きのう2019年7月30日はアンフォーレで新美南吉誕生祭があっただけど、いろいろもよおしがあるなかで、石川恵深(いしかわえみ)さんの朗読をきいてきた。
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ふるい9時25分のしんあんじょういきふつうにのる。あっかい電車は6826編成2両の6800系きんぎょばち。あんじょう平野をきたにすすんで、9時32分、しんあんじょうにとうちゃく。バスにのりかえ。9時36分の更生病院いきバスにのる。のりかえ4分はらくらくのりかえなだけど、名鉄の検索サイトだとのりかえ時間を5分とっとって、つぎの10時6分のバスが表示されちゃう。ところで、発車まえの運転士さん、いっしょうけんめいに観光の本をよんでべんきょうしとる。いや、こんなのはじめてみた。意欲のある運転士さんだ。
市街地をみなみにすすんで、今池小学校西交差点をこえたとこで、はんたいバスとすれちがい。イノアック前バス停で、おんなのこをふたりつれたわかいおかあさんがのってくる。池浦バス停でおばあさんがひとりおりる。総合運動公園バス停で、さっきのったおやこがおりる。バス停すぐとなりのたこ公園にあそびにきただ。こうやってとちゅうでのりおりがあるってことが、このバス路線が市内の交通手段として機能しとることのあかしだ。
東海道線をくぐるとこで、貨物列車がくだり線にとまっとるのをみる。おもしろい光景だけど電車の運行のじゃまになる。いや、じつはあんじょうえきはのぼり線くだり線とも側線があって、ほれがここまでのびてきとる。この貨物列車も側線にとまっとっただ。
地平にあがってすぐの桜町交差点を左折。にしにあんじょうえきのほうにむかってすすむ。定刻の9時47分から3、4分おくれてアンフォーレバス停にとうちゃく。下車。みちのひだりがわあいち中央農協本店のビルにも、みぎがわアンフォーレのたてもんにも、いろあざやかなふきながしがゆらいどる。まあすぐたなばたまつりだ。
アンフォーレのたてもんにはいって、ちょっと時間まちしたあとの10時半から、石川恵深さんの朗読会のはじまり、はじまり。南吉がすきだったショパンの曲にのせて「5月の太陽、5月のはし」の詩の朗読。
南吉は1938年4月からあんじょう高等女学校に勤務するだけど、ほの1年あとからあんじょうに下宿。下宿生活をはじめたころの4月16日の日記の紹介。「南吉といれかわりに下宿をでていく家庭科の先生、安藤先生とはなしをして、おおやのことをきく。おおやのうちのひとりむすめが養子をもらっただけど、養子さんはいま満州にいっとる。とこやにいって下宿にもどったとこで、ポンプをくむおとがしたりして養子むすめがごはんのしたくをしとるのがわかる。ところで、『ちちよあなたはつよかった♪』とか、はなうたをうたうのがきこえてくる。ゆうがただかよるだかになって養子さんがかえってきて、留守をまもっとった養子むすめやちいさなこどもたちがよろこぶのがきこえてくる。きょうはおっとが外地からかえってくるひで、ほいでつまがいつになくはなうたをうたっとっただってなっとく。きをつかってふろをえんりょ」。
4月17日の日記の紹介。「このひは南吉はふろにはいる。おとうさんがかえってきてよろこぶこどもたちのようすをえがく。おしえごのふたりとうたった。うたはいいもんだっておもった。いっぺんの純粋でへたなうた。ゆうやみのなかからやさしいこもりうた。ほそいやさしいうたごえ。いつかきいたうた」。ちなみに、こどものうちのひとりはいまの大見博昭さんのおじいさんにあたるひととのこと。
「こもりうた」の詩の朗読。
「百姓家(ひゃくしょうや)」の詩の朗読。「ゆたかとたかしがハーモニカをふいとった。こんなわらぶきやにあかるい幸福がある」。
「工房」の詩の朗読。下宿のようすをうたった詩。
朗読のあと、南吉さんのたんじょうびにおめでとう♪ 南吉ははながすきだったってことで、石川恵深さんの服装もはながらにしたとのこと。
ホルン奏者のうえすぎさよさんも登場。客席からもなんにんかが舞台にあがって、いっしょにハッピーバースデーディア南吉さん♪
出演のあとの石川恵深さんとはなしをして、記念さつえいもしてもらって、アンフォーレをあとにする。
(さんこう)
- 乗車記録 - 2019年7月30日、かようび、平日
- ふるい 9:25 → (しんあんじょういきふつう) → 9:32 しんあんじょう
〔5.7km、7分、48.9km/h、230円〕 - しんあんじょう 9:36 → (更生病院いきバス) → 9:47 アンフォーレバス停
〔11分、230円〕
- ふるい 9:25 → (しんあんじょういきふつう) → 9:32 しんあんじょう
- 南吉誕生祭…|いわせあきひこ|フェースブック|2019年7月30日10:34
- 近鉄にのりに名古屋まで - 2018年3月13日 - あきひこゆめてつどう|2018/03/16
- ホームで電車をまつうちに、しりあいのかたがわがなまえをよんでくださる。いや、うれしい。おんなじ名古屋方面にいかれるとのことで、いっしょにいくことにする。しんあんじょう10時42分の岐阜いき特急が4番のりばにはいってきて、ふたりでのる。車両はパノラマスーパー。いや~、美女とふたりの電車たびっていいもんだ。となりがけにすわって、おたがいの趣味のことなんかをはなしながらいく。
- 花巻で南吉かるた - あきひこのいいたいほうだい|2016/11/09
- 花巻をおとずれた3人のひと
- ボランティアサポートサークルあんじょうの代表坂本啓輔さん
- あんじょう高校3年生の一政(いちまさ)紅葉さん
- 新美南吉すきすぎる会代表の女優石川恵深(えみ)さん
- 花巻をおとずれた3人のひと
- おもいも かけず 石川恵深さんと - あきひこのいいたいほうだい|2013/09/07
- いしかわ えみさんから 南吉さんえ - あきひこのいいたいほうだい|2013/07/30
- 新美南吉生誕祭inアンフォーレ - 安城市中心市街地拠点施設アンフォーレ|2019年6月30日
- 安城ゆかりの童話作家・新美南吉の誕生日(7月30日)をお祝いして、南吉ゆかりの朗読会やパフォーマンス、ワークショップやグッズ販売などを行います。そして夜には生誕祭初の「なんきち盆踊り」を開催!楽しい夜店が出る他、盆踊り参加者には先着100人にアイスキャンディーの無料配布もあります。
- 開催日時=2019年7月30日(火曜日)10時00分から20時00分
- 開催場所=アンフォーレ(願いごと広場・ホール・エントランス・多目的室)
- 日程
- 南吉生誕祭ステージ:ホール
- 10:30~朗読とエピソード「新美南吉と下宿」:石川恵深プロデュース
- 南吉ファミリーステージ:願いごと広場
- エントランス:南吉ワークショップ&雑貨販売
- 願いごと広場:南吉ゆかりの夜市
- 南吉生誕祭ステージ:ホール