東北新幹線の 八戸−新青森間延伸開業を 2010年 12月に ひかえ、並行在来線を 三セクの 「青い森鉄道*1」へ 移管する 準備も すすんどる ようだ。
距離 | 96.0 キロ |
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運行本数 | 1日 28本 (特急 17本、ふつう 11本) |
料金 | 特急=2,830円/ふつう=1,620円 |
所要時間 | 特急=54分〜1時間 2分/ふつう=1時間 29分〜2時間 9分 |
表定速度 | 特急=106.7〜92.9 km/h/ふつう=64.7〜44.7 km/h |
JR東日本からの 八戸―青森間 鉄道資産の かいとり
- かいとり価額
- 約 83億 7千万円(消費税 こみ)
- これまでの JR東日本がわの 要望額
- 160億円(1999年価格)
- これまでの 青森県がわの 要望額
- 「無償か 低廉な 価格」での 譲渡
- 合意に いたった 理由
- JR東日本がわから 鉄道資産の 大規模修繕など 100億円を こえる 「貢献策」を ひきだした ため。
- 「貢献策」
- (1)駅舎、レール、架線などの 修繕
- (2)中古車両の 譲渡
- (3)JRから 青い森鉄道に 出向する 社員の 人件費支援
- (4)あらたな リゾート列車導入と 観光キャンペーンの 長期実施
- 今後の 予定
- 青森県は 今後、来月 開会する 青森県議会 2月定例会で あらためて 報告、今秋に 青い森鉄道の 経営計画を くにに 認可申請する。
感想
とりあえずは、JR東日本から もたらされる 「貢献策」が、かいとり価額を うわまわると いう ことで じもとに とっては めでたしめでたしで ある。ただ、現在の 運行本数が 1日に 28本しか ない ことを みても、あきらかに 閑散区間で ある。28本中の 17本の 特急が 新幹線に 移行すると かんがえると、のこる ふつう列車 わずか 11本分の 旅客収入しか みこめんって ことで、三セクに 移管された この 区間の 経営が くるしい もので あろう ことは 容易に 推測できる。打開策と して、つぎの 提案を おこなう。
(ねたもと、さんこう)