ちょっと ふるい ニュースだ。
去年の 12月に イタリア北部 ミラノ−ボローニャ間 190キロの 高速鉄道用新線が 開通し、所要時間を 従来の 1時間 47分から 1時間 5分へと おおはばに へらした。
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距離的に、ちょうど 名古屋−新大阪間に 匹敵するので これを くらべて みよまい。
| 区間 | 距離 km | 車両 | 所要時間 | 表定速度 km/h | 料金 |
|---|---|---|---|---|---|
| ミラノ− ボローニャ間 高速鉄道用新線 | 約 190 | フレッチャロッサ号 | 1時間 5分 | 175.4 | 1等車 約 5,700円 2等車 約 3,990円*1 |
| 名古屋− 新大阪間 東海道新幹線 | 173.4 | のぞみ号 | 50分*2 | 208.1 | 6,380円 |
スピードでは 日本の ほこる のぞみ号が まさるが、料金では 1等車でさえ 700円ほど やすい フレッチャロッサ号の かちだ。まあ、甲乙 つけがたいと いう ところか。
ただ、うらやましい ところが ある。あとの 引用記事に ある とおり、「ミラノ、ボローニャ 両駅とも 在来線ホームを 使用する」 ことだ。新線も 在来線も おなじ 標準軌なので、在来線ホームに その まま 入線できる わけだ。のりかえも ずいぶん らくだろう。ひょっと したら 同一ホームで のりかえが できるかも しれん。さらには、フレッチャロッサ号が 在来線に のりいれて いく ことも 可能で、シームレスに レールが つながっとる ことで 可能性が ひろがって いく。
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ミラノ−ボローニャ高速鉄道新線が開通…太陽の道と並走 ｜ Response.｜2008年12月15日
イタリアで 12月 13日、北部 ミラノ−ボローニャ間に 高速鉄道用新線が 開通し、翌 12月 14かから 営業運転が 開始された。新区間は 約 190km。建設工事は イタリア国鉄会社グループに よって 4年 11か月間がかりで つづけられとった。
新線用の 車両 『フレッチャロッサ』号に よって、従来 インターシティで 2時間、特急 エウロスターでも 1時間 47分 かかっとった ミラノ−ボローニャ間が、1時間 5分で むすばれた。この 区間の 高速化に より ミラノ−ローマ間の 所要時間も、一番 はやい 列車（毎日 19本）で 3時間 30分と なり、イタリア国鉄会社では 飛行機からの のりかえ需要を ねらっとる。日本の 新幹線と ちがい、新線は ミラノ、ボローニャ 両駅とも 在来線ホームを 使用する。
ピアチェンツァ 付近
（Response）
カラトラーバはし
（Response）
アペニン山脈 区間 工事
（Response）
また、『フレッチャロッサ』号には、ジウジアーロ・デザインに よる 最高速度 250km/hの ETR600がただけで なく、従来 エウロスターに 使用しとった ピニンファリーナ・デザインの ETR500がたも あらたな ペインティングを ほどこして もちいる。
今後も イタリア国鉄会社は、国内の 高速新線網の 充実に ちからを いれる。当面は アペニン山脈を またぐ ボローニャ−フィレンツェ間の 高速新線工事推進が 課題と なる。また、南部での 工事には マフィアがらみで 用地買収や 工事価格の 上昇が 予想されると いう、あたまの いたい 問題も かかえとる。
なお イタリア国鉄グループで 旅客車両運行を 担当する トレニタリア社では、今回の 開通に あわせて キャンペーン価格の わりびき乗車券を 1月中旬までの 期間限定で 発売しとる。
ミラノ−ボローニャ区間の ネット予約料金は、2等車で 33.3ユーロ（約 3,990円）、1等車で 47.5ユーロ（約 5,700円）。ちなみに、従来の エウロスター料金は 2等車で 23.3ユーロ（約2,790円）なので、ひきざんして みると 42分 はやく つく ための 料金は 約 1,200円なりと いう ことに なる。
ちなみに ボローニャ−ミラノ新線の 大部分は、アウトストラーダ 1号線 『太陽の道』と 並行して はしる。日本に おける 新幹線＋茶畑の ような イタリア北部を 象徴する 風景と なりそうだが、区間途中の モデナまで フェラーリで 『フレッチャロッサ』と はやさを きそう ふこころえな ドライバーが あらわれぬ ことを ねがいたい。《大矢アキオ》
