「地域医療ライン」が 日本鉄道賞 特別賞を 受賞 〜IGRいわて銀河鉄道〜

IGR地域医療ライン アテンダント 泉舘千鶴子さん

2002年 12月 ついたちに 東北新幹線が 盛岡から 八戸まで 延長された ときに、その ひきかえに 並行在来線が JRから 経営移管されて できたのが 三セクの IGRいわて銀河鉄道で ある。









IGRいわて銀河鉄道(盛岡−目時(めとき)間) データ
所要時間1時間 22分
距離82.0 km
表定速度60 km/h (それほど おそくは ない)
運賃かたみち 2,300 円 (ちょっと たかい)
1日運行本数13 本 (盛岡発は 28 本 あり)

日本鉄道賞 特別賞を 受賞した IGR地域医療ラインを 紹介する。

  • 盛岡の 総合病院で 高度医療を うける 高令者が IGR沿線を ふくめた 県北エリアから 安心して 通院できる ことを 目的と して、2008年 11月 いつかから IGR地域医療ラインを スタート。
  • もより駅には 無料駐車場を 確保。
  • 長距離の 通院に かかる 費用を すこしでも 軽減する ために、専用の わりびききっぷ 「あんしん通院きっぷ」を 金田一温泉から 奥中山高原の 各駅で 発売。わりびき率は ひとり用が 11.3〜15.0%で、介護者が 同伴する ふたり用が 33.5〜36.1%。
  • 電車内には 通院者を サポートする アテンダントが 乗車(うえの しゃしん)。アテンダントは 有償ボランティアだが、3人が 交替で 乗務しとる。
  • 盛岡では 病院への あしと なる 二次交通を 確保。利用の おおい 岩手医科大学付属病院など 3病院へは タクシーを 手配。
  • 「IGR地域医療ライン」と して 運行されるのは、盛岡 9:00 着の のぼり電車 1本と 盛岡 14:10 発の くだり電車 1本。

IGRいわて銀河鉄道 地域医療ライン

通勤、通学と あわせて 利用の 三本ばしらに なっとると いう 通院に たいしての この とりくみ、じみちでは あるが 「地域に たよられる 鉄道で あろう」と する 意欲が 感じられる もので あり、この たびの 受賞に おめでとうを いいたい。




(ねたもと)

  • 鉄道ジャーナル 2009年 2月号

(さんこう)

(しゃしん)

  • うえ: IGR地域医療ラインの アテンダント 泉舘千鶴子さん (鉄道ジャーナルより)
  • した: アテンダントの しごとぶり (鉄道ジャーナルより)