JR 新宿駅から 東武の 日光や 鬼怒川温泉に のりかえなしで いく 列車が 設定されとる ことは、鉄道 ファンの あいだでは よく しられとるが、2006年 3月 18日に 相互のりいれを 開始して 2年 4ヶ月 ほどを 経過した 2008年 7月 12日、その 利用客が 100万人を こえたそうだ。1日平均に すると 1,200人 ほどと なり、列車は 4往復(=8運行)あるので 1運行 あたり 150人と なる。1運行の 乗車定員は 300人前後なので、ざっと 50パーセントの 乗車率だ。
(乗車定員の 参考)
交通(鉄道)活動日記 : 485系きぬがわ号
列車名 | 新宿 | 池袋 | 下今市 | 東武日光 | 鬼怒川温泉 | 所要時間 |
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0.0km | 4.8km | 127.8km | 134.9km | 140.2km | ||
JR特急 日光1号 |
07:31 | 07:38 | 09:22 | 09:29 | 1時間 58分 | |
東武スペーシア きぬがわ3号 |
10:35 | 10:41 | 12:19 | 12:38 | 2時間 3分 | |
JR特急 きぬがわ5号 |
13:05 | 13:11 | 14:48 | 15:10 | 2時間 5分 | |
東武スペーシア きぬがわ7号 |
17:35 | 17:41 | 19:20 | 19:38 | 2時間 3分 |
- 運賃(特急料金ふくむ)=3,900円
- 表定速度=(うえから 順に) 68.6km/h 68.4km/h 67.3km/h 68.4km/h
1日に 4往復の 設定が あり、東武 スペーシアと JR 特急で 2往復づつ うけもつ。新宿駅を 発し 宇都宮線の 大宮駅を すぎ 栗橋駅に いたり、交差する 東武日光線に のりいれる(つぎの 路線図を ひらいて 確認して ほしい)。ちなみに、栗橋駅では 乗務員の 交代を おこなう のみで 客あつかいは ないとの こと。
JR新宿駅(A)−東武鬼怒川温泉駅(B)間 路線図 |
JR東日本と 東武鉄道は、JR 新宿駅と 東武 日光・鬼怒川温泉駅を むすぶ 特急 列車の 利用者 数が、7月 12日 どようびに 100万人を 達成する みこみで あると 発表した。
100万人を 達成する 当日には、「日光1号」 および 「スペーシアきぬがわ3号」の 列車内にて 利用者 全員に 記念品を 配布する ほか、鬼怒川温泉駅での セレモニーを おこなう。
東武 JR 相互 のりいれ JR東日本と 東武鉄道の 直通 特急 列車は、2006年 3月 18日に 運転を 開始。1日に 4往復し、車両は JR東日本が 485系と 189系。東武鉄道が 100系 スペーシア 車両を 使用しとる。
運行 開始から 約 2年 4か月での 100万人 達成と なる。
日光への 乗客輸送では かつて 東武と 国鉄は はげしい 競争を くりひろげた 歴史が ある。国鉄が 競争から 撤退し、東武の 勝利に おわったかと おもったが、ターミナルの 浅草駅の 地理的不利を おぎなう ため、ライバルでは あるが 新都心に 位置するJR新宿駅の 優位性を 利用する ことに した ようだ。また、JRに とっても 新宿駅からの いきさきに バリエーションが ふえ、また、車両や 線路などの 設備を 有効活用する 方策で あるとの 判断が なされ、相互のりいれが 実現したのだろう。