、出雲平野のきたがわを出雲大社前から川跡(かわと)をへて雲州平田(うんしゅうひらた)方面にのびる一畑電車がはしっとる。ほいで、一畑電車のきたがわに半島がよこたわっとるってわけだ。島根半島は全体が丘陵地帯になっとって、このつけねの部分では西南のふもとに出雲大社があって、西北のにほんかいにおちるとこに日御碕がある。

2018.7.6 (137) 川跡いきふつう - 浜山公園北口 1000-750
(137) 川跡いきふつう - 浜山公園北口

ひだりかためんホームの浜山公園北口(はまやまこうえんきたぐち)にとうちゃく。

2018.7.6 (138) 川跡いきふつう - 遥堪(ようかん) 900-720
(138) 川跡いきふつう - 遥堪(ようかん)

ひだりかためんホームの遥堪(ようかん)にとうちゃく。

2018.7.6 (139) 川跡いきふつう - 高浜 780-600
(139) 川跡いきふつう - 高浜

ひだりかためんホームの高浜(たかはま)にとうちゃく。ホームに屋根はなく、電車にのるひとがほっかむりをしてホームをかけて電車にのってくる。

2018.7.6 (140) 川跡いきふつう - 川跡 800-600
2018.7.6 (141) 川跡 - 川跡いきふつう 2000-1500
(140) 川跡いきふつう - 川跡(141) 川跡 - 川跡いきふつう

15時3分、川跡(かわと)にとうちゃく。大社線はここまで。あめんなか、のりかえる。

2018.7.6 (142) 川跡 - 電鉄出雲市いきふつう(7003) 2000-1500
(142) 川跡 - 電鉄出雲市いきふつう(7003)

構内ふみきりをわたって北松江線のしましきホームについたとこで、これからのる松江しんじ湖温泉いきふつうとははんたいの出雲大社前いきふつうがみぎがわにはいってくる。車両番号7003は、まんだおととし2016年に投入されたばっかりの7000系車両だ。草創期のデハニ50がた以来の自社発注車両になるだけど、一畑電車みたいな中小私鉄が自社発注の車両をもっとるってのがすごい。

2018.7.6 (144) 川跡 - 松江しんじ湖温泉いきふつう(うしろ) 2000-1500
(144) 川跡 - 松江しんじ湖温泉いきふつう(うしろ)

ひだりがわの松江しんじ湖温泉いきふつうにのる。車両は5010-5110編成。はじめての一畑電車電鉄出雲市から川跡までのったのとおんなじ車両になるだけど、電鉄出雲市松江しんじ湖温泉をなん往復かしとるこの車両にまたあたったってわけだ。あお、しろ、くろの3色の堂々たる電車で、ほしじるしのご紋もつけたしっかりとしたかおがある。

2018.7.6 (145) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 川跡 2000-1500
(145) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 川跡

車内はひだり1列、みぎ2列の転換クロスシート。15時5分、川跡をしゅっぱつ。あいかわらず視界は不良。みえてはおらんけど、みぎてに斐伊川(ひいかわ)と平行して電車は出雲平野をひがしにすすむ。斐伊川はこのさき宍道湖にそそぐ。

2018.7.6 (146) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 大寺(おおてら) 960-670
(146) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 大寺(おおてら)

ひだりかためんホームの大寺(おおてら)にとうちゃく。みぎはたんぼ。

2018.7.6 (147) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 美談(みだみ)しゅっぱつ 960-700
(147) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 美談(みだみ)しゅっぱつ

みぎかためんホームの美談(みだみ)にとうちゃく。

2018.7.6 (148) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 旅伏(たぶし) 880-720
(148) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 旅伏(たぶし)

ひだりかためんホームの旅伏(たぶし)にとうちゃく。

2018.7.6 (149) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 旅伏-雲州平田間 800-600
(149) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 旅伏-雲州平田間

左右がちょこっとまちになる。

2018.7.6 (150) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田 900-650
2018.7.6 (151) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田 900-720
(150)(151) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田

いっぱい分岐のある雲州平田(うんしゅうひらた)にとうちゃく。旧平田市の代表駅で、一畑電車の本社もここにある。ほれと、一畑電車が1914年にはじめて開業したのも電鉄出雲市からここ雲州平田までの区間だった。

2018.7.6 (152) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田 1960-1720
(152) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田(7004)

みぎがわには車両基地があって、さっき川跡ですれちがった7000系車両がここにもとまっとる。さっきすれちがったのが7003でここにとまっとるのが7004。両運転台で1両編成での運行が可能だ。

雲州平田をでたとこで、こころなしか速度がはやまったようなきがする。ゆれもひどい。かぶりつきにじんどって、っていうかふんばってまえをみていくのも、けっこうたいへんな作業だ。左右はたんぼ。

2018.7.6 (153) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田-布崎間 800-600
2018.7.6 (154) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田-布崎間 2000-1500
(153) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 雲州平田-布崎間(ちいさなかわ)(154) (おおきなかわ)

またひがしにすすんだとこで、ちいさなかわをわたっておおきなかわをわたる。りょうほうとも斐伊川とはべつのなもないかわで、ちいさなかわがおおきなかわに合流して宍道湖にそそぐ。

2018.7.6 (155) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 布崎 800-600
(155) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 布崎

おおきなかわをわたったすぐのとこで、みぎゆみなりのみぎかためんホームの布崎(ぬのざき)にとうちゃく。

2018.7.6 (156) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 湖遊館新駅 800-600
(156) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 湖遊館新駅

ひだりかためんホームの湖遊館新駅(こゆうかんしんえき)にとうちゃく。乗客のいいやすさのために「駅」をふくめて表示しとるのかっておもったら、ほじゃなくて駅名のなかに「駅」をふくんどるだ。なんとかえきって「駅」をつけていうばあいは湖遊館新駅駅って「駅」が重複する。あとでしらべたら、こっからみなみ宍道湖の西岸に宍道湖公園湖遊館っていう施設がある。このえきの左右はたんぼ。

2018.7.6 (157) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 園 800-580
(157) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 園

ひだりかためんホームの園(その)にとうちゃく。このえきにつくちょっとまえにみぎてに宍道湖がかいまみえた。ずーっとひだりてにある島根半島は「つけねの部分」がおわって、こっから「ほんとの半島部分」になるだ。

2018.7.6 (158) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 園-一畑口間 1600-1200
(158) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 園-一畑口間

宍道湖をみぎてにみて電車はひがしにすすむ。

2018.7.6 (159) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口 800-720
2018.7.6 (160) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口 1600-1200
(159)(160) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口

いっぱい分岐のある一畑口(いちばたぐち)にとうちゃく。ここで運転士さんがざぶとんとかばんをてにもって運転室から客室にでてくる。どうするのかなっておもったら、電車んなかをとおってうしろの車両の運転室までいく。あ、ここが反転分岐の一畑口だってきづいた。一畑電車はさいしょ、こっから島根半島のなかに3.3キロはいっていって、一畑までいっとっただ。一畑薬師こと一畑寺(いちばたじ)におまいりにいけるように、電鉄出雲市から一畑につながる鉄道が一畑電車だっただ。雲州平田まで開業した1年あとの1915年に一畑まで延伸開業して、いちおうの完成をみる。

当初は非電化だったもんが1927年に電化。ほいで、つぎの1928年にはここ一畑口で反転分岐して松江しんじ湖温泉までの線ができる。ところが太平洋戦争も終盤の1944年に一畑口-一畑間が不要不急路線ってみなされて廃止になる。はがされたレールは戦時輸送を実施しとった名鉄に供出されただげな。

こんな経緯があって、この一畑口のえきが「直進する線路もないのに反転分岐してつぎのえきにいく」っていうみょうな構造のえきになったわけだ。

2018.7.6 (161) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口 2000-1500
2018.7.6 (162) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口 830-720
(161)(162) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口

さて、反転分岐して一畑口をしゅっぱつ。つぎのえきにむかう。

2018.7.6 (163) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口-伊野灘間 1270-1050
(163) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口-伊野灘間

地形はせばくなる。みぎはすぐに宍道湖があって、ひだりは島根半島の丘陵がせまってきとる。

2018.7.6 (164) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口-伊野灘間 780-720
(164) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 一畑口-伊野灘間

きりとおしみたいなとこもなんかしょかとおっていく。

2018.7.6 (165) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 伊野灘 800-550
(165) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 伊野灘

ひだりかためんホームの伊野灘(いのなだ)にとうちゃく。ちなみに、ひとつまえの一畑口もさいしょは小境灘(こざかいなだ)っていっただげな。

2018.7.6 (166) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 伊野灘-津ノ森間 840-720
(166) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 伊野灘-津ノ森間

また、湖岸をはしったり、きりとおしをとおったりしていく。

2018.7.6 (167) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 津ノ森 960-700
(167) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 津ノ森

しましきホームの津ノ森(つのもり)は分岐をひだりにはいらんで、直進してホームのみぎがわに停車。

2018.7.6 (168) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 津ノ森-高ノ宮間 1000-750
(168) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 津ノ森-高ノ宮間

みぎにみえる宍道湖もあめにかすむ。天気のいいひに、大社線区間でのったよこむき展望席の電車でこのけしきをみながらいったら、どんなにかすばらしかったことか。

2018.7.6 (169) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 高ノ宮 640-480
(169) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 高ノ宮

ひだりホームの高ノ宮(たかのみや)にとうちゃく。

2018.7.6 (170) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江フォーゲルパーク 960-720
2018.7.6 (171) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江フォーゲルパーク 1200-900
(170)(171) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江フォーゲルパーク

さらに宍道湖ぞいにひがしにすすんで、ひだりかためんホームの松江フォーゲルパークにとうちゃく。かためんホームではあるけどしっかりしたホームで、まちあいしつもうわやもある。あとで地図をみてみると、やまがわにおおきな公園がある。天気のいいひにはこのえきも行楽客でにぎわうのか。

2018.7.6 (172) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 秋鹿町 800-600
2018.7.6 (173) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 秋鹿町 1600-1200
(172)(173) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 秋鹿町(あいかまち)

秋鹿町(あいかまち)にとうちゃく。みぎに宍道湖がうつくしい。

2018.7.6 (174) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 秋鹿町-長江間 800-600
(174) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 秋鹿町-長江間

さらに湖岸をはしったり、きりとおしをとおったりして、ひがしにすすんでいく。

2018.7.6 (175) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 長江 1600-1200
(175) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 長江

ひだりゆみなりのひだりかためんホームの長江(ながえ)にとうちゃく。「ながえ」はたいらかに発音せんで、「な」にアクセントをつける。

2018.7.6 (176) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 長江-朝日ヶ丘間 800-560
(176) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 長江-朝日ヶ丘間

つぎのえきまでのあいだ、かわだかほそながいいけだかっていうような水路をみぎにすすむ。このおおあめでどっかのかわがあふれて、ほのみずがおしよせてきたっていうかんじじゃなかった。なんだったのか。

2018.7.6 (177) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 朝日ヶ丘 1200-900
(177) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 朝日ヶ丘

ひだりかためんホームの朝日ヶ丘(あさひがおか)にとうちゃく。このえきはちょっと半島のなかにはいりこんだとこになる。

2018.7.6 (178) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 朝日ヶ丘-松江イングリッシュガーデン前間 670-720
(178) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 朝日ヶ丘-松江イングリッシュガーデン前間

きりとおしをとおっていく。あとふたえきで島根県県都松江のターミナル駅松江しんじ湖温泉のえきにとうちゃくするっていうわりにはこころぼそいふうけいだ。

2018.7.6 (179) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前 800-600
2018.7.6 (180) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前 1600-1200
2018.7.6 (181) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前(電鉄出雲市いきふつう) 1930-1500
(179)(180) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前
(181) (電鉄出雲市いきふつう)

しましきホームの松江イングリッシュガーデン前にとうちゃく。ここはふつうにホームのひだりがわに停車しただけど、ここではんたい電車といきちがい。車両番号5009-5109は、はじめての一畑電車で川跡から出雲大社前までのったのとおんなじ車両だ。いや、けっこう世間はせばい。

2018.7.6 (182) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前-松江しんじ湖温泉間 800-600
(182) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前-松江しんじ湖温泉間

ひだりにたんぼがみえる。ひさしぶりのたんぼってかんじだ。湖岸からちょっとおくにはいったとこを、電車ははしっとる。

2018.7.6 (183) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 佐陀川をわたる 1600-1200
(183) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 佐陀川をわたる

佐陀川(さだがわ)をわたる。島根半島を南北に横断して、宍道湖のみずをにほんかいにぬくためにつくった人工河川だ。島根半島は全体が丘陵地帯になっとるっていったけど、こんなふうにひくみをぬってかわをほれるとこがあっただ。1785年っていうむかしに松江藩がつくっただげな。

2018.7.6 (184) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前-松江しんじ湖温泉間 830-700
(184) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江イングリッシュガーデン前-松江しんじ湖温泉間

電車はまた湖岸にでてひがしにすすむ。進行方向みぎ45度、宍道湖のむこうに、松江のまちのうちの本土がわの部分がみえてくる。松江のまちはまんなかに大橋川(おおはしがわ)をはさんで、島根半島がわと本土がわにまたがる。

2018.7.6 (185) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江しんじ湖温泉 630-600 2018.7.6 (186) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江しんじ湖温泉 690-720
2018.7.6 (187) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江しんじ湖温泉 760-600
(185)(186)(187) 松江しんじ湖温泉いきふつう - 松江しんじ湖温泉

15時53分、終点の松江しんじ湖温泉にとうちゃく。まんだ宍道湖の北岸ではあるけど、まあちょっとひがしにいったとこが大橋川の河口っていうかそそぎぐちになる。川跡(かわと)でののりかえをふくめて、出雲大社前からここ松江しんじ湖温泉まで37.3km、61分、36.7km/h、810円。

ところで、往時は電鉄出雲市から松江しんじ湖温泉までの33.9kmを最短37分でむすぶ特急を運行したっていう。表定速度は55.0km/h。ほれがいまは優等列車として、電鉄出雲市松江しんじ湖温泉いき特急が1日に1本、松江しんじ湖温泉電鉄出雲市いきが1日に1本あるだけで、表定速度はそれぞれ47.3km/hと44.2km/hでしかなく、退化しとるだ。大多数の電車はふつうで、こんかい乗車したとおりの時速40キロにみたん表定速度で運行しとる。

2018.7.6 (188) 松江しんじ湖温泉 - 松江しんじ湖温泉いきふつう 2000-1500
(188) 松江しんじ湖温泉 - 松江しんじ湖温泉いきふつう

かいさつをでて、湖岸のホテル一畑で一泊。うみのさち、みずうみのさちにしたつづみをうって、出雲と松江のたび1日めをおえた。

2018.7.6 (189) 松江しんじ湖温泉 - かいさつ 1600-1200
(189) 松江しんじ湖温泉 - かいさつ(※ よるさつえいしたもん)

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(さんこう)