にほんが ひとつに なる よろこび 〜4月 29日を おもいだして〜

東北新幹線の 全面 復旧で、歴史上 はじめて 鹿児島中央から 新青森までの 2,000.8キロが つながった 4月 29日、テレビの ニュースで 沿線の あちこちで たくさんの ひとたちが 新幹線に てを ふる すがたを うつしだしとっただけど、これを みて おれも おもわず こころが あつく なった もんだ。


東北新幹線からの のりいれが 復活した 秋田新幹線の 沿線でも そんな すがたが みれただけど、じつは しかけにんが おっただげな。



しかけにん

秋田市の 公務員 泉谷衆さん 38才。



しかけ

4月 29日の 秋田新幹線 くだり いちばん 列車 こまち 115号に、ふうせんや のぼりばた、ポンポンなどを てに おもいおもいの スタイルで 歓迎する よう、ツイッターで 提案。

列車内では 車掌が この イベントを 紹介して、「沿線の ひとたちが てを ふって くれたら、てを ふりかえそまい」と アナウンス。



当日の ようす

角館駅を でて まもなくの 大仙市 長野の 鉄橋 付近では、中仙観光協会の 会員や 一般の 市民ら 50人 ほどが おかえりなさいと てを ふった。

しかけにんは 午前 10時 2分 盛岡 発の この 列車に 乗車して、デッキから 沿線で てを ふる ひとたちを カメラに おさめ、「ひとりで タオルを ふる おとこの こや 自宅の まえで てを ふる ご老人など、沿線の あちこちで 400人 以上もの ひとが 参加して くれた。個々人が それぞれの きもちを あらわして くれた ことに 感激した。やさしさ あふれた メッセージが つたわって 大成功だった」と はなした。

車掌の アナウンスに うながされた 乗客も てを ふりかえし、列車内は なごやかな ふんいきに なった。

中仙観光協会 事務局長の 柴田真希亜さん 44才=「これで日本が、地域が元気になる」

5才の めいを かたぐるまして 応援した 大仙市 大曲の 最上谷友宏さん 38才=「にほんの レールが ふたたび ひとつに つながった 瞬間ですね」



ツイッターに よせられた プロジェクト 関連の つぶやき

「参加して よかった」

「すてきな 企画を ありがとう」

「とおく 神奈川より てを ふります」

「ツイッターで てを ふっとる。こころの わが ひとつに つながった」


そん ときの ようすを おもいだして、あらためて こころが あつく なったね。


まんだ つながっとらん 在来線が 500キロ ちかく あるけど、はやく 全線 復旧して また にほんじん みんなで よろこびたいな。




(ねたもと)

(さんこう)