きのうに つづいて 路線の 一部廃止の 話題だ。
北陸だ。富山県は 富山地方鉄道が、福井県は 福井鉄道と えちぜん鉄道が、それぞれ 県内の ひろい 範囲に 路線網を 展開するのに たいして、石川県は 北陸鉄道が みじかい 路線を 2本 もっとる だけだ。その 北陸鉄道の かたほうの 路線（うえ図）が、また 一部区間 廃止と なった。
石川線の 一部区間を 廃止＝11月 ついたちづけ ― 北陸鉄道
北陸鉄道は 10月 ようか、石川線（15.9キロ）の 鶴来（つるぎ）−加賀一の宮間 2.1キロ（みぎ図）を 11月 ついたちづけで 廃止すると 発表した。これに ともない 中鶴来、加賀一の宮の 両駅は 廃止と なる。乗客減少が 主因で、昨年 10月、北陸信越運輸局に 廃止とどけで書を 提出ずみ。
石川線の 野町−鶴来間は ダイヤを 一部改正して 運転を つづけるが、北陸鉄道では 「収支状況は きびしく、今後、存続問題に ついて 行政を ふくめた 関係機関と 協議して いく」と しとる。
09/10/08 11:43 NH002 時事通信
かつて 石川県内 全域に 路線網が はりめぐらされとった 時代と いまとを みくらべて みると、北陸鉄道の 衰退ぶりは いたいたしい ほどだ。
加賀百万石の 大都市 金沢と 近郊とを むすぶ この 路線が、旺盛に ある はずの 交通需要を とりこむ ことが できずに 縮小して いくのを みるのは、とても もどかしい。
（さんこう）
（ついか）
