JR四国 社長報酬 カット 〜高速千円には とても たちうちできん〜

JR四国 路線図

JR西日本が ことし 2009年 4月から 役員報酬などを 減額しとる ことは まえの 日記に かいたが、こんどは JR四国で ある。2009年 5月 23日に 丸亀(まるがめ)-琴平(ことひら)間が 開業 120周年を むかえた ところなのだが、鉄道収入が 2009年 8月まで 4ヶ月 連続で 10% 以上 減収した ため、3ヶ月間 社長報酬の 10% 減額などの 措置を とる ことに したそうだ。

8月の 減収内容
区分収入額前年同月比
鉄道収入33億 1千万円11.5% 減
普通収入30億 5千万円12.0% 減
定期収入2億 6千万円5.7% 減)
高速道路と 並行する 瀬戸大橋線の 列車の 8月の 利用実績
列車名1日あたり 利用客前年同月比
特急 しおかぜ
特急 南風
特急 うずしお
平均 約 9,400人14.4% 減
快速 マリンライナー平均 約 1万 3,900人10.2% 減
報酬減額措置
区分措置
松田清宏 社長の 報酬3ヶ月間 10% 減額
そのほかの 役員 8人の 報酬3ヶ月間 10%から 5% 減額
社員の 管理職てあて3ヶ月間 10% 減額


記者会見で 社長が 「『高速千円』には とても たちうちできん。環境面での 鉄道の よさなど べつの 魅力を うったえるしか ない」と のべた そうだが、これで いいのか 鉄道政策!



(ねたもと)

  • asahi.com朝日新聞社):高速千円「太刀打ちできぬ」 JR四国、社長報酬カット - ビジネス・経済|2009年9月28日21時11分

(さんこう)



【2009年 10月 26日 追記】

鉄道運輸収入 さげはば 最大

JR四国の 2009年度 かみ半期(4〜9月)の 鉄道運輸収入が、前年同期比 11.3% 減と なり、1987年 4月の 民営化後、かみ半期では もっとも おちこみ、はじめて 前年比 8わり台に とどまった。

JR四国の 2009年度 かみ半期の 鉄道運輸収入
項目金額前年同期比
鉄道運輸収入*1184億 8,000万円11.3% 減
鉄道運輸収入の うちわけ四国内49億 7,000万円10.6% 減
瀬戸大橋線を 経由する 本州方面109億 7,900万円13.4% 減
通勤通学定期25億 3,100万円2.4% 減
前年同期からの減額23億 4,600万円 
要因ごとの 減額の うちわけ高速道路の 料金ねさげ10億 5,000万円 
景気悪化12億 5,000万円 
しんがたインフルエンザの 感染拡大1億 4,000万円 

松田清宏 社長は 「しも半期は、連休が すくない 分、かみ半期より きびしい。2010年度から 高速道路が 無料化に なれば、くにに 損失ほてんを おねがいする しか ての うちようが ない」と しとる。

(ねたもと)

  • (2009年10月27日 読売新聞)

*1:鉄道運輸収入は 運賃、特急券に 定期券の 収入を くわえた もの