海老からのかえりにワイドビュー伊那路にのる

海老（えび）のまちあるきは予定をくりあげてかえることになった。バスと電車をのりついでのかえりみちだけど、飯田線はたまたまワイドビュー伊那路にのることになった。飯田線に1日2往復だけの特急だ。バスの乗車とあわせて以下に紹介する。

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豊鉄バスで海老から本長篠まで

まちあるきをおえて海老バス停にもどったとこで、田口いきのバスがいく。11時21分の定刻どおりの運行だ。このつぎは14時11分。

ちょっとして海老バス停11時28分の新城市民病院いきバスがやってきて、これにのる。これも定刻どおりだ。これをのがすとつぎは13時44分。

バスは伊那街道こと県道32号線をみなみにすすんで、鳳来大石（ほうらいおおいし）バス停。ここのバス停は田口鉄道当時の大石の駅舎を再現したもんだっていう。

鳳来寺（ほうらいじ）バス停。ここも田口鉄道のえきがあったとこだ。ひだりにはいっていくみちが鳳来寺山の参道なだけど、このいりぐち部分にもにぎわいがある。

11時49分、本長篠駅前（ほんながしのえきまえ）バス停にとうちゃく。下車。ちなみに、海老の移動販売車でかったおにぎり2個はバスんなかでたべた。

飯田線のえきはちょこっとはなれとって、えきまえどおりをちょこっとみなみにくだる。

本長篠（ほんながしの）のえきにとうちゃく。駅員さんから豊橋までの乗車券と自由席特急券をかう。特急料金650円をふくめて1,320円。あと30分まってふつう電車にのるっていうてもあっただけど、いきにのったふつうがさんざん時間がかかってうんざりしとったってことと、飯田線の特急が1日2往復しかない貴重なもんだってこととで、特急にのることにしたもんだ。のるのは本長篠11時57分の豊橋いきワイドビュー伊那路（いなじ）2号。伊那路っていうぐらいで、長野県南部、伊那地方の中心地、飯田と豊橋をむすぶ特急だ。

かいさつをはいってホームにまっとったのは、はんたいの岡谷いきふつう。7時間をかけて飯田線全線をはしるやつだ。いつかはのりたい。車両は通勤車両の313系。

さて、ワイドビュー伊那路2号がやってきて、のりこむ。車両は特急車両の373系。通勤車両の313系とにたふんいきではあるけど、やっぱりかんろくがある。2とびら、転換クロスシート、カーテンつき連続まどの車内も特急らしい豪華なもんだ。シートもおおぶりで、せもたれもうしろにおおきくたおれる。さきにまっとった岡谷いきふつうのおさきにしゅっぱつ。しばらく先頭3号車の座席にふんぞりかえっていく。

ふたつめの停車駅、豊川のへんで車内を探検。

先頭3号車はクモハ373-5。大半が自由席だけど、うしろとびらのうしろだけ指定席。4人むかいあわせでまんなかにつくえのある席が、左右にひと区画づつある。

2両め2号車はサハ373-5。これは中間車で運転室がないぶん、前后に指定席がある。まんなか部分は自由席。

3両め1号車はクハ372-5。これはぜんぶ指定席。まえとびらのまえは便所になっとって、うしろとびらのうしろは運転室。

車内を探検したあとはすわっていきゃあいいだけど、運転士さんのうしろにじんどってかぶりつき。

名鉄名古屋本線との共用区間にはいって、下地（しもじ）を通過。ホームのまんなか、たて1列に架線柱の電柱がくすげられとるだけど、なんだかかわいそうにみえる。

すぐにとよがわをわたる。

船町（ふなまち）を通過するとこで、豊川いきふつうとすれちがい。

東海道線の岐阜いきふつうとすれちがい。

終点、豊橋のホームがみえてくる。ひだりに名鉄特急もとまっとる。

12時31分、豊橋は4番のりばにとうちゃく。みぎの5番のりばにとまっとるのは東海道線の大垣いき快速。飯田線ホームはくしがたホームの1、2番のりばのはずなだけど、回送の関係か4番のりばにとまるだ。まえにも運行をおえたワイドビュー伊那路が4番のりばにとまっとるのをみた。

本長篠からここ豊橋まで32.1km、34分、56.6km/h。いきのふつうが表定速度26.8km/hっていう極端なおそさだっただけに、この特急としてはけっしてはやくない表定速度56.6km/hでもじゅうぶんに満足した。先頭のモーター車にのってきただけど、車内の快適性にもじゅうぶんに満足した。ただ、英語放送はいらんかったな。英語で案内することに熱心なJR東海だけど、伊那路に英語はいらんよ。駅名をにほんごアクセントでいっとることだけはすくいだった。