「羽田を ハブ空港に!」 前原 国土交通大臣

成田新高速鉄道路線図 (わかりやすい!)

羽田空港だけを ハブ空港に するそうだ。


前原誠司 国土交通大臣の 10月 13日の 閣議後の 会見で あきらかに なった。


成田空港、関西空港、セントレアの みっつが ハブ空港だと 認識しとったのだが・・・。羽田、伊丹、名古屋は 国内線に 限定されると 認識しとったのだが・・・。


成田空港は 反対闘争を のりこえ、2,500メートルに のばされた 第2滑走路も まもなく 供用開始されると いう ところなのに・・・。京成は 最高時速 160キロで 日暮里と 成田空港第2ビルを 36分で むすぶ スカイライナーを 来年から はしらせようと しとる ところなのに・・・。


ほや、すなおに かんがえや 羽田を 充実させるのが いちばんだよな・・・。なんと いっても 東京 23区内に あるだで、圧倒的に 利便性が たかいよな・・・。




しかし、前原大臣の この 発表に たいして、大阪府の 橋下(はしもと)知事は、関西空港も ハブ空港と 位置づけるので なきゃ 大阪府の 予算を 投入せんと いっとるし・・・。千葉県の 森田健作知事も 成田空港の 地位低下に 憤慨しとるし・・・。




※ みぎうえの 地図は、東京都心と 成田空港を むすぶ 成田新高速鉄道の 路線図。来年 京成の しんがたスカイライナーが ここを はしる。ひだりしたは 羽田空港。




asahi.com(朝日新聞社):「羽田をハブ空港に」前原国交相、原則転換を表明 - 政治|2009年10月13日13時35分


前原誠司 国土交通大臣は 10月 13日の 閣議後の 会見で、羽田空港を 24時間 つかえる 国際的な ハブ空港に して いく 方針を あきらかに した。国際線は 成田空港、国内線は 羽田を 中心に して きた 「内際分離」の 原則を 転換。来年 10月の 羽田 拡張を 機に、アジアの 有力空港と 競争できる 体制づくりを めざす。


前原氏は「インチョン空港に 日本の ハブ空港(の 機能)を とられて しまっとる」と、日本の 地方空港から インチョン経由で 海外に むすばれる 路線が ふえとる 現状を 問題視した うえで、「日本に ハブを つくらにゃ ならん。ハブに なりえるのは、まず 羽田だ」と のべた。


前原氏は 10月 12日、大阪府 泉佐野市で アジア太平洋航空局長会議に 出席後も 記者団に 「(来年 10月に できる) 4本目の 滑走路を 契機に 内際分離の 原則を とっぱらい、羽田の 24時間 国際空港化を 徐々に めざして いきたい」と のべた。


羽田の 国際化は 森内閣 当時の 扇千景 国土交通大臣が 主張し、2001年に 解禁。現在は ソウル、シャンハイ、ホンコンの 各路線に かぎり 「定期チャーター便」(発着回数は 年 約 9千回)を 運航しとる。新滑走路 完成後は アジアへの 定期便が 年 3万回分 開設され、ヨーロッパ−アメリカなどにも 定期便を とばす 計画。成田より 都心に ちかく、ビジネス客を 中心に 内外からの 利用増を みこめる。


ただ、成田には はげしい 建設阻止闘争を おしきって 開港した 経緯も あり、国土交通省は 羽田の 国際化に 慎重な 姿勢を とって きた。羽田に 開設する ヨーロッパ−アメリカ便も 成田が つかえん 深夜、早朝に かぎり、国際線の 「成田中心」は 維持する たちばだった。こんかいの 前原 国土交通大臣の 発言は この 原則の 撤廃に ふみこむ 内容で、ひるまの ヨーロッパ−アメリカ便 運航などが 検討される 可能性も ある。


ただ、前原氏は 10月 13日の 会見で 「成田から 羽田に (便を) うつす ものでは ない。成田との 路線開設や 増便を のぞんどる くにや 航空会社は おおく、羽田に 国際便を ふりむけたと しても、成田も つかわにゃ いかん」とも のべた。


また 前原氏は 10月 12日、関西空港内の ホテルで 橋下(はしもと)徹 大阪府知事と会談。橋下 知事は 「西日本にも ハブ空港が 必要だ」と うったえ、大阪(伊丹)空港を 廃止した うえで、関西空港を ハブに 位置づける ことを もとめた。前原氏は 「なんらかの 抜本的な みなおしが 必要だが、まず 羽田の 24時間 国際化の みちすじを つけてから、(関西空港、伊丹、神戸の) 3空港の やくわり分担も ふくめて 検討する」とだけ のべた。


橋下知事は 会談後、「関西空港が ハブ空港で なければ、府と して おかねを つぎこむ 必要は ない。府民の 生活に かねを ふりむける」と 報道陣に かたり、関西空港への 予算計上を みおくる 可能性を 示唆しとる。




(さんこう)