アイシン精機、バイオディーゼル燃料(BDF)の 通勤バス 運行

兵庫県加西(かさい)市の 北条鉄道が、バイオディーゼル燃料(BDF)を つかって 鉄道を はしらせる 実験を おこなった ことは 6月 13日の 日記 「北条鉄道 バイオディーゼル燃料で 鉄道走行試験 〜全国初!〜 (アハ 285)」に かいたが、愛知県刈谷市アイシン精機では バイオディーゼル100%燃料(B100)で はしる 通勤バスを 運行しとるそうだ。

アイシン精機は5月8日、通勤用に同社グループの社員食堂で使用した食用油を再利用したバイオディーゼル100%燃料(B100)で走る通勤バス1台の運行を開始し、出発式と関係者向けの試乗会を開いた。

同社は、過去2年間の実証実験の結果、エンジンへの影響など走行性能に問題がないことを確認し、本格運行を始めた。

アイシン精機グループの同県内拠点の食堂では、年間約2万リットルの食用油を使用している。アイシン精機は「今回のバスの燃費は、軽油と同等に1リットル当たり約7.4キロ走行する。バス1台当たり、年間の約6トンのCO2が削減できる。2万リットルの食用油すべてをバイオディーゼル燃料に再利用すると、年間約50トンのCO2削減効果がある」(広報部)と話している。

同燃料バスは、道路運送車両法に基づき、「廃食用油併用」とした車検証に変更し、食用油の特性に対応するため、燃料ホースと同フィルターを交換した。

食用油の回収、給油、バスの運行は、グループ会社で運営する。当面は、知立市名古屋鉄道知立駅と刈谷市アイシン精機本社、豊田市の新豊工場、豊田市のグループ会社の間を1台で1日8便運行する。将来的には、台数を増やし、運行路線も拡大、従業員の家庭からの食用油回収も目指す。

アイシン精機の奥副社長は「今回のバス運行を、資源の有効活用はもちろん、社員と地域住民の皆さんの環境意識のさらなる向上に役立てていただきたい」とあいさつした。(了)

時事通信社

(参考サイト) 中日新聞:バイオ燃料の通勤バス アイシン精機で出発式:地球発熱(CHUNICHI Web)



最近の 燃料価格急騰で バイオディーゼル燃料の 利用が 本格化して いくかも しれんね。