たのしめた リニア・鉄道館♪

2011年 3月 11日の ひがし にほん 地震に よる 被害が つづく なか、2011年 3月 じゅうよっかに ひっそりと 開業した リニア・鉄道館に きのう 2011年 3月 16日 いって きた。

110316-23 リニア・鉄道館 電車が ずらり
電車が ずらりと ならぶ リニア・鉄道館

みて きた 車両 (8枚)
110316-41 リニア・鉄道館 モハ1 ひだりの ライン 110316-33 リニア・鉄道館 ホジ6005
1.「モハ1」 木製 電車
2.「ホジ6005」 工藤式 蒸気動車
110316-30 リニア・鉄道館 オロネ10 110316-24 リニア・鉄道館 オハ35 車内
3.「オロネ10」 1等 寝台車
4.「オハ35」 3等 客車
110316-26 リニア・鉄道館 オヤ31 110316-47 リニア・鉄道館 モハ52
5.「オヤ31」 建築 限界 測定車
6.「モハ52」 京阪神間 流線形 電車
110316-52 リニア・鉄道館 C62 110316-22 リニア・鉄道館 117系 新快速
7.「C62」 狭軌 最速 SL 129km/h
8.「117系」 新快速



リニア・鉄道館へは あおなみ線で いく。名古屋から 金城ふ頭まで 15.2キロ、所要 時間 24分、表定 速度 38.0km/h、料金 350円。運行 本数は ひるま 1時間に 4本。

(さんこう)
あおなみ線、経営 再建 計画 成立! 38.0km/h - あきひこ ゆめてつどう|2010-10-27

13時に 名古屋駅を でて 13時 24分に 金城ふ頭駅に つく。ついた 電車の まどから リニア・鉄道館が みえる。改札を でて 案内に したがって すすむ。

110316-16 あおなみ線 金城ふ頭駅 110316-17 あおなみ線 金城ふ頭駅 車内から 110316-18 あおなみ線 金城ふ頭駅 改札 でた とこ
金城ふ頭駅に 到着
到着 車内から みえる
ひだり リニア・鉄道館

駅名に 「ふ頭」と ある とおり、トリトンや ふねも まぢかに みえる。ここが つなみの 被害に あわんかった ことの しあわせを ちょっと おもった。

110316-19 あおなみ線 金城ふ頭駅から みた ふね 110316-20 トリトンと リニア・鉄道館 110316-21 トリトンと ふね
駅からは ふねも みえる
トリトンと リニア・鉄道館
トリトンと ふね

入場料 1,000円と 音声 ガイド 使用料 500円を はらって なかに はいる。この ときは 現金で はらったけど、トイカでも はらえた。あおなみ線で つかった マナカが そのまま つかえや いいのにとも おもった。マナカと トイカで 電子 マネー 機能の 相互 利用が はじまる 2013年 はるまでの しんぼうだ。

音声 ガイドは ひっすうだ。こいつが ないと、展示して ある 車両が なになのか、どんな 意義が あるのかって ことも わからずに、ただ ふ〜んと みる だけで おわっちゃう。

失敗したのは コイン ロッカー。リュックを あずけて みがるに なって みや ずいぶんと らくだった。うけつけから ひだりに ある 会場 改札 ぐちとは 反対の みぎがわに ロッカーは あるので きづかんかっただ。ちょっと いって くれやと うらんどる(^_^;)



ひとつ ひとつ 車両を みて いこまい。

1.「モハ1」 木製 電車

この モハ1って いう 木製 電車は、まるで 工芸品の ように 繊細だ。

110316-36 リニア・鉄道館 モハ1 ひだりまえ
モハ1 ひだりまえ

ちゃいろに ぬられた 外壁の たていたも おちついた かんじで、よこおびの あかが ひきたって みえる。おびの まんなかに ある しろい 3本線は 3等 列車で ある ことを あらわす。

110316-37 リニア・鉄道館 モハ1 ひだりよこ
モハ1 ひだりよこ

車内も 上等な おうせつまの ようだ。天井、天井の 照明、てんまど、あみだな、つりかわ、まど、シート、とびらと すべてが ていねいに デザインされた もんだ。

110316-38 リニア・鉄道館 モハ1 車内
モハ1 車内

そとから みても てんまどは いきだ。

110316-39 リニア・鉄道館 モハ1 てんまどと パンタグラフ
モハ1 てんまどと パンタグラフ

110316-40 リニア・鉄道館 モハ1 うしろ すがた
110316-40 リニア・鉄道館 モハ1 うしろ すがた

110316-41 リニア・鉄道館 モハ1 ひだりの ライン
モハ1 ひだりよこの ライン

ちなみに、モハの モは モーターの 略で、電車で ある ことを あらわし、モハの ハは イロハの ハで、3等車で ある ことを あらわす。いま はしっとる 電車の ほとんどが モハだ。

(さんこう)
クモハ 313−5002 - あきひこ ゆめてつどう|2009-08-16
110316-42 リニア・鉄道館 モハ1 みぎまえ
モハ1 みぎまえ

110316-46 リニア・鉄道館 モハ1 みぎよこ
モハ1 みぎよこ

110316-106 モハ1 110316-43 リニア・鉄道館 モハ1 説明 がき その1
モハ1 説明 がき


【モハ1 形式 電車】 最高 速度 95km/h

鉄道省1921年から 製作した 木製 車体の もので、電車の 始祖と よばれとる。

それまでの 木製 電車と ちがい 運転室が しきりかべで 独立。京浜線、中央線などで 運転され、通勤 電車の 標準と なった。1938年に 三信鉄道 (現 飯田線)、1953年には 大井川鉄道へ はらいさげられ、そのあと 1994年に JR東海が ゆずりうけ、鉄道省 時代の すがたに 復元した。

〔車号=モハ1035、製造年=1922年、製造所=汽車製造、定員=104名、全長=16790mm、自重=36.14t〕

110316-44 リニア・鉄道館 モハ1 説明 がき その2
110316-45 リニア・鉄道館 モハ1 説明 がき その3
モハ1 図解 (2枚とも)

すっかり モハ1の とりこに なった。

2.「ホジ6005」 工藤式 蒸気動車

こいつは おもしろい。外観は 最初の モハ1と よく にとるだけど、電車じゃ ない。ディーゼル カーでも なく、機関車に ひかれる 客車でも ない。

110316-33 リニア・鉄道館 ホジ6005
ホジ6005 みぎまえ

なんと 「客車の なかに 蒸気 機関車を つめこんじゃった!」って かんじなだけど、「蒸気動車」って いう なまえが ついとる。

110316-35 リニア・鉄道館 ホジ6005 車内に 蒸気 機関
ホジ6005 車内に 蒸気 機関

車内も りっぱなだけど、まえの ほうに ある しきりかべの むこうに みえる 「蒸気 機関車」に おどろくよね。さぞかし うるさかっただらね(^_^;)

110316-34 リニア・鉄道館 ホジ6005 車体 番号

【めずらしい 車両、蒸気動車 ホジ6005】

気動車と いうのは、ディーゼル エンジンの かわりに 蒸気 機関が つかわれた 旅客 車両。こがた 蒸気 機関車と 客車が 一体と なった 車両と いったら わかるだら。てんじょうの 煙突から けむりを はいて、蒸気 機関車と おんなじ サウンドを たてて はしったのかな。この 車両は はしる ことが できんので、走行 シーンを みれんのが かえすがえすも 残念だ。当時の 映像は のこっとらんのか?

なお、この 蒸気動車は、1913年製で、1943年まで 関西本線などで 運転された。

名古屋の新名所「リニア・鉄道館」オープン - [鉄道] All About


3.「オロネ10」 1等 寝台車

こんどは 客車だ。蒸気 機関車や 電気 機関車に ひっぱって もらう やつだ。

110316-30 リニア・鉄道館 オロネ10
オロネ10

110316-31 リニア・鉄道館 オロネ10 説明 がき その1
オロネ10 説明 がき


【オロネ10 形式 客車】

1955年から 製作された 10系 客車 グループの 1等 寝台車 (現在の A寝台車)。

この 客車は ヨーロッパの 客車を 参考に した 設計に より 徹底的した 軽量化を 達成。機関車などへの 負担 軽減、輸送力 軽減が 実現した。ヨーロッパ調の 車体 デザインや 客車で はじめて 採用した 空気 ばね つき 台車の 快適な のりごこちも 好評だった。

〔車号=オロネ10 27、製造年=1960年、製造所=日立製作所、定員=28名 (寝台)、全長=20500mm、自重=32.5t〕

110316-32 リニア・鉄道館 オロネ10 説明 がき その2
オロネ10 図解

いっかい 寝台車にも のって みたいと おもった。

4.「オハ35」 3等 客車

こんども 客車だ。

110316-24 リニア・鉄道館 オハ35 車内
オハ35 車内

貫通 とびらから みえる 車内、いい かんじだね。

110316-25 リニア・鉄道館 オハ35 説明 がき その1
オハ35 説明 がき


【オハ35 形式 客車】

戦前、戦後に 製作された 3等 客車で、国鉄 鋼製 客車の 標準 スタイルを 確立した 車両。

1939年から 1949年までの あいだに 1,308両が 製作された。ガラスの 製造 技術の 進歩に よって 1000mm はばの おおまどを 安価に 3等 客車で 使用する ことが できる ように なった もので、あかるい 室内は 評判と なった。

〔車号=オハ35 206、製造年=1941年、製造所=日本車両製造、定員=88名、全長=20000mm、自重=31.15t〕

110316-29 リニア・鉄道館 オハ35 説明 がき その2
オハ35 図解

5.「オヤ31」 建築 限界 測定車

つぎは はたらく 「電車」だ。いまは ねた 状態だけど、車両に はりめぐらされた 「はり」を たてて はしらせる ことで、線路に じゃまな もんが とびだしとやへんか どうかを たしかめて まわるって いう 寸法だ。

110316-26 リニア・鉄道館 オヤ31
オヤ31

なんかに あたったら 「オヤ?」って おもうだね(^_^;)

110316-27 リニア・鉄道館 オヤ31 説明 がき その1
オヤ31 説明 がき


【オヤ31 形式 建築 限界 測定車】

建築 限界 測定車は 車体の 周囲に 接触式の センサーを 搭載し、走行しながら 建築物の 支障 確認が できる 構造と なっとる。

あらたに 線路を 布設した ときなどに 使用した この 車両は、1959年に スハ32 形式 客車からの 改造に よって 誕生した。

〔車号=オヤ31 12、製造年=1937年、製造所=田中車両工場 (現 近畿車両)、全長=20060mm、自重=31.9t〕

110316-28 リニア・鉄道館 オヤ31 説明 がき その2
オヤ31 図解

6.「モハ52」 京阪神間 流線形 電車

こいつは 国鉄と しては 異色の 「流星号」だ。

110316-47 リニア・鉄道館 モハ52
110316-51 リニア・鉄道館 モハ52 よこ
モハ52 (2枚とも)

流線形に なった 先頭部から あしもとを おおった スカートまで、一体に なった 外観が かっこいいね。

110316-48 リニア・鉄道館 モハ52 説明 がき その1
モハ52 説明 がき


【モハ52 形式 電車】 最高 速度 95km/h

〔流線形 デザインで 一世を ふうび〕

京阪神間の 急行用と して 1936年から 1937年に かけて 12両 製造された 電車の 先頭車。

車体は 当時の 世界的な 流行と なっとった 流線形 デザインを 採用し 「流電 (りゅうでん)」の 愛称でも したしまれた。あかるい ツートンカラー、固定 編成での 運転も、それまでの 国鉄 (当時 鉄道省) 電車の 常識を くつがえす ものと して おおきな 話題と なった。晩年は 飯田線で つかっとった。

〔車号=モハ52004、製造年=1937年、製造所=川崎車両、定員=134名、全長=20000mm、自重=47.9t〕

110316-49 リニア・鉄道館 モハ52 説明 がき その2
110316-50 リニア・鉄道館 モハ52 説明 がき その3
モハ52 図解 (2枚とも)

7.「C62」 狭軌 最速 SL 129km/h

迫力の 蒸気 機関車だ。「C62」の 「C」は アルファベットの 3番めって ことで、動輪が かたがわに 3こ ある ことを あらわす。D51なら 動輪は 4こって ことだ。

110316-52 リニア・鉄道館 C62
C62

動輪の 直径は 1750ミリも あって、蒸気 機関車に よる 狭軌 区間での 世界 最高速 129km/hを ほこる。

110316-53 リニア・鉄道館 C62 説明 がき その1
C62 説明 がき


【C62 形式 蒸気 機関車】 最高 記録 129km/h

〔世界 最高 速度を 記録した 最大、最速の おおがた 蒸気 機関車〕

急行、特急用と して 製作された にほんで 最大、最速の 旅客用 おおがた 蒸気 機関車。

既存の D52 形式 蒸気 機関車の ボイラーを 流用して 1948年から 総計 49両が 誕生。東海道本線の 特急 「つばめ」、「はと」などの けん引に 使用した。この 展示 車両 (17号機)は 1954年の 木曽川きょうりょうの 強度 試験で 129km/hを 記録。これは 狭軌に おける 蒸気 機関車の 世界 記録に なっとる。

〔車号=C62 17、製造年=1948年、製造所=日立製作所、全長=21475mm、自重=97.75t〕

110316-54 リニア・鉄道館 C62 説明 がき その2
110316-55 リニア・鉄道館 C62 説明 がき その3
C62 図解 (2枚とも)

8.「117系」 新快速

最後は 117系。おれも まだ さいきんに のった ことが あるだけど、つつみこまれる ような かんじの ある やさしい 電車だ。

110316-22 リニア・鉄道館 117系 新快速
117系 新快速

こいつは そとに おいて あり、なかで べんとうを たべても いい ことに なっとった。


国鉄117系電車 - Wikipedia

117系京阪神地区の 新快速と して、並行 私鉄に 対抗できる 客室 設備を そなえた 車両として設計された。新造 開始後には、あらたに 「シティライナー」と いう 愛称が あたえられた。

さらに、1982年には 「東海ライナー」と いう 愛称で 名古屋 地区にも 投入されとる。

(さんこう)
ちょっと むかしの 電車 - あきひこ ゆめてつどう|2009-09-04


ひととおり 車両を みおえて 2階で ひといき。

110316-107 リニア鉄道館 2階から 110316-56 リニア・鉄道館 2階から
2階から みた 会場の ようす (2枚とも)

1階に もどって、いろんな 新幹線 車両を みながら でぐちに むかう。

110316-58 リニア・鉄道館 標準軌 110316-57 リニア・鉄道館 狭軌
軌間 1435ミリの 標準軌 (ひだり)と 軌間 1067ミリの 狭軌 (みぎ)

でぐちを でた とこに 売店 あり。もちろん モハ1の ピンバッヂも かったさ。

おみやげの しなじな
110316-60 リニア・鉄道館の おみやげ 110316-108 モハ1の ピンバッヂ 110316-109 あんじょう キーホルダー
「リニア・鉄道館 おまんじゅう」
超伝導リニア クランチチョコ」
「モハ1 ピンバッヂ」
「あんじょう キーホルダー」

鉄道 車両の ことは あんまり よく しらん おれだけど、リニア・鉄道館、けっこう たのしめたよ(^_^)



(さんこう)