にほんいちひくい中央分水界が兵庫県の石生(いそう)っていうとこにあるっていう。「この線をさかいに、こっちがわにふったみずは太平洋がわに、あっちがわにふったみずはにほんかいがわにながれる」ってのが中央分水界で、通常はやまの尾根が中央分水界になるだけど、このにほんいちひくい中央分水界はなんと標高100メートルっていうたいらかなとこにあるっていう。ばしょは福知山線石生駅のへん。旧国名で丹波(たんば)のくにになる。むかしっから「丹波のくにって地形が複雑で、中央分水界がわかりにくいなあ」っておもっとっただけど、まさかこんなひくいとこにもあったとはおどろきだ。こや、いってみにゃ!
(さんこう)
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- 兵庫県丹波市氷上町石生(ひょうごけんたんばしひかみちょういそう)にある「水分かれ(みわかれ)公園」に日本一低い分水界(分水嶺)を見に行きました。
- 本州の川は、太平洋(または瀬戸内海)と日本海に流れていますが、どちらに流れるかを分けるのが、中央分水界と呼ばれます。
- 普通は分水嶺と聞くと、山奥の高地にあるように思いますが、ここ石生の分水嶺は標高およそ100mの田んぼの真ん中にあります。
- ここに降った雨は、高谷川〜佐治川〜加古川を経て瀬戸内海(太平洋側)と、黒井川〜武田川〜由良川を経て日本海側へ流れていきます。
- 水分かれ公園奥向山のが平地に降りた所から、高谷川右岸を通り、新町まで、およそ1,250mの間、海抜100m前后で分水界を形作っています。
- なんだか小学校の教科書「水の旅」に出てきそうです。
- 大阪から尼崎を経由して篠山口(ささやまぐち)までおよそ1時間。篠山口で福知山行きに乗り換えて、およそ35分で石生駅に到着します。石生駅の駅舎、待合室には昔懐かしい扇風機がぶら下がっています。駅の看板には「日本一低い中央分水界にある石生駅」とあります。
- 石生駅から分水嶺までは、およそ10分、田園地帯を歩いていきます。
- これが分水嶺です。右は由良川となって日本海へ、左は加古川となって瀬戸内海に流れます。なんだか、無理やり分けているようにも見えます。(済みません)
- 水分れ公園の高谷川の両岸の桜はまだ5分咲き程度でした。分水嶺の周りは、丹波市立の「水分れ公園」となっています。関西自然に親しむ100選の1つです。
- 高谷川のおよそ250m間が標高およそ100mの分水界となっています。
- 水分れ公園 - Wikipedia