山形県 新庄市 早期健全化団体に 〜山形新幹線 関連 整備費の 負担から〜

山形新幹線の カリスマ 車内 販売員 茂木久美子さん

カリスマ 車内 販売員(しゃしん みぎ)の 活躍する 山形新幹線で ある。1992年 7月 ついたちに 東京−山形間の 直通 運転が はじまり、1999年 12月 よっかには 山形−新庄間が 延伸 開業したのだが、終点の 新庄市が 「早期健全化団体」に なるそうだ。

「早期健全化団体」と いっても はつみみだが、自治体の あかじや 借金が おおいと これに 指定され、財政健全化計画の 策定が 義務づけられる。さらに ひどい 状態に なると、夕張市の ような 「財政再建団体」と なり、くにの 管理下で 財政 再建を すすめる ことに なる。「早期健全化団体」が 破産に ちかづいた 状態で、「財政再建団体」が 破産 状態、と いえば 理解が はやい。

で、新庄市で あるが、いくつか ある 「早期健全化団体」に 指定される 要件の うち、「実質公債費比率=25% 以上」と いう 要件に 合致した。つまり、借金の 比率が おおきすぎた。1999年の 山形新幹線 新庄 延伸時に おこなった、駅 周辺 施設 整備や、鉄道 立体 交差化などの 費用 負担が この 状態を もたらしたとの ことだ。また、山形−新庄間 建設の 総事業費 351億円 全額を 山形県観光開発公社(現 社団法人 山形県観光物産協会)が JR東日本に 全額 無利子かしつけした ことも 要因の ひとつかも しれん。

山形新幹線 路線図
山形新幹線 路線図 (キロ数は 営業 キロ数)

今年度には 新庄市の 借金の 比率も 25%を わると いい ひと安心なのだが、鉄道 建設に かかる じもと負担と いう ものが いかに たいへんな もので あるかと いう ことを 感じさせられた。



(ねたもと、さんこう)


〔09/09/24 10:16 NG079 時事通信

山形県新庄市、早期健全化団体に=実質公債費比率25.9%

山形県新庄市は、2008年度一般会計決算の実質公債費比率が25.9%になり、自治体財政健全化法に基づく「早期健全化団体」になることを明らかにした。1999年度に山形新幹線新庄駅まで延伸したことに伴う駅周辺施設の整備や、鉄道立体交差化などの整備費負担による公債費増大が響いてきたことが主な原因。

政策経営課財政担当者によると、08年度の実質収支は2億6700万円の黒字だった。将来負担比率は169.7%。「04年度から独自の財政再建計画を実施してきており、09年度決算では25%の基準を下回る見込み」(政策経営課)としている。既に外部監査人を9月議会で決定済みで、3月議会までに財政健全化計画を策定する。



(ついか)