旧高千穂鉄道の 車両 9両の とつぎさきは いくつか あり、その うちの ひとつ TR201が 阿佐海岸鉄道(あさかいがんてつどう)に 無償譲渡された ことは まえの ブログに かいたが、そこが どんな 鉄道かは しらんかった。ところが、このたび その 阿佐海岸鉄道と JR 牟岐線(むぎせん)との あいだで 相互のりいれを 再開すると いう 記事を みた。
※ みぎの 地図は 牟岐線・阿佐東線 路線図- 相互のりいれ区間
- 牟岐−(JR 牟岐線)−海部(かいふ)−(阿佐海岸鉄道 阿佐東線(あさとうせん))−甲浦(かんのうら)間
- 運行本数
- 1日 4本
- (牟岐発甲浦いき 6時 13分、7時 7分の くだり 2本と、甲浦発牟岐いき 6時 21分、7時 15分の のぼり 2本の ふつう列車)
- 再開した ひ
- 2009年 12月 ついたち
- (相互のりいれは、阿佐東線が 開業した 1992年から おこなわれとったが、経費が かさむ ことから 2008年 3月に 中止された)
- (利用者からの 要望が おおく、徳島県や 海部郡内 3町などで つくる 阿佐東地域公共交通懇話会が 経費の 半分を 負担し 再開する ことに なった)
- 利用者の はなし
- 徳島市内の テニス教室に 毎週 かよう 海陽町日比原の 無職 湯浅克彦さん(71才)は 「のりかえの ため 海部で 階段の のぼりおりを せんで すむのは たいへん たすかる。これからも つづけて ほしい」と はなした。
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項目 | 牟岐線(全線) | 阿佐東線 |
---|---|---|
管轄 | JR四国 | 阿佐海岸鉄道 |
営業キロ | 79.3km | 8.5km |
軌間 | 1067mm(狭軌) | 1067mm(狭軌) |
単線/複線 | 全線単線 | 全線単線 |
電化/非電化 | 全線非電化 | 全線非電化 |
最高速 | 110km/h | − |
開業 | 1973年の 牟岐−海部間の 開業を もって 全線開業 |
1992年 |
ところで 路線名の 阿佐とは なにか。東線なら 西線は あるのか。
阿波の 阿と 土佐の 佐を 合体して 阿佐なのだが、土讃線(どさんせん)や 予讃線(よさんせん)と おなじ 命名法だ。で、西線は 土佐くろしお鉄道 阿佐線(ごめん・なはり線)(後免−奈半利間 42.7キロ)だ。
つながっとらんでは ないか。
つながる 可能性は すくなそうだ。こんかい 相互のりいれを 再開した 区間は、開業年代が けっこう あたらしく 高規格路線なので、けっこうな スピードで 列車を はしらせる ことが 可能と おもわれる だけに、ちょっと おしい。
(ねたもと)
(さんこう)