ワイドビューひだで美濃白川からかえる - 2019年4月よっか

いきは神宮前(じんぐうまえ)から新鵜沼(しんうぬま)いき快速特急新鵜沼まで、鵜沼から多治見(たじみ)いきふつうで美濃太田(みのおおた)まで、下呂(げろ)いきふつうで下油井(しもゆい)までいって美濃太田いきふつうでひとえきひきかえして白川口(しらかわぐち)までっていうふうにのりついでいった美濃白川(みのしらかわ)だけど、かえりは白川口からワイドビューひだ1本で名古屋までかえってきた。

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美濃白川のまちあるきをおえて、白川口のえきにもどる。きっぷうりばのおじさんから名古屋までのきっぷをかう。白川口13時52分のワイドビューひだ10号の自由席で、乗車料金1,490円と自由席特急料金1,180円をあわせて2,670円。自由席にしたのはおじさんのすすめによる。すわれるだらあってことで。指定席だったらあと520円いる。

2019.4.4 (146) 白川口 - 高山いきワイドビューひだ 2000-1500

のりばはかいさつ直結のかためんホームである1番のりば。「列車は4両編成で先頭があのへんだよ」っておじさんがおしえてくれたとこでまつうちに、はんたい方向から長編成のくだりワイドビューひだがはいってきて、しましきホームうちがわの2番のりばにとまる。

2019.4.4 (147) 白川口 - 高山いきワイドビューひだ 2000-1500

車両はキハ85系気動車

2019.4.4 (148) 白川口 - 高山いきワイドビューひだ 2000-1500

構成は、まえに3両編成、うしろに4両編成と、ほのあいさに編成をなしてない1両だけの先頭車がはさがるかたちで、ぜんぶで8両編成になる。まあ、うしろの4両編成を1両増結したのかもしれんだけど、ほれなら中間車を増結せやあよかったのに、こいじゃあ先頭車がだぶるかたちになっちゃって、外観に破綻をきたしとる。いきさきは、この「だぶった先頭車」、5号車でみて、高山いきになっとる。

2019.4.4 (149) 白川口 - 高山いきワイドビューひだ 2000-1500

時間的に、筆者がこれからのる名古屋いきワイドビューひだ10号の発車時刻がちかづいとって、ほれがきたらはんたいの高山いきワイドビューひだもでていくもんだっておもっとった。

2019.4.4 (150) 白川口 - 高山いきワイドビューひだ 2000-1500

ところが、名古屋いきワイドビューひだ10号はおくれますっていう構内放送がはいって、はんたいの高山いきワイドビューひだがでていく。ところで、あとでこの列車を時刻表でかくにんしてみただけど、ない。高山いきワイドビューひだ5号と飛騨古川いきワイドビューひだ25号の併結列車が白川口10時57分発なだけど、ほれがおくれとったのか。いや、3時間ちかくもおくれとったってかんがえにくい。ほじゃ、富山いきワイドビューひだ7号が白川口を通過するのがだいたいこの時刻だで、ほれだったのか。いや、いきさきが富山ってのがちがう。けっきょくなんだったのかわからずじまい。なぞの高山いきワイドビューひだだった。

2019.4.4 (151) 白川口 - 名古屋いきワイドビューひだ 1970-1500

さて、数分おくれで白川口13時57分の名古屋いきワイドビューひだ10号が1番のりばにはいってきて、先頭の1号車にのりこむ。自由席は1号車だけだ。停車位置からおおきくはずれてまえのほうにおった、あかちゃんづれのおかあさんも、きっぷうりばのおじさんがよびもどしてくれて、おんなじ1号車にのりこんだ。白川口からのったのは、筆者とあかちゃんづれのおかあさん以外にはおらんかった。ところで、1号車、けっこうひとがのっとるぞ。ふたりがけがまるまるあいとるとこをさがしてうしろからまえにあるいていって、やっと2か所だけあった。筆者はほのうちのまえのほうにすわる。最前列から2列めのひだりがわだ。あかちゃんづれのおかあさんもほのうちのうしろのほうにすわれたはずだ。

白川口をしゅっぱつ。列車は飛弾川にそってくだっていくかたちで、おおきく西南方向にすすむ。さすがワイドビュー。まえがようみえる。運転室と客室をへだてるのは全面ガラス。座席も通路からいちだんたかくなっとって、じつにまえがようみえる。運転室もひょっとしたら客室の通路のたかさよりひくくなっとるのかもしれん。よこのまども相対的にひくい位置になっとって、おうさまきぶんだ。

地形がおおきくひらけて、美濃太田に停車。飛騨川は木曽川に合流して、このえきのひだりのほうにある。ここでまちあいしとった岐阜いきふつうのおさきにしゅっぱつ。列車は木曽川にそってくだっていくかたちで、おおきく西南方向にすすむ。

2019.4.4 (152) 名古屋いきワイドビューひだ - 鵜沼 1600-1200

濃尾平野にでて、鵜沼に停車。ひだり名鉄新鵜沼のえきに、パノラマカーやあっかい電車がとまっとるのがみえる。鵜沼をしゅっぱつ。ひだりに名鉄各務原線(かかみがはらせん)と平行して、さらに木曽川にそってくだっていくかたちで、濃尾平野をにしにすすむ。いや、わがワイドビューひだ10号のようはしること。蘇原(そはら)で美濃太田いきふつうといきちがい。岐阜がちかづいてきて、車掌さんが運転室にはいってくる。ほのときはわからんかっただけど、岐阜での反転分岐にそなえて移動してきただ。

2019.4.4 (153) 名古屋いきワイドビューひだ - 岐阜てまえ 1000-750 2019.4.4 (154) 名古屋いきワイドビューひだ - 岐阜 1600-1200

ひだりから複線高架の東海道線がちかづいてきて、ほの上下線のまんなかにしたからあがっていくかたちでもぐりこんで、岐阜に停車。東海道線313系電車が2本とまっとるとこで、反転分岐してしゅっぱつ。ひだりからきた東海道線にはいっていく。ところで、列車の進行方向がかわるっていうのに、座席を反転させたのは筆者だけだった。みんなうしろむきでも平気なのか。

一宮(いちのみや)にも停車。いや、岐阜のつぎは名古屋っていうあたまがあっただけに、一宮って眼中になかった。あとでしらべたら、1日10本あるワイドビューひだのうち3本が一宮にもとまるだ。

2019.4.4 (155) 名古屋 - 名古屋いきワイドビューひだ 2000-1500

定刻の15時4分、名古屋にとうちゃく。下車。おくれはしらんまにとりかえしとった。美濃白川からここ名古屋まで83.4km、1時間12分、69.5km/h。表定速度がおよそ70キロってのはとくべつにはやいわけじゃないけど、曲線区間のおおい高山線をはしってきたことをかんがえや健闘しとるっていうべきだし、とってもきもちのいいはしりだった。ほれになにより、岐阜での反転分岐こそあるもんの、のりかえがないってのがいい。満足して、このひのたびをおえる。

2019.4.4 美濃白川のたびの鉄道路線図 680-515
△ 2019.4.4 美濃白川のたびの鉄道路線図


(さんこう)